「どうしてそこまで文章書けるの?」
「どうやったら文章書けるようになるの?」
地方公務員ブロガーや実名Twitterを行なっていると、上記のことを聞かれるようになりました。
しかし、私は元々、文章を書くことがとても苦手でした。
昨年より実践している様々な意識や取り組みを踏まえて、今の自分がいると思っています。
では、私はどのようなことを意識して取り組んでいるのでしょうか?
今回は、私が「文章」を書くときに意識していることについて、ご紹介します。
なお、概要版はこちらの記事にも書いています。
文章の基礎的なポイントを理解する!
文章を書き始める前に、文章を書くための基礎的なポイントを理解しておきましょう。
「文章を書く」ことは、人によって様々な観点があります。
以下の内容は、私が考えるものとして、ご参考にご紹介します。
「あなたはなぜ文章を書くのか?」
まずは、あなたがなぜその文章を書くのかを確認しましょう。
例えば、以下のようなことです。
- 誰が誰に書くのか?
- 何を書くのか?
- 何のために書くのか?
- どのように書くのか?
つまり、文章を書くにあたり、「軸」をしっかり持つということです。
「軸」がなく、訳がわからないまま書く文章は、実際に読んでも訳がわかりません。
文章を書く「軸」をしっかり持つだけでも、言いたいことも伝わることがあります。
「あなたはなぜ文章を書くのか?」を、まずはしっかり考えてみてください。
重要な4つのポイント!
文章を書くための「軸」を確立させることが出来れば、次は文章を書き進めるための重要なポイントを確認してみましょう。
文章を書き進める中でも、特に重要となる4つのポイントがあります。
- 何を伝えたいか?
- 読みやすいか?
- わかりやすいか?
- 信頼があるか?
まず「何を伝えたいか?」は、誰に何を届けたいかということです。
相手の顔をしっかりとイメージして書くことで、雰囲気だけでも良い文章になっていきます。
どのような「文章」においても、この点は必要なポイントとなります。
次に「読みやすいか?」は、スムーズに読めるかということです。
例えば、段落、余白、フォント、サイズの「見栄えの読みやすさ」や、音の感じ、リズムの「語感の読みやすさ」があります。
このあたりは、少し技術的な部分になるので割愛しますが、「新しい文章の教室」という本がとても参考になるので、是非ご覧ください。
次に「わかりやすいか?」は、一度で内容が頭に入るかということです。
例えば、構成、文法、例示の「技術的なわかりやすさ」や言語化による「共感のわかりやすさ」があります。
たまに「何回読んでも理解出来ない文章」と出会ったりしませんか?
つまりは、そのような文章を避けるためのものです。
最後に、「信頼があるか?」は、納得感があるかということです。
簡単に言えば、理論や証拠が示すことが出来ているのかということです。
特に、数字を入れて文章を書くと、比較的信頼感は得やすいものになるかと思います。
納得感がある文章であれば、わかりやすく読みやすい文章へと繋がります。
そのため、理論や証拠が示すことができるものは、積極的に示すようにしてみましょう。
私が書く力を向上させるために、特に意識して取り組んでいることとは?
私は、書く力を向上させるために、特に意識して取り組んでいることがあります。
それは、「客観的な視点」を醸成することです。
簡単に言えば、以下のようなことを行っています。
- 自分の文章を客観的に見る!
- 自分の発言を客観的に聞く!
例えば「仕事」では、自分が作成した文書や資料を他人が作成したものと思って読むこと、「プライベート」では、自分のSNSの投稿を他人の投稿と思って読むことです。
そして「全般的」には、自分の発言を相手に言われたと思い、受け止めてみることです。
つまり、根本的に必要な考え方として、「自分の文章や言葉が、相手にどのようにして伝わっているか?」ということを意識して、日々過ごすことを心がけています。
この意識をすることで、「他人目線」を養うトレーニングになります。
「どのように伝わっているのか?」や「どう思われているのか?」などを、感覚的に鍛えることに繋がります。
このトレーニングは、書く力の向上をはじめ、様々な面での成長に寄与するでしょう。
誰にでも出来ることなので、是非挑戦してみてください。
「書く力」を伸ばすために、私が実践していることとは?
私は、「書く力」を伸ばすために実践している3つのことがあります。
その内容について、簡単にご紹介します。
SNS
私は、実名でFacebook、Twitter、Instagramを運用しています。
その中でもTwitterは、とても良い練習ツールです。
Twitterは、140文字の制限があります。
この文字数制限の中で、「どのようにして伝えるか?」を常に考えて投稿するようにしています。
ブログ
本ブログを継続して書き続けることで、書く力が養われている実感があります。
日頃から文章構成などを考えながら書くため、「どのようなストーリーで書くと伝わるか?」を常に考える思考になっています。
まだまだ修行中の身ですので、引き続き精進します。
読書
読書は、「書く力」を養うことにとって、最強の手法だと考えています。
様々な人が書いた本を読むことで、様々な文章術や言い回し、表現方法を学ぶことが出来ます。
また、書く力を技術的に養うための本も多く出版されています。
以下の本は特におすすめなので、是非ご参考にしてください。
是非皆さんに実践してほしい「書く練習」!
私は、皆様に是非実践してほしい「書く練習」があります。
それは、参加したイベントや勉強会などの感想を書くことです。
つまり「レビュー」を、自身のSNSなどを通じて「文章」で発信してみてほしいです。
このレビューを書くことで、参加したイベントや勉強会で学んだ知識や気付きなどの整理と復習に繋がります。
また、レビュー投稿は、イベント主催者にも喜んでもらうことが出来ます。
イベント主催者にとっては、次へのモチベーションやイベントのブラッシュアップに繋がるため、レビューは非常に重要なものとなります。
学んだことや気付きをより深い「インプット」に繋げるためにも、レビューの投稿を是非実践してみてください。
まとめ
今回は、私が「文章」を書くときに意識していることについて、ご紹介しました。
「文章を書く」ということに対して、何が正解で何が間違いというものはありません。
一番大切なことは、本当に届けたい相手に「伝わる」ことです。
他の記事でもご紹介していますが、「伝える」と「伝わる」は違います。
「書くこと」だけで満足せずに、しっかり「相手に伝わって」こその「文章」だと思います。
是非皆さんも、些細なところから少しずつ意識を変えてみませんか?
一緒に「書く力」を向上させて、わかりやすい世の中にしていきましょう。
◇Twitterのフォローも是非お願いします!