皆さんは、自問自答をすることはありますか?
私は、何か行動に移す前には、必ず自分へ問いかけるようにしています。
昔は感覚的に動いていたので、成功も失敗もありました。
しかし、自分への問いかけをしっかりと行うことで、結果が大きく飛躍したり、失敗しても次に繋がるものとなりました。
今の私の中で、心の持ち方と行動の根源は「自分への問いかけ」にあると言っても、過言ではありません。
では、どのような問いかけをしているでしょうか?
今回は、行動する前に私が日々行なっている自分への7つの問いかけについて、ご紹介します。
上手くいかない人は、自分への問いかけ方法を知らないだけかも?
私は昔、何も考えずに直感的に行動していました。
うまくいくこともありましたが、行き当たりばったりの感じがして、今思えば本質的なことは出来ていなかったように思います。
しかし、いつかは覚えていませんが、テレビ番組で「自分へ問いかけることは大切」というお話を聞き、素直に実践してみました。
その結果、今では主に何かの行動をする前には、ほとんど毎回同様の問いをすることで、行動の質が上がっているように私は感じています。
推測ではありますが、もしかしたらうまくいかない人は、自分への問いかけが出来ていないだけかもしれません。
もしくは、自分への問いかけに対して「わからない」「しょうがない」「どうしようもない」と考えてしまい、思考停止の状態になってしまっているだけかもしれません。
私は、自分への問いかけをきちんと活用することで、ある程度の範囲の行動はうまくいくのではないかなと考えるようになりました。
私が実践している7つの問いかけとは?
では次に、私が実際に行なっている自分への7つの問いかけについて、ご紹介します。
なぜこれをするのか?
まずは、「なぜこれをするのか?」です。
自分への問いかけの入り口として、何事でも必ず行う問いかけです。
この問いかけから、以下の6つに繋がっていきます。
そのため、この問いかけに対して突き詰めることはありません。
実際に行動に移そうと思った動機や想いなどの基礎情報を、自分の頭の中で整理するものです。
また、「自分の中で、勢いだけで行なっていないか?」の防波堤の意味も強いです。
まずは「なぜこれをするのか?」を習慣化するだけでも、かなり変わるかもしれませんね。
自分はどのような結果を得たいのか?
次に、「自分はどのような結果を得たいのか?」です。
その行動が、自分に何を残して、自分にどのように役に立つかを考えます。
つまり、一度全てを「自分ごと」としてを考えるためです。
例えば、以下のようなイメージです。
「自分はどのような結果を得たい?→仕事をしっかりこなして、信頼を得る!」
「どうしてその結果を得たい?→もっと一人の地方公務員として成長したいから!」
このように一度全て「自分ごと」とすることで、例えしんどい仕事であっても、「自分のため」になります。
行動を前に進めるためにも、まずは一度全てを「自分ごと」にしてみましょう。
他人はどのような結果を得るのか?
次に、「他人はどのような結果を得るのか?」です。
先ほどの「自分」を「他人」に置き換えてみるものです。
ここで言う「他人」とは、「ターゲット」のことです。
その行動が、他人に何を残して、他人にどのように役に立つかを考えます。
つまり、一度全てを「他人ごと」としてを考えてみましょう。
例えば、以下のようなイメージです。
「他人はどのような結果を得たい?→補助金の申請を受け付けてもらいたい!」
「どうしてその結果を得たい?→事業のお金に困っているから!」
このように一度全て「他人ごと」とすることで、行動に対して客観的な目線で物事を考えることが出来て、何が課題で何を解決すれば良いかも明確になってきます。
そして、その行動が「自己満足」とならないようにすることも出来ます。
行動を深く進めるためにも、「自分ごと」の後に「他人ごと」をしてみましょう。
本当に自分がしたいことなのか?
次に、「本当に自分がしたいことなのか?」です。
ここでは、自分の気持ちに嘘をついていないか確認すると同時に、自分の目的を明確にするために問いかけるものです。
どれだけ理由をしっかり整えても、一番大切なものは、行動する自分の気持ちです。
自分の気持ちがブレてしまうと、今まで整えた理屈もブレてしまうかもしれません。
また、行動に対する「熱量」は、結果を出すためには重要だと私は考えています。
そのため、「本当に自分がしたいことなのか?」を問いかけるようにしています。
しかし、嫌でもやらなければならない行動もあるでしょう。
その時は、この問いかけを飛ばせば良いかなと思います。
どうすれば出来るのか?
次に、「どうすれば出来るのか?」です。
これまで理由付けしてきたことを、具体的に実現する方法を考えます。
例えば、以下のような問いかけをします。
「どうすれば出来るのか?」
「どこに行けば出来るのだろうか?」
「誰に聞けば良いのだろうか?」
「誰を巻き込めば良いのだろうか?」
ここで便利なツールは、ビジネスフレームワークです。
私は以下の書籍をペラペラとめくりながら、最適だと思うものを活用して、思考整理をしています。
より具体的に行動する方法を見つけ出すためにも、皆さんも是非活用してみてください。
自分だからこそ出来る役割は何か?
次に、「自分だからこそ出来る役割は何か?」です。
先ほどの問いかけは、どうすれば出来るというものでしたが、この問いかけは、自分自身の具体的な一歩目の行動に導くものです。
また、自分しか出来ない役割を認識することで、その行動の成功率も飛躍的に増すでしょう。
一歩目の踏み出し方としては、「まずはこの分野に詳しい人に話を聞いてみよう!」や「とりあえずあの場所に行ってみよう!」となることが多いかなと感じています。
「今、自分がすべきこと」を意識することで、より深い動き方が出来るようになるでしょう。
特に、地方公務員の皆さんにおいては、具体的な一歩目として、私は「地方公務員オンラインサロン」と「オンライン市役所」を強く推奨しています。
この場に参加するだけで、とてつもない情報と人脈が手に入りますので、是非フル活用してみてください。
その先に誰の笑顔があるのか?
最後に、「その先に誰の笑顔があるのか?」です。
これは、最近増やした自分への問いかけで、よんなな会主宰の脇さんからのお言葉です。
簡単に言えば、最後にもう一度、相手のことについて考え直すものです。
つまり、今までの自分への問いかけの全てを客観的に整理します。
その先に、誰の「共感」や「感動」があるか、そしてそこで、相手の「笑顔」が見えたら行動に移しています。
他人ごとのお話の時にも述べましたが、「自己満足」に終わらせないための問いかけです。
どのような行動に対しても、何かしらの相手がいます。
自分自身に対する行動であっても、その先には親族や近しい友人の笑顔がきっとあるはずです。
その相手がきちんと笑顔になっているかどうか、最後に自分への問いかけをお願いします。
まとめ
今回は、行動する前に!私が日々行なっている自分への7つの問いかけについて、ご紹介しました。
「よし、じゃあやってみよう!」と思った人もいるかもしれませんが、これを習慣にするには時間がかかるでしょう。
そのため、最初は紙に書き出して、壁やパソコンに貼っておくと良いでしょう。
私はこの方法で身につけました。
また、自分への問いかけは、ご自身に合う形にアレンジしてもらっても全然大丈夫です。
今回の記事は、私の一例でしかありませんので、是非皆さんのやりやすい「問いかけ」を探してみてください。
全国各地で一つでも多くの成功事例や成功体験が増えることを、心より願っております。