地方公務員の皆さんは、日頃どのようにして仕事に関する情報を集めていますか?
SNSやニュース記事、専門誌などで多くの先進事例や働く上で必要な情報を得ている地方公務員は多いでしょう。
そのような中で、私は以下のようなことをよく聞かれます。
「納くんは、どうやって情報を仕入れているの?」
「何をみているか教えてほしい!」
私自身は、本当に様々な方法で情報のインプットをしています。
私の情報のインプット術については、別の記事で細かく触れます。
多くの情報インプット術の中でも、特に皆さんへおススメしたい「地方公務員」や「自治体」に特化したWEBサイトがいくつかあります。
これらのWEBサイトの情報をチェックすることで、先進事例や考え方、取り組みの視点などの情報を私は得ています。
では、それはどのようなサイトでしょうか?
今回は、私が地方公務員の皆さまにおススメしたい3つのWEBサイトについて、ご紹介します。
地方自治体を応援するメディア「Heroes of Local Government」
まず始めにおススメしたいWEBサイトは、地方自治体を応援するメディア「Heroes of Local Government」、通称「HOLG(ホルグ)」です。
HOLGは、各方面で活躍する公務員などのインタビュー記事やオリジナルのコラム記事、レポート記事が多く掲載されています。
特に、インタビュー記事は、取材対象者に関する先進事例や体験談、考え方などの内容が盛りだくさんに詰め込まれているので、とても勉強になります。
更に、コラムなどの他記事でも、地方公務員には役に立つ情報が満載です。
また、毎年夏前には「地方公務員アワード」も同サイトにて開催されています。
全国の地方公務員がすごいと思う地方公務員が「他薦」により選ばれています。
私も将来的な一つの目標として、是非このアワードに受賞されてみたいと思っています。
更に、HOLGは「地方公務員オンラインサロン」というオンラインコミュニティも運営しています。
月額1,800円は必要ですが、現在は300名を超える会員数となっています。
オンラインセミナーやオンライン飲み会、また、Facebookページを軸とした全国の地方公務員との交流など、「本当に月1,800円でいいの!?」と思わせてくれるだけの価値があります。
是非皆さんも一緒に自己研鑽をしてみませんか?
自治体通信ONLINE
次におススメしたいWEBサイトは、「自治体通信」です。
首長などの理事者や議員が主なターゲットとなっており、「自治体経営」を意識した記事が多いです。
自治体通信のホームページにも、下記のように書かれています。
経営感覚をもって課題解決に取り組む自治体とそれをサポートする民間企業を紹介する情報誌です。先進自治体の具体的な取り組みをはじめ、自治体経営に役立つ情報をお届けします。
しかし、自治体経営目線だけではありません。
地域別や課題別でのケーススタディ記事も多くあります。
そのため、流し読みをするだけでも、かなりの勉強になります。
「自分の引き出しを増やす」という意味でも、一読に価値のあるものだと思います。
また、民間企業の取り組みも多く紹介されていることも特徴です。
民間企業の事例で「あ、そんな方法もあるんだ」と知ることで、地方公務員としての働き方も変わっていくことができるでしょう。
ジチタイワークス
最後におススメしたいWEBサイトは、「ジチタイワークス」です。
先ほどの自治体通信が、「首長などの理事者や議員」が主なターゲットに対し、ジチタイワークスは「現場の地方公務員」が主なターゲットというような印象を受けました。
記事には、業務を遂行する上でのヒントなどがたくさん詰め込まれています。
ジチタイワークスのホームページにも、下記のように書かれています。
自治体運営における業務改善のヒントの提供や、自治体向けに事業を展開したい民間企業をサポートするために運営されている冊子です。
この中で書かれている通り、「ジチタイワークス」は、基本的に「冊子」です。
読者のアンケートで「いつでも過去の記事を読めるようにしてほしい」、「スマホなどでも読めるようにしてほしい」という要望が多くあったことから、WEBサイトを開設されたそうです。
読者のアンケートも反映しながら、常に新しい形を進むジチタイワークスの今後が楽しみです。
まとめ
今回は、私が地方公務員の皆さまにおススメしたい3つのWEBサイトについて、ご紹介しました。
WEBサイトによって目線は異なりますが、先進事例や考え方、取り組みの視点などを知るにはとても良いWEBサイトばかりです。
いきなり読むには難しい内容があるかもしれません。
最初は、きちんと読まずに流し読みでも全然大丈夫です。
頭の片隅に「あぁ、そういえばそんな記事があったな。」という、引き出しを増やすくらいのつもりから始めてみましょう。
そして、「そういえばあのサイトで見た気がする」とぼんやり思い出すことが出来れば良いです。
いずれのWEBサイトも、隙間時間に簡単に読むことができます。
是非皆さんも、頭の情報の引き出しを増やすためにも、これらのWEBサイトを見てみてください。
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