先日『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード』(以下、「地方公務員アワード」)の結果発表がありました。
今回もとても素敵な地方公務員13名が受賞されました。
受賞者の皆さん、おめでとうございます。
私は将来的に、地方公務員アワードの受賞を一つの目標としています。
「受賞」に対して、どのように感じるかは人それぞれです。
しかし、私はこの地方公務員アワードに、とても大きな価値を感じています。
では、この受賞に対してどのような想いを持っているでしょうか?
私にとっての『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード』の価値について、ご紹介します。
地方公務員アワードとは?
では、「地方公務員アワードってなに?」という人もいると思うので、まずは概要について、ご紹介します。
地方公務員アワードの概要!
地方公務員アワードは、地方公務員の他薦をベースに行われる表彰です。
活躍する現役の地方公務員が審査を行い、地味さや派手さを問わず「本当にすごい!」と思われる地方公務員を毎年選んでいます。
もちろん、教育や警察、消防、福祉等の職種も含まれます。
2020年で4回目となりました。
地方公務員アワードの運営でもある株式会社ホルグでは、地方公務員アワードに対して以下のような想いを持たれています。
地方自治体では組織の中で高い成果を上げている方が多数存在しています。しかし、行政業務には地味で目立たない仕事も数多く、活躍する公務員の成果やノウハウに光があたる機会は多くありません。高い成果をあげた職員の活躍を一般市民や他自治体、そして、大手メディアやローカルメディアへ共有し、地方公務員がより力を発揮できる環境を構築できればと思っています。
「地方公務員を応援したい!」と本気で思っているからこそ生まれた表彰なのかなと私は感じています。
株式会社ホルグには、地方公務員オンラインサロンでもお世話になっています。
また、代表の加藤さん出版の本にも多くの力をもらっています。
皆さん、是非ご覧ください。
多くの企業から後援・協賛も!
地方公務員アワードの素敵なところは、多くの後援・協賛企業があることです。
2020年開催を例に、ご紹介します。
このように一覧で見るだけでも圧巻です。
●後援企業
- 一般財団法人地域活性化センター
- 地域に飛び出す公務員を応援する首長連合
- 公益社団法人日本プロサッカーリーグ
- QUINTET
- 一般社団法人Code for Japan
- 一般社団法人リディバラ
●協賛企業
どのような人たちが受賞しているのか?
過去を含め、受賞者は本当にすごい地方公務員ばかりです。
私も多くの方と実際にお会いしてお話をしましたが、素直に尊敬できる方ばかりでした。
私の感覚として、受賞者の特徴は大きく以下の3つがあるかなと感じています。
- 業務で圧倒的な実績を残している人
- プライベート活動で誰にも真似できないような活動をしている人
- 全国でも汎用性のある「模範者」となった人
審査方法は、過去に本アワードを受賞した現役公務員が審査員となり、決定しています。
今後更にいろいろな人が受賞されるのだと思いますが、現状として私はこのような感触を抱いています。
私が考える地方公務員アワードの価値とは?
次に、私が考える地方公務員アワードの価値について、お話します。
「自薦」ではなく「他薦」!
私が地方公務員アワードで一番価値に感じていることは、「他薦のみ」ということです。
もしも「自薦」であれば、自己アピール力が高い人ばかりが集まり、目立つことをしている人が受賞する感じになっていたでしょう。
しかし「他薦」にしていることで、目立たないことでも地道に取り組んで社会に貢献している人が評価されるようになっています。
つまり、地方公務員アワードは「他薦」であるからこそ素晴らしく、以下の3つの価値に繋がっていきます。
一人の地方公務員にスポットライトがあたる!
地方公務員アワードの価値は「個人」に対してスポットライトがあたることです。
毎年約10名のすごい地方公務員が受賞され、全国各メディアで取り上げられています。
「地方公務員でもこんなに頑張っている人がいる!すごい人がいる!」という地方公務員個人に対するポジティブな露出は、今後の地方公務員業界全体の活気へ繋がると感じています。
また、公務員を目指す就活生にとっても、華やかな情報となるでしょう。
つまり、地方公務員のイメージ向上に対する価値がとても大きい表彰です。
これからも毎年すごい地方公務員が取り上げられていくことを願うばかりです。
地方公務員アワードを通じて、多くの事例を知るきっかけに!
地方公務員アワードでは、受賞者を通じて、雑誌やニュースなどに載らないような全国事例を知るきっかけにもなります。
受賞者の推薦内容を見て「そんな事例があったんだ!」や「なんで新聞に載らないの?」と思うことも多々あります。
つまり、地方公務員アワードを通じて、まだまだ知らない地方公務員の世界を知ることが出来るんだなと感じました。
地方公務員の一つの目標に!
地方公務員に関係する表彰は、今までほとんどありませんでした。
しかし、このようにわかりやすい賞があることで、特に若手地方公務員を中心に「目標」となっているように感じます。
もちろん、私もその一人です。
私の他にも、同世代や歳下の地方公務員で「生涯一度は受賞してみたいから、いろいろ挑戦してみる!」と話す人は数名います。
先日Twitterでも、そのように発言する地方公務員とも出会いました。
若手地方公務員のモチベーションになっているのは、本当に素晴らしいことだなと思います。
私にとって地方公務員アワードを受賞することに価値がある理由!
では最後に、私にとって地方公務員アワードを受賞することに価値を感じている理由について、お話します。
応援してもらっている人に応えることが出来る一つの形!
私は「発信力」と「行動力」を日々意識しながら実践しているため、非常に目立つ取り組みを多くしています。
そのおかげもあり、ありがたいことに多くの方より応援のメッセージをいただく機会があります。
様々な場面で応援してくれる方や協力してくれる方々へ、何かお返しできる一つの形が「地方公務員アワードの受賞」だと考えています。
そのため、今後も私は受賞を目指して頑張っていきたいです。
地方公務員アワード受賞の肩書きの強さ!
私はまだまだ若手地方公務員であるため、特別な肩書きを持っていません。
一方的に「地方公務員ブロガー」と名乗っていますが、ブログのことを知らない人にはあまり響いていないのが事実です。
それに対して、地方公務員アワードは、誰にでもわかりやすい賞だと考えています。
「とにかくすごい公務員なんだ。」「賞をもらうくらいの人なんだ。」と印象があるだけでも、何かと話を進めやすかったりします。
特に私が勤める富田林市を始めとする南大阪エリアでは、全国的に活躍する公務員はまだまだ少なく、日の目にあたることが全然ありません。
南河内の公務員たちにも、どこか活気もないようにも感じています。
そこで一人目として、私が名乗りをあげたいなと思っています。
所属自治体のプロモーションに繋がる!
地方公務員アワードを受賞するとメディアに載ることが多いため、それだけ所属自治体のプロモーションに繋がります。
また、全国的な表彰を受けた公務員がいる自治体は、メディアを通じて何かと注目される機会が増えます。
その結果、所属自治体や地域を知ってもらうことに繋がります。
また、住民にとっても「頑張ってる公務員がいる」ことは誇りとなるでしょう。
私の活動をよく知る富田林市民からも「地方公務員アワードをとってくれたら嬉しい!」という声もいただいているので、受賞から一つの活気になればいいなと思います。
まとめ
私にとっての『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード』の価値について、ご紹介しました。
「推薦文書いたよ!」とのご連絡も多数いただきましたが、残念ながら2020年での受賞は叶いませんでした。
しかし、来年以降も周りの方々に支えられながらチャレンジ出来ればと考えています。
受賞してもしなくてもみんなが納得出来るのは「他薦」だからこそであり、今後もそこは崩さないでほしいなと心より願っております。
本当に価値のあるこのアワードで是非受賞したいと思いますので、皆さん引き続き応援をよろしくお願いします。