地方公務員ブロガー 納 翔一郎~富田林INFORMATION×WORK×LIFE~

【2022.12.28更新終了】地方公務員のこと、富田林市のこと、公務員本の読書記録などを書くブログです。

【レポート】「教えて!みんなの仕事!新規参加者歓迎交流会-Vol.4-」(令和2年10月16日開催)を開催しました。

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令和2年10月16日に「教えて!みんなの仕事!新規参加者歓迎交流会-Vol.4-」を開催しました。

本イベントは、地方公務員オンラインサロンの会員限定のイベントです。
地方公務員オンラインサロンに新しく参加した人を歓迎して、ベテラン勢を含めてみんなでゆるく交流する企画として行った4回目のイベントです。
全国の公務員と深くゆるい繋がりを作ることが出来る場として、活用していただいています。

では、本イベントはどのようなものだったのでしょうか?
今回は、「教えて!みんなの仕事!新規参加者歓迎交流会-Vol.4-」(令和2年10月16日開催)について、ご報告します。

本イベントへの私の想いなどは、前回のVol.1の記事をご覧ください。

naya0708.hatenablog.com

新規参加者歓迎交流会-Vol.4-

今回も、地方公務員オンラインサロンに新たに参加又はご無沙汰な4名の方をご招待しました。
現在行なっている仕事を中心に、約30分間ずつ(当初予定15分)お話してもらいました。
お話していただいた内容を、簡単にですがご紹介いたします。
なお、実名の方は、本人から許諾を得て掲載しています。

宮津市 矢野 由美子さん

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最初は、京都府宮津市の矢野さんのお話です。
宮津市は、天橋立で有名な自治体です。
天橋立は、見る場所を変えるだけで見え方が違うので、「天橋立四大観」と言われるスポットがあります。
特産品もいろいろとあり、オイルサーディンや宮津オリーブ、丹後とり貝などです。とてもたくさんあり、豪華です。

最近の宮津市は、交通がどんどん便利になったものの日帰りが出来るようになった結果、「観光客の滞在時間をいかに延ばすか」という点が課題となっているそうです。
海鮮も美味しい街なので、是非宿泊で楽しんでほしいものです。

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矢野さんは、10個の部署を通じて、様々な経験しています。
生活衛生関係や観光交流関係、人権啓発関係、総務関係、選挙管理委員会、文化振興関係、社会教育関係、農林水産関係、産業推進関係、農山漁村振興関係、定住・空家対策関係という異動歴です。
この中でも文化振興関係の仕事は一つのターニングポイントだったそうです。
ちょうど京都府国民文化祭が開催されるということで、全国各地から民謡民舞が集まったイベント開催や、関連イベントとして小学校でコンサートをしたり、地方(じかた)の養成講座をしたりと様々な経験をされました。

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平成25年度に産業系部署に異動してからは、オリーブ振興担当を長期間していました。
部署名が変わっても機構改革があっても、「5年間オリーブ一色」と言っても良いほど、オリーブに関わっていました。
この時に、オリーブオイルソムリエの勉強をしたり、地元の学校に料理指導などもしたそうです。
最後の2年間は、災害に悩まされた年になったエピソードのお話もありました。
そして現在は、定住・空家対策関係の仕事をしており、地域おこし協力隊と仕事をしているそうです。

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そして、もう一つの顔として、音楽活動の顔があります。
幼稚園からずっと音楽をされており、今ではB'zのコピーバンドを5,6個掛け持ちして参加しているそうです。
仕事だけではなく、音楽活動でも活躍する多彩な矢野さんの姿を知ることが出来ました。

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最後に、これからやりたいことを語っていただきました。
人と人を繋げて、誰かのやりたいを共有して、みんながハッピーになれるサードプレイスを街で作っていきたいということで、仲間を集めながら実現に向けて動いている最中だそうです。
私も「繋がり」をキーワードに活動を行なっていますので、矢野さんの活動を応援しながら勉強させてもらいたいと思います。

【匿名希望】Wさん

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次は、A市の匿名希望Wさんのお話です。
まだ新人地方公務員ということもあり、匿名希望です。
仕事は、生活保護担当でケースワーカーをされています。

まずWさんからは、所属自治体のことを紹介していただきました。
総務省統計局の資料を用いて人口のお話をするなど、自治体の特徴もしっかりと捉えており、非常にわかりやすいお話でした。

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更に、仕事のお話もとても物事の本質を押さえており、「何のために今の仕事をしているのか」を理解してやられているのがわかりました。
本当にしっかりとスラスラお話をしてくださり、とてもではありませんが1年目とは思いませんでした。

最後に、これからやってみたいこともお話していただきました。
内容としては、以下の3つです。

・部署内教育の充実(OJT制度への依存からの脱却)
・システム自動化
・市民参加に関すること

特に、部署内教育の充実について、特に熱く語っていただきました。
新人地方公務員だからこその目線でのお話はとても新鮮であり、また、課題を感じたこともありました。
システム自動化のお話や市民参加に関することも明確な課題を持ってのお話でした。
この「違和感」を持ち、しっかりと自分の言葉で言語化出来るのは、本当に素晴らしいスキルだと思いました。

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新人地方公務員でありながら、本当にしっかりと市のことをわかりやすくまとめ、仕事のことも本質を捉えてお話していただいたので、とても高いポテンシャルを感じました。
そして何より、笑顔の印象の良さと聴きやすい声やトークにも感服しました。
将来のWさんがとても楽しみです。
地方公務員オンラインサロンを是非使い倒してください。

鳴門市 黒濱 綾子さん

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次は、徳島県鳴門市の黒濱さんのお話です。
黒濱さんは、保健師助産師、看護師、ケアマネージャーの資格を持った専門職です。
そして目指す姿は、「走って踊れる公務員」だそうです。
ここでいう「踊る」とは、阿波踊りのことです。

黒濱さんは、「会いたい人には会いに行く」という行動力と「自分の人生は自分で決める」という自分の芯をしっかり持たれている姿が、とても素敵でした。
私が目指す「行動力と発信力の高い公務員」と重なるところがありましたので、尊敬する一つの形として黒濱さんを追いかけたいと思います。

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鳴門市の紹介も、わかりやすくしていただきました。
鳴門市と言えば、「渦潮」や「大塚国際美術館」、「阿波踊り」などがあります。
食べ物で言えば、「鳴門鯛」や「すだちぶり」なども有名です。
私も大塚国際美術館には何度も訪れたことがありますが、本当に良い場所です。

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仕事の話として、「保健師」についてのお話もしていただきました。
保健師とは、法律上は「保健指導に従事すること」と言われています。
私は知らなかったのですが、看護師国家試験に合格しないと保健師にはなれないそうです。
更に、働く場所によっては、行政保健師、産業保健師など、名前が異なることも驚きでした。

具体的な保健師の仕事は、「健康に関すること」と漠然としており、赤ちゃんから大人までで、業務も非常に多岐に渡ります。
キーワードは、「予防」や「地域づくりの中で健康を作る」です。

仕事画像

これまでの仕事のエピソードも一つひとつお話していただきました。
様々な仕事を前向きに楽しくする中で、下積み時代に頑張り過ぎて2年間ほど干された体験もあったそうです。
しかし、その経験も含めて「みんなでチームで仕事をすること」を考えるきっかけにもなりました。
相談事業も「断らない」をキーワードに取り組んだ結果、入り過ぎて警察に事情聴取されて上司に怒られたことがあるなど、良い意味で仕事に対する「情熱」があり過ぎるのが黒濱さんなんだなと、私は感じました。

そして現在は、長寿介護課で以下の仕事をされています。

  • 在宅医療・介護連携推進事業
  • 生活支援体制整備事業

2つともとても大切な業務であり、これまでの黒濱さんの経験を存分に活かして仕事をしているんだなと伝わりました。
何より、とても重要な仕事をクリエイティブにしていて、これからの黒濱さんと鳴門市がとても楽しみになりました。

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その他、黒濱さんは災害時の保健師活動が基礎となっているそうです。
東日本大震災西日本豪雨災害、九州豪雨災害へ災害派遣に行かれています。
ここでも、今までの経験を活かして、どう生活を再建していくのかという問いが、今の生活の軸になっているそうです。

最後に、黒濱さんからメッセージがありました。

  • 自分はどう生きたいか〜健康は幸せに生きるための手段〜
  • 失敗を恐れるな!とことんチャレンジ
  • 対話は武器、人脈は宝。
  • やりたいことと求められていることは違う

何より、健康づくりは幸せに生きるための手段というお話がとても共感しました。
とても濃い経験と止めない思考がクリエイティブで市民ファーストな仕事に繋がっているなと感じました。

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また、プライベート活動として、子どもと大人と地域をつなぐ取り組みをされるなど、まさに今、大活躍されています。
黒濱さんは、きっとこれからの日本を担うすごい保健師の一人です。
今後の黒濱さんの活動に注目しながら、私はずっと応援しています。

川本町 玉川 幸司さん

玉川さん写真

最後は、島根県川本町の玉川さんのお話です。
まずは川本町のご紹介をしていただきました。

川本町は島根県の真ん中辺りにあり、全部5分圏内に全てがあり、超コンパクトシティです。
魅力として、以下のことをお話していただきました。

  • 子育てしやすいこと
  • 自然が豊かなこと
  • 数々の特産品

子育てのエピソードとして、地域のお店に子どもの写真が貼られていたことがありました。
地域全体で子どもを可愛がってくれることもポイントだそうです。

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特産品は「えごま」です。
自然のものを身体に入れたい人からすると、「本当に欲しい!」と言われる健康食品だそうです。
「マジオム」というものも川本町でしか食べれない食べ物だそうで、美味しくて一度食べると中毒になる程らしいです。
聞いたことがないので、一度食べてみたいものです。

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そして次に、これまでの学歴や経歴についてお話していだだきました。
玉川さんは引きこもり期間があった学生時代を経て、地元のJAに就職されました。

そして、現在の町役場に転職した後は、町民生活課で窓口対応や住民票の管理などの事務に3年間従事しました。
特に、戸籍の仕事の奥が深くて楽しかったそうです。
その後に、まちづくり推進課へ異動して、移住・定住促進や空き家対策などを担当していましたが、体調不良により3ヶ月間休職という経験もされました。
現在は教育委員会で働き、学校関係の事務を行なっているそうです。

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玉川さんが考える理想の公務員像は、「価値のある仕事と定時退庁の両立」です。
誰にとっての「価値」と聞かれれば、「住民」「組織」「自分」という順番だそうです。
価値の本質をとても考えられたお話でした。

そして、定時退庁にこだわる理由は、仕事で成果を出すために「ワークライフバランス」が不可欠だと考えていることからでした。
理由は、以下の3つからです。

  1. 公務員で幸せじゃない人はヤバい!
  2. 「ライフ」が不足すると自己研鑽の時間がない!
  3. サービス残業は不誠実かなという考え!

それぞれを更に深掘りすると、1は自分が幸せじゃない人が、他人を幸せに出来るのかという疑問から生まれたものだそうです。
2は、残業ばかりしていると、公務員としての成長の時間が無いためです。
3は、法令でも「短い時間で最大の効果を発揮」などと書かれているためです。

books.rakuten.co.jp

特に、佐久間さんの本を読んで、勤務時間時間中に仕事を終わらせることに全力で取り組んでいる結果、玉川さん自身が効率よく仕事に取り組む努力が出来ており、成果が出ているそうです。
そこで生まれた日常の心がけなどの「タマガワークルール43」がとても素敵にまとまっているので、以下をご覧ください。
これから更にアップデートをしていくそうです。

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最後に、玉川さんのプライベートな顔のお話をしていただきました。
座右の銘は「不易流行」だそうです。
そして、玉川さんが人生で大切にしている5つの価値観は、以下のものです。
どれも素晴らしいものばかりでした。

  • 幸せに上限はない
  • 健康な心身づくりに務める
  • 感謝を伝える
  • 相手を尊重する
  • 死ぬまで毎日、自己成長

一つひとつにしっかりと想いを持たれている玉川さんのお話は、とても素敵と感じた時間でした。
私も一度玉川さんに直接お会いして、語り合ってみたいものです。

交流会 

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ウェルカムゲスト4名のお話の後に、短時間でしたが交流会を行いました。
今回は初の平日開催でしたが、皆さん夜遅くまでも元気に集まっていただき嬉しく思いました。
また、大きめなオンラインイベントが3つバッティングしていたにもかかわらず、ご参加いただいた皆さまには感謝しかありません。

そして毎回、地方公務員オンラインサロンのベテラン勢がアットホームな空気を作ってくれるので、新規参加者もふらっと参加しやすいとても素敵な雰囲気でした。
更に、HOLGの加藤代表から熱いお話をしていただくなど、深夜まで交流会は続きました。

このような全国各地の地方公務員の横の繋がりが生まれていくことが、本イベントの価値であり、地方公務員オンラインサロンの肝です。
地方公務員同士の繋がりを通じて、これから益々楽しく充実した公務員生活を過ごす「きっかけ」になることを願います。

まとめ

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今回は、「教えて!みんなの仕事!新規参加者歓迎交流会-Vol.4-」(令和2年10月16日開催)について、ご報告しました。
第4回目も約20名の参加で、とても楽しいイベントとなりました。
今後も毎月行う予定なので、これからも皆さんで新しい交流と学びを繰り返しながら楽しんでいく場にしたいと思います。

地方公務員オンラインサロンは、「地方公務員としての成長」をとても感じることができます。
「地方公務員として一歩成長したい!」「全国に仲間を作りたい!」と感じている人は、是非参加してほしいです。
月額1,800円は、「毎月本を1冊買う」と考えればとても安いものです。

気になっている現役地方公務員の方は、是非ご参加ください。
私が全力でサポートします。
一緒に地方公務員として、成長していきましょう。

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