地方公務員ブロガー 納 翔一郎~富田林INFORMATION×WORK×LIFE~

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【レポート】「教えて!みんなの仕事!新規参加者歓迎交流会-Vol.6-」(令和2年12月27日開催)を開催しました。

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令和2年12月27日に「教えて!みんなの仕事!新規参加者歓迎交流会-Vol.6-」を開催しました。

本イベントは、地方公務員オンラインサロンの会員限定のイベントです。
地方公務員オンラインサロンに新しく参加した人を歓迎して、ベテラン勢を含めてみんなでゆるく交流する企画として行った6回目のイベントです。
新しく入った人たちを迎える場として「繋がり」を生み出せている実感もあり、楽しんで主催をしています。

では、本イベントはどのようなものでしょうか?
今回は、「教えて!みんなの仕事!新規参加者歓迎交流会-Vol.6-」(令和2年12月27日開催)について、ご報告します。

本イベントへの私の想いなどは、前回のVol.1の記事をご覧ください。

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新規参加者歓迎交流会-Vol.6-

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今回も、地方公務員オンラインサロンに新たに参加又はご無沙汰な4名の方をご招待しました。
現在行なっている仕事を中心に、約15分間お話してもらいました。
お話していただいた内容を、簡単にですがご紹介いたします。
なお、実名の方は、本人から許諾を得て掲載しています。

小平市 高木 香織さん

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まずは、小平市の高木さんからお話をしていただきました。

まずは、自己紹介です。
高木さんは、市役所に入る前に社会教育を学んでいました。
まちの人の顔を見て仕事をしたくて、市職員になりました。
小平市は、就職して初めて縁があったところだそうです。

高木さんの小平市の好きなところは、「おしゃれもおいしいも叶うまち」と「ぐるっと緑の道に囲まれているところ」です。
ブルーベリー栽培発祥の地であり、のどかな田園風景も見られるなか、都会的なおしゃれも楽しめる「バランスがとても良い街」というものでした。
以前お話していただいた小平市の坂井さんとはまた違う視点で面白かったです。

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次に、今までの仕事のお話がありました。

1年目は、保険年金課で後期高齢者医療担当でした。
葬祭費の支給や人間ドッグ受信料補助など、主に高齢者のケアなどを行っていました。
後期高齢者医療制度が始まって2年目でした。
市役所のエキスパートな先輩たちが仕組みを作るなどをする中で働いていたので、とても学ぶことが多い時期でした。

次に、秘書広報課で広報担当に配属されました。
広報担当は、全国に繋がりが出来る恵まれた部署であり、ここで人の輪が広がるなど公務員としての世界が広がったそうです。
当初は庶務担当でしたが、市民便利帳や市内全図作成マップを作ったり、イラストを書いたりするなど、多岐にわたる仕事に触れるきっかけになりました。
広報のときの上司が、積極的に全国に繋がりをつくり学ぶ機会を与えてくれたため、様々なチャレンジをするきっかけになったそうです。

今は、図書館に配属されて2年目になりました。
最初は調査担当で、大学連携事業や専門的なレファレンスなどを行いました。
図書館のブランディングやグッズ作りもしているそうです。
図書館は「貸本屋」ではなく調査を担う場所でもあるため、知識を養っている最中です。
ホームページを作ったり、施設管理も一から学ばれているそうです。
「図書館に愛着が湧くよう考えたりする」という感覚は、素敵だなと思いました。

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最後に、自分の役割を考えて始めたことのお話です。

高木さんはいろいろと自由にやった結果、自分にできることなどを考えたそうです。
そこで、「自分辞典アドバイザー」の資格を取られました。
自分辞典でわかることは、以下のものです。

  1. 得意と苦手なこと:自分の役割が明確にわかる。
  2. 努力の仕方・役割:自分らしい夢の叶え方、頼り方がわかる。
  3. 自分との向き合い方:周りと比べて自己否定をしなくなる。

jibun-jiten.com

そして、今「もっとキュートに"市役所女子"」というブログも書いています。
ブログを始めたきっかけは、広報担当でスーパー公務員と出会ったことがきっかけです。

実際にすごい人と会うことで、自分の自信のなさが露呈されて「自分には何もないなということ」がわかったそうです。
そこを払拭して、自分を好きになるために始めたということがありました。
外側で「すごい!」と言われている人たちについていくことも大切だけど、自分と向き合う時間も大切になり、また、読者の人にも自分が好きになってもらえるきっかけになれば良いなという想いだそうです。

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今回お話されていませんでしたが、高木さんはFacebook Liveなどの発信もしています。
その「発信」や「ブログ」に対する考え方はとても参考になり、私も色々と考えさせられました。
そして、地方公務員オンラインサロンに多くの職員が参加されている小平市に、今後も注目したいと思います。

新潟市 諸橋 武志さん

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次に、新潟市の諸橋さんからお話をしていただきました。

まずは、自己紹介です。
諸橋さんは、2回転職をされています。
元々は、大学卒業後に冷凍食品市場卸、業務用食材卸の仕事をしていました。
その後、新潟市役所の職員採用募集を見つけて、現在9年目だそうです。

そして、現在は育児に奮闘中で、朝はしんどいそうです。
夫婦共働きで、役割は得意分野で家事を分担しているそうです。
とても効率的だなと感じました。

言葉として、「頼まれごとは試されごと」、「自分事」、「前進感」、「大胆細心」を意識しているそうです。
特に最初の言葉は、実業家の中村文昭さんという方の言葉ですが、地方公務員オンラインサロンのメンバーでもある諫早市の村川さんの本でも紹介されており、著書を読み、改めてその言葉を自分事として実感しているそうです。

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次に、新潟市の紹介がありました。

主には上記の写真の通りですが、諸橋さんが住んでいて感じることは、何よりも食べ物が美味しいということだそうです。
コシヒカリ」も美味しいですし、米を中心とした食品加工業も盛んです。
その他、おでんなどの練り物屋さんもあるそうです。

簡単に言えば、新潟市は「食と花と文化のまち」です。
チューリップ切り花出荷量日本一など、田園と都市が共存するバランスがちょうどいい街が、新潟市だそうです。
そして珍しいことは、韓国、ロシア、中国の総領事館もあることでした。

そして実は、新潟市内はほとんど雪が積もらないそうです。
ニュースなどで雪国のイメージがありますが、全然積もらないそうです。

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諸橋さんは、姉妹友好都市との交流、多文化共生のまちづくりの事業を担当しています。
入庁後は、海外都市は韓国だけ担当していましたが、今年度から中国・韓国交流のチームリーダーになりました。
また、多文化共生のまちづくりの担当もしています。
多文化共生事業は、在住外国人支援として、留学生と住民を繋ぐイベントの企画・運営なども行っています。
その他にも、国際交流員の任用や派遣依頼なども担当しています。

国際関係の仕事は、庁内外のいろいろな組織との協働があります。
例えば経済交流であれば、産業関係の部署と取り組みます。
G20であれば政策企画担当など、国際課だけで取り組むわけではありません。
組織を横断した仕事をされていて、その調整業務などが大変なのだろうと感じたお話でした。
実際に諸橋さんも仕事について思うこととして、「調整業務が難しい」と挙げられていました。

大変だと感じている仕事の中に、スピーチライター、シナリオライターのような業務があると紹介してくれました。
簡単に言えば、市長や幹部職員の挨拶文や表敬訪問時の話題案の原稿を準備することです。
私も経験があるので、苦労はとてもわかります。
「その人じゃないと書けないのでは?」と思うこともありますが、やむを得ないですね。

そして今年は、ウィズコロナ、アフターコロナとして、そもそも対面で何も出来ないということがあります。
ビフォーコロナはリアルで調印式をしていたが、今はオンラインで実施しています。
また、留学生交流会もオンラインで行うなど、コロナ禍での仕事の仕方も日々考えられています。

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最後に、これからについてのお話がありました。

仕事としては、従来の国際交流はかなり難しいので、リモート交流のさらなる推進をしていくことや、やさしい日本語の普及啓発を行いながら、情報弱者となり得る日本語が難しい外国人への情報発信に力を入れたいそうです。
そして、市役所の職員として、基本を忠実にやっていきたいとのお話もありました。
特に重要なのは、「修正力」なのかなと思っているそうです。

最後に、諸橋さんの個人的な考えとして「仕事は最大の遊び」として捉え、RPGのように経験値を上げるように取り組めば、ストレスたまらないのでは?と考えられているそうです。
そして、Zoomなどのオンラインが必要となってくるこれからの時代のためにも、ファシリテーションスキルを意識されています。

全体を通して、熱量のある熱いお話だったので、聞いていて私も良い刺激をいただきました。
新潟市国際課の取り組みや諸橋さんの今後を応援するとともに、一緒に頑張っていきたいなと思わせてもらえるお話でした。

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香美市 西村 安史さん

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次に、香美市の西村さんからお話をしていただきました。

香美市は、人口26000人ほどの自治体です。
平成28年から、転入超過に転じています。
平成30年には、四国一の転入超過数となっています。
一方で、合計特殊出生率は1.19と非常に低いです。
理由としては、高知市からの転入が多いそうです。

www.kochinews.co.jp

地方公務員オンラインサロンへの加入のきっかけとして、ジチタイワークスがありました。
毎日フォーラムで生駒市長の特集を見て「自治体3.0」に共感したことや、地方公務員オンラインサロン主宰の加藤さんが生駒市職員であることに興味を持ち、加入されました。
地方公務員オンラインサロンは、最近ジチタイワークスや自治体通信などの公務員が目を通す誌面にも多く掲載されています。
様々なきっかけで入られていることを感じた出だしのお話でした。

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西村さんの現在の仕事は、企画財政課企画調整班で、国勢調査や総合計画や総合戦略、行革などにも携わっているそうです。
令和2年度からは、「子育て世代新築住宅取得支援補助金」と「香美市高知工科大学ICT推進プロジェクト」にも取り組まれています。
地方公務員オンラインサロンで、業務に活かせる情報収集にも励まれています。

過去の仕事は、直近では農業委員会事務局に2年間在籍していました。
全国農地ナビや農地の売買などに関わっていました。
中でも、農地転用の許可が一番大変だったそうです。
その前は、上下水道課に4年在籍し水道施設管理の民間委託などに携わっていました。
更にその前は農政課に4年在籍し、主に中山間直接支払交付金制度に関わっていました。
その前は、収納課に2年、人権対策課4年、税務課に4年在籍するなど、様々な部署を経験されています。

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現在は、主に以下のような課題を持っています。

  • 組織の活性化
  • 人材育成
  • ICTの推進
  • 出生率の向上

その中でも、多くの人に具体的に聞いてみたいことがたくさんあるそうです。
例えば、押印見直しが進んでいるのか、LINE公式アカウントは開設しているか、AIチャットボットを活用しているかなどです。
私も非常に気になっている内容ばかりだったので、皆さん同じような課題感を抱えているのかなと思いました。
この辺りの課題を解決して、更なる進化を続ける香美市にご注目です。

豊田市 西田 悠一郎さん

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最後に、豊田市の西田さんからお話をしていただきました。

西田さんは、愛知県豊田市で「野遊び保健師」と名乗って活動されています。
様々な活動をされていますが、特に「野遊びリトリートでナッジにポジティヴヘルスを展開する」をメインで動かれております。

  • 一般社団法人野遊びリーグ
  • 東海政策法務研究会
  • 公務員人材開発研究会
  • 広域インフォーマルネット
  • コミュニティナース
  • 愛知県男性保健師
  • Code for Toyota
  • sherryの輪

これまでの仕事は、難病患者支援、精神疾患患者支援や介護認定調査などを行いました。
介護認定調査では、人の家に行って短時間で信頼関係を築き介護の手間などのお話を聞くことを行うなどの仕事があったそうで、西田さんとしては、介護認定調査が一番成長出来たかなと思っているそうです。
その他にも、令和元年台風19号における千曲川氾濫の時に、災害派遣にもいかれました。

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西田さんは、キャンプが大好きだそうです。
そして、積極的に主体的なポジティヴヘルスの獲得を行なっています。
楽しいことをきっかけにして、「楽しいことをやってたら健康だったな」ということを大切にしています。
いわゆる「ゼロ次予防」的な考え方です。
この感覚はとても大事なことで、素晴らしいなと私も思いました。

他にも多くのコミュニティで取り組みを行っていますが、私の中で特に面白いなと思ったのが「sherryの輪」です。
西田さんは、シェリーが好きだそうで、バーを貸し切ってシェリーを飲む体験をされたそうです。
シェリーの中にも種類があり、いろんな人に知ってほしいと思って実施されています。

コミュニティ画像

また、年明けの第二・第四土曜日に「まちの保健室」という活動も始められます。
「まっすぐに生きてきたのに、腰曲がる」というおじいちゃんたちに、来てほしいとのことです。

アクティブに動かれている西田さんの活動には、私も良い刺激を受けました。
何より、「自分が楽しむ」という姿勢の大切さを学んだ気がします。
これからの西田さんの活動を応援するとともに、多くの人に注目してもらいたいです。

 

交流会 

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ウェルカムゲスト4名のお話の後に、約1時間の交流会を行いました。

毎回、地方公務員オンラインサロンのベテラン勢がアットホームな空気を作ってくれるので、新規参加者もふらっと参加しやすいとても素敵な雰囲気となっています。
参加者同士がFacebookで繋がっていく様子を見れたことは、主催者冥利に尽きます。

このように全国各地の地方公務員の横の繋がりが生まれていくことが、本イベントの価値であり、地方公務員オンラインサロンの肝です。
また、地方公務員オンラインサロンでの繋がりは、他のオンラインコミュニティやオンラインイベントとは違う「特別感」のある繋がりだと感じています。
地方公務員同士の繋がりを通じて、これから益々楽しく充実した公務員生活を過ごす「きっかけ」になることを願います。

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まとめ

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今回は、「教えて!みんなの仕事!新規参加者歓迎交流会-Vol.6-」(令和2年12月27日開催)について、ご報告しました。

第6回目も約20名の参加で、とても楽しいイベントとなりました。
このイベントを通じて、一人でも多くの地方公務員に使い倒してほしいなと思います。
これからも皆さんで、新しい交流と学びを繰り返しながら楽しんでいく場にしたいと思います。

地方公務員オンラインサロンは、「地方公務員としての成長」をとても感じることができます。
「地方公務員として一歩成長したい!」「全国に仲間を作りたい!」と感じている人は、是非参加してほしいです。

月額1,800円は、「毎月本を1冊買う」と考えればとても安いものです。
気になっている現役地方公務員の方は、是非ご参加ください。
参加者がどんどん増えている地方公務員オンラインサロン、これからも目が離せません。

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