地方公務員ブロガー 納 翔一郎~富田林INFORMATION×WORK×LIFE~

地方公務員のこと、富田林市のこと、公務員本の読書記録などを書くブログです。

【報告】第1回南河内公務員LT交流会を開催しました!

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昨年末に南河内の若手公務員で「MIRAI-HUB」というチームを組み、「第1回南河内公務員LT交流会」を開催しました。
MIRAI-HUBを結成して初の交流イベントです。

交流会はMIRAI-HUBのメンバー込みで合計47名、夜の懇親会も39名と想像以上に多くの参加者が集まりました。
南河内の地方公務員が半数以上を締め、一番遠方からは茨城県神栖市からの参加がありました。
本当にありがとうございました。

「予定が合わなくて参加できない!」
「また次回是非呼んで!」

このような声もありがたいことに多くありましたので、今回は、令和2年2月1日に開催した「第1回南河内公務員LT交流会」について、ご報告します。
主催者目線でのレポートとなるので、ご了承ください。

MIRAI-HUBとは?

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MIRAI-HUBは、「どうせなら、楽しく、前向きに」を大阪の南河内をキーワードに集まった若手公務員のチームです。

南河内の公務員は元気がないなー!」
「みんな一歩踏み出したらちょっと盛り上がるんじゃないかなー!」

南河内の地方公務員の熱量を上げることで、地域をもっと楽しく活発にしたいという想いから、活動を始めました。
富田林市、大阪狭山市河内長野市、そして、神戸市の全員20歳代の地方公務員で構成されています。

MIRAI-HUBについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

naya0708.hatenablog.com

第1回南河内公務員LT交流会の開会

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最初は、MIRAI-HUBのメンバーからオープニングトークをさせていただきました。
自己紹介、MIRAI-HUBの活動方針、そして、「MIRAI-HUB」の本当の意味、イベントのスケジュールです。

MIRAI-HUBの本当の意味は、実は今回初めて語る部分でした。
今後もブログ等で文章にはせずに、参加者限定でじわじわとお伝えしていこうと思います。
実は、私たちの深い想いと意図があるので、またMIRAI-HUB主催のイベントに参加して、是非聞いてください。

スペシャルゲスト:神戸市つなぐ課 長井 氏

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最初に特別講演として、スペシャルゲストに神戸市つなぐ課特命係長の長井さんにお話をしていただきました。
「地域へ飛び出す、地域とつながる〜自治体職員のこれから〜」というテーマです。
約40分という時間でしたが、本当にあっという間のお話でした。

まずは、長井さんのことを知りましょう。
長井さんは、以下の肩書を持つすごい公務員です。

上記に加えて、「地方公務員がすごい!と思う地方公務員アワード2019」を受賞された、本当にすごい公務員です。

forbesjapan.com

今回のお話の趣旨としては、『様々な活動やSNSでの発信を通じて「何をしているかわからない人」と言われよう!そして、公務員でも面白いことや自分がやりたいことをどんどんできるようになる「自己プロデュース」』のお話でした。

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実は、長井さんはまだ4部署目です。
最初は生活保護ケースワーカー、その次は給与・人事評価担当という形で、特に地域と関わることもなく過ごされていたそうです。
ターニングポイントとして、オープンデータをはじめICTを活用した地域課題解決担当になったことから、今の全てが始まったとのお話でした。

実は、当時の苦手分野が「システム関連」だった長井さんですが、「考えるより、とにかくやってみよう」を心がけたことで、知見と仲間が集まったとのことです。
この「とにかくやってみよう」って、頭で理解はしているけど出来ない人が意外と多くて、本当に大切なことだと思います。

その後は、ハイライトとなる経験を紹介していただきました。

japan.cnet.com

これからの活動を振り返ると、Facebookとの出会いが非常に大きいものがあったそうです。

様々なお話があった中でも、私の特に印象に残ったお話は、「情報格差」のお話です。
SNSに対して投稿することに躊躇する人が多い中で、Facebookなどをやっていない人も多くいます。
FacebookなどのSNSを「一つの情報収集手段」として活用しないと、「SNS利用者」と「SNS未利用者」では、保有する情報が大きく異なるというものです。

情報が簡単に取れるようになった社会だからこそ起きうる問題であり、課題です。
SNSをやっていない人は、今すぐにでもアカウントの取得を始めてみてはいかがでしょうか?

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そして、まとめのお話は、私にとって共感と感動の嵐でした。
箇条書きで紹介します。

  • 自分で枠や限界を決めていないか
  • 何をするかも重要だが、誰とするかはもっと重要
  • 「できる」「できない」ではなく、「やるか」「やらないか」
  • 動いていないとチャンスは巡ってこない
  • 仲間を集めて面白そうなことにチャレンジ
  • 楽しそうに働くことの大切さ
  • 日々面白いことを考える習慣 など

上記以外にも素敵なワードがたくさんありましたが、書ききれません。

今回の長井さんのお話で知ったことは、長井さんも元々は同じように普通に淡々と仕事をこなしていた人でしたが、とある「転機」で活動的になった人ということでした。
最初から「スーパー公務員」なのかなと思っていたので、意外でした。
「転機」があるかないかで、ここまで大きく変わるものなんですね。

人によって、「転機」は異なります。
MIRAI-HUBの活動が、多くの人の「転機」になれば、または「転機のきっかけ」になれば良いなと思いました。
また、「転機」を逃さずにしっかりとチャンスに変えれるよう、日頃から準備もしたいと思います。
本当にとても響くお話でした。

ゲストスピーカーによるLT

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南河内以外の地方公務員3名をご招待し、今まで取り組んできたことや一歩踏み出した時のエピソードを1人5分でご紹介していただきました。
参加者に、何かヒントや刺激を見つけてもらえたらという想いを込めています。

貝塚市 八野 氏

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最初のゲストは八野さんです。
泉州オフサイトEGG「せんたま」の人です。

実は、私がMIRAI-HUBのような活動を始めようと思ったきっかけは、「せんたま」が大きな存在でした。
「それぞれのエリアで盛り上げていければ、南大阪が一気に元気になりそうだ!」と心の中で感じたことが全ての始まりだったのを思い出しました。
今では月刊誌『ガバナンス』へ掲載されるなどの活躍を見せています。

八野さんからは、いろんな活動へ飛び出したきっかけやその活動の様子をご紹介していただきました。
ちゃんと「よんなな会」の話を入れてくるあたりが「さすがだな!」と思いました。

naya0708.hatenablog.com

八野さんからのメッセージは、とても素敵なお言葉でした。

「役所の外には面白い出会いや可能性がいっぱい」
「一歩だけ踏み出してみれば、二歩目以降はついてくる」

自分はなぜ公務員になったのかを改めて考えさせてもらえました。
「毎日大変なこともたくさんありますが、みんなでチャレンジしていきましょう!」と締めた八野さんのお話に、共感した人も非常に多いのだろうと感じました。
そして、所々に山形市の後藤さんの言葉を入れているあたりもさすがでした。

naya0708.hatenablog.com

大阪市天王寺区 山中 氏

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次に大阪市の山中さんからお話をしていただきました。
今回は、スピーカーであると同時に、イベントカメラマンもお願いしました。
山中さんは、写真も非常に上手なお方なんです。

持ちネタ?の自己紹介から始まり、いろいろな取り組みの紹介をしていただきました。

山中さんは、趣味や特技を活かした取り組みを日頃から行われています。
また、デザイン力もすごい人なので、PowerPointのスライドもかなり見やすくかっこ良かったです。

山中さんも最後のメッセージが最高過ぎました。

「スーパー公務員になれなくても、意識高い系公務員になれなくても、それはそれでいいじゃない」

山中さんの人柄の素晴らしさも出ましたが、このメッセージは公務員として働く上でとても大切な考えだと思います。
組織である以上、全員がスーパー公務員になるのは限りなく難しいです。
しかし、そうでなくても出来ることはあるし、自分の「趣味」や「好き」が誰かの役に立つかもというお話でした。
「いきなり無理に何かを始めなくても、自分の好きなことから追求してもいいんじゃない?」「もっと緩やかに公私のグラデーションを楽しもうよ」という素敵な締めでした。

柏原市 舩冨 氏

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ゲストスピーカーの最後は、舩冨さんです。
舩冨さんは「をかしわらマルシェ」の代表です。
毎月第2日曜日に、柏原の「いとをかし」なヒト・モノ・コトが集うマルシェイベントを2018年7月から始めて、地域の最前線で活動しています。
「をかしわらマルシェ」を始めたきっかけ話や実際に始めてみたエピソードなどをリアルにお話していただきました。

wokashiwara.com

舩冨さんも長井さんと同じく、些細な転機があって活動的になった人です。
転機を得た結果、今までは現場よりも事務仕事大好き公務員だったのが、今や地域に飛び出すのが大好きな公務員へとなりました。

地域へ飛び出す一番簡単な始め方として、「地域イベントに参加してみる」というお話がありました。
これは、実は地方公務員にとってはとても重要なことです。

多くの人が感じているかもしれませんが、意外と地域イベントに地方公務員は参加していません。
しかし、地域イベントに参加することで、市民との繋がりから地域の情報や困っていることなどを聞くことが出来て、活動に繋がっていきます。
もしかしたら、その中から自分がやりたいことが見つかってくるかもしれません。
「地域と付き合うこと」の本質を改めて考えさせてもらった良いお話でした。

地域スピーカーによるLT

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南河内の若手地方公務員3名に1人5分ずつお話をしていただきました。
スピーカーは、富田林市の井関さん、大阪狭山市の梶田さん、そして、河内長野市の木下さんです。
なんと、全員若手職員で、入庁1年目か2年目の職員です。

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それぞれの皆さんには共通のお題として「市役所に入ってみての心境の変化やこれからやってみたいこと」について、お話していただきました。
若手職員ほどなかなか人前で話す機会がないので、そのような若手職員の想いを知ってもらい、また、参加者に「初心」を改めて思い出してもらうためにも若手職員に話してもらえたらと思い、今回実施しました。

これからはやりたいことがある職員が活躍できるように時間の確保や活動の場を作りたいと語る井関さん、さやま未来プランナーの活動からの繋がりの力などからかっこいい公務員を目指す梶田さん、「なんでもやってみたい!」とオールラウンダーになれることが公務員の魅力と語る木下さんでした。

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最後の木下さんから、本当に大切なことをお話していただきました。

「入庁時、疑問に思ったことを忘れない」

今回、地域スピーカーの3名にお話してもらった意味として、先ほどもお話しした通り「初心を忘れないでほしい、思い出してほしい。」ということを参加者に感じてほしいなと思っていました。
木下さんは、この「疑問」を忘れることなく、悪い習慣は「そういうものだ」と飲み込むことないようにしたいと素晴らしい締めをしてくださいました。

つまり「前例踏襲主義の打破」や「組織に染まり切らない」ということでしょう。
このような若手職員が増えていくと、組織の風土もきっと変わってくるのだろうなと私自身も強く感じています。
少なくとも今回参加した約50名の皆さんには、響いた言葉だったのではないでしょうか?
若手職員が発する言葉だからこその重みと意味があったように感じました。

名刺交換会

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私たちは「いきなり名刺交換会と言われても、、、。」という人もいるかと考えました。
そこで、MIRAI-HUBメンバーの発案の元、「猛獣狩りに行こうよ」を模倣したゲームでグループを作りながら名刺交換会をスタートさせました。
笛を吹いた回数の人数でグループを作っていくものです。

その結果、大いに盛り上がっていただき、最終的には司会の言うことを全然聞かないという素晴らしい現象が起きました。
名刺交換会はこれくらいがちょうど良いと思います。
アナウンスを全然聞いてもらえないのは少し寂しかったですが、嬉しさもありました。
今後のイベントでも、名刺交換会は工夫をしていければなと思います。

閉会

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最後に私から一言ご挨拶をさせていただきました。
今回、参加者の立場は様々だと思いますが、新しい発見やヒント、繋がりを何か得てもらえたらとても嬉しく思います。
私は「ヒトとヒトとの繋がりが、新しい繋がりを生んで、熱量へ繋がる。公務員が熱量を持つことで、地域は元気になる。」といつも言っています。
南河内はまだまだ高いポテンシャルを秘めているので、今回のイベントをきっかけに、「最近南河内が熱いらしい!」と言われるようになったら良いなと願っています。

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そして、最後に参加者で集合写真を撮りました。
MIRAI-HUBの「Mポーズ」を全員でして、一体感を出してみました。
皆さま本当にありがとうございました。

本イベントを通じて私が感じたこと

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まずは、本当に多くの方に支えられて本イベントが成立したと強く実感しています。
ご参加いただいた皆さま、ご協力いただいた皆さま、そして、日頃から応援していただいている皆さま、本当にありがとうございました。

改めて今回のイベントを通じて、南河内の公務員のポテンシャルはとても高いじゃないかと感じました。
この交流会をきっかけに「何か一緒に楽しいことが出来る仲間が増えていけばいいなー!」くらいのゆるい感じで思っていましたが、とてつもない熱量を感じることが出来て、「いや、南河内の公務員って、めちゃくちゃ高いポテンシャル持ってるじゃん!」と思いました。
まだまだ表舞台に出てきていない面白い公務員が眠っている、それが南河内です。
今後が非常に楽しみです。

そして、「南河内を良くしていきたい!」「南河内の地方公務員を元気にしたい!」という想いは今後も変わりません。
これからも、南河内の地方公務員の最初の一歩を踏み出す応援が出来て、何かしら仕掛けていけるチームでありたいなと思います。
そして、まずは私たちメンバー自身も楽しめるように、継続して取り組んでいきます。
引き続き、皆さまの応援とお力添えをよろしくお願い致します。

まとめ

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今回は、令和2年2月1日に開催した「第1回南河内公務員LT交流会」について、ご報告しました。

イベント実施にあたり、南河内の地方公務員や住民の方々をはじめ、全国の公務員仲間から多くの激励のお言葉をいただきました。
本当にありがとうございます。

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改めまして、多くの人に支えられながら実施できたイベントだと実感しております。
第1回南河内公務員LT交流会でも、当日にたくさんの方に運営のお手伝いをしていただきました。
机と椅子を参加者全員で片付けて、予想以上に早く終わってしまった時には「さすが公務員」とも思いました。
また、写真は大阪市天王寺区の山中さん全面協力です。
みんなで一つのイベントを作れたことに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

MIRAI-HUBの活動を通じて、何か一歩踏み出すきっかけになったり、少しでも刺激や学びを得てもらえたら嬉しいです。
今後も継続して、ゆるく楽しく頑張れたらと思っていますので、引き続きMIRAI-HUBをよろしくお願いします。

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また、今回は参加費の余剰金を全額「令和元年台風第19号」の災害義援金として、日本赤十字社を通じて、寄附をさせていただきました。
些細なものかもしれませんが、自分たちに出来ることは取り組みたいと思い、メンバー一同で決めたことです。
被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

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