「なぜそこまでアクティブに動けるのですか?」
「納さんを突き動かすものはなにですか?」
最近、様々な場で自分のお話をする機会をいただき、このような質問が増えてきました。
この質問に対する答えとして、地方公務員になってから10年以上ずっと大切にしている「行動理念」について、お話しています。
私の「行動理念」は、何が起きても今まで全くブレていません。
軸をブレずに貫くことで、今の私の「行動力」や「発信力」に繋がっていると思っています。
では、それはどのようなものなのでしょうか?
今回は、10年以上ブレない行動軸として、私が大切にしている「行動理念」について、ご紹介します。
10年以上ブレない私の「行動理念」とは?
早速、10年以上ブレていない私の「行動理念」について、お話します。
▼行動理念
繋がりが新たな繋がりを生んで、そこから熱量が生まれる。公務員に熱量が生まれることで、地域に活力が生まれる。
この「行動理念」を一言で言えば、「繋がりの連鎖の可能性を追求すること」です。
繋がりが一つ生まれることで、その一つの繋がりから派生的に新しい繋がりが生まれます。
繋がりの形は、公務員同士や市民、民間企業など、様々なものがあります。
この「繋がりの連鎖」から、新しい刺激や情報共有、意見交換、ノウハウの共有などが生まれて、公務員として働くことに対する「熱量」が生まれます。
そして、公務員に「熱量」が生まれることで、仕事のモチベーションの高まりや地域への飛び出しへと繋がるかもしれません。
「熱量」を通じて、具体的な「行動」へと変化していくという考えです。
その結果、地域に対する「活力」へ繋がるというものです。
私が「繋がり」に対して感じている課題とは?
先ほどの行動理念でもお話したとおり、私は「繋がり」をとても大切にしています。
ここでは、私が「繋がり」に対して感じている課題について、ご紹介します。
「繋がり」の価値を知らない人が多い!
まずは、「繋がり」の価値を知らない人が多いことです。
ここでは、地方公務員同士の繋がりを例に、考えてみましょう。
地方公務員は、他自治体の地方公務員と繋がる価値を知らない人が多いです。
正確に言えば、「気付いていない」人が多いという感覚です。
日々の業務が忙しかったり、休日は趣味・家族との時間が重視されることも一因でしょう。
このような現状から、まだまだ「繋がり」に対して希薄のように感じています。
しかし公務員は、全国に約330万人います。
地方公務員だけでも、約270万人います。
みなさんは、全国各地に地方公務員仲間がいることに、大きな可能性を感じませんか?
私は、この大きな可能性が、将来的に社会全体を良くするものだと信じて行動しています。
地方公務員同士の繋がりを広げていくための最初の一歩として、私は「地方公務員オンラインサロン」をおすすめします。
「地方公務員オンラインサロン」は、会員限定のクローズな公務員コミュニティです。
新人職員からベテラン職員まで幅広い年齢層が参加しており、肩書きを気にする人が少ない気軽にオンラインセミナーと公務員同士の交流を楽しむことができます。
このような場に一度参加してみることで、次の一歩に進むことができるかもしれません。
身近な「繋がり」を大切にしてほしい!
次は、身近な「繋がり」を大切にしてほしいことです。
私は、大阪府内や近畿圏内で開催される交流イベントに参加しても、富田林市を含む南河内地区の地方公務員を見たことがほとんどありません。
他の地区からは何人も参加しているようなイベントであったとしても、南河内地区の地方公務員は私一人のことが多く、この現状を強い課題に感じていました。
このような経験から、私は身近な「繋がり」を大切にしてほしいという想いを持ちました。
やはり、身近な「繋がり」こそ、いざという時に力を発揮します。
仕事で抱えている悩みや課題などを、直接的に解決するきっかけになるかもしれません。
公務員同士や市民、民間企業のいずれの「繋がり」も、まずは身近な「繋がり」を大切にするべきではないかと私は考えています。
私が感じている「繋がり」のメリットとデメリットとは?
最後に、私が多くの人との「繋がり」を通じて感じていることをご紹介します。
「繋がり」には、多くのメリットがあるため、ぜひご参考にしてください。
「繋がり」のメリットは、価値観と行動の変容!
「繋がり」のメリットは、価値観と行動の変容です。
「繋がり」には様々な効果があります。
幅広い知識の習得や考え方・価値観を広げること、そして、新しい価値が生まれることです。
私自身、同様の効果を体感するとともに、仕事の幅を広げることにも繋がりました。
この効果は、富田林市に勤めているだけでは得ることができませんでした。
多くの「繋がり」が生まれることで、私自身「今まで狭い世界で生きていた」と感じることができました。
また、地方公務員として働く中で、価値観と行動も大きく変わったと思います。
このような「繋がり」のメリットを、多くの人にも感じてほしいです。
ぜひ身近な人と繋がることから始めてみて、様々な効果を感じてみませんか?
「繋がり」のデメリットは、ほとんどない!
「繋がり」のデメリットは、ほとんどありません。
繋がるか繋がらないかは、ある程度、自分でコントロールできるものであるため、大きく負荷がかかるものでもないでしょう。
あえて何かを言うとすれば、「繋がり」を生み過ぎることによる「情報過多」です。
「情報過多」になることで、人付き合いに疲れてしまう可能性はあります。
また、自分と異なる考え方や苦手な人との繋がりは、成長のチャンスです。
一歩踏み出すことで大きなメリットへと繋がりますので、負けずに進んでみてください。
いずれにしても、無理をしないことが大切です。
少しずつ「繋がり」の範囲を広げて、少しずつ自分にとって良いものとしていきましょう。
まとめ
今回は、10年以上ブレない行動軸として、私が大切にしている「行動理念」について、ご紹介しました。
▼行動理念
繋がりが新たな繋がりを生んで、そこから熱量が生まれる。公務員に熱量が生まれることで、地域に活力が生まれる。
私の行動理念の根幹には、「繋がり」があります。
繋がることの楽しさやメリットを一人でも多くの地方公務員に体感してもらうことで、地方公務員に熱量が生まれて、地域に対する行動へ繋がると信じています。
まだまだ「繋がり」の価値を知らない人は、多いように感じています。
しかし、本当に自分の成長や将来の財産になりますので、まずは身近な「繋がり」を意識して行動してみてはいかがでしょうか?