地方公務員ブロガー 納 翔一郎~富田林INFORMATION×WORK×LIFE~

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#テイクアウト富田林を取り組んでみて私が感じたこととは?

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2020年4月、テイクアウトやデリバリーに対する支援や取り組みが全国的に進む中で、私は「#テイクアウト富田林」を立ち上げました。
現在では、約1,000人のFacebookグループとなっており、日々多くの飲食店や市民の皆さんが投稿してくださっています。

今では、飲食店の情報発信や支援をするだけでなく、料理などの家事負担が増えた人たちのサポート、そして何より、助け合い精神で「感謝の連鎖」が生まれる場となっています。

では、具体的にどのようなことが起きているのでしょうか?
今回は、「#テイクアウト富田林」を取り組んでみて私が感じたことについて、ご紹介します。

取り組むきっかけの細かい記事は、下記をご覧ください。

naya0708.hatenablog.com

「#テイクアウト富田林」とは?

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まずは、「#テイクアウト富田林」を知らない人のために、どのようなものかご紹介します。

「#テイクアウト富田林」とは?

「#テイクアウト富田林」とは、富田林市民の生活圏域である「富田林市を中心とした南河内」の、各飲食店のテイクアウト飯の情報を投稿するFacebookグループです。
地域の飲食店がテイクアウトメニューの情報発信をしたり、テイクアウト飯を購入した市民などが自由に投稿できるようにしています。

www.facebook.com

「テイクアウト富田林」を始めた経緯とは?

新型コロナウイルス感染症が広がり1回目の緊急事態宣言が出た頃に、「経営が厳しい!」「どんな形でも良いので、支援してもらえないか?」と飲食店の方々から相談を受けました。
また、市民の皆さんからも同様に、「毎日家で料理するのは大変!」「飲食店の情報が集まったサイトはないか?」との声もありました。

この声を受けて、上司に相談して仕事で行うべきかと悩みました。
しかし、自由に臨機応変な形で動けるようにするために、プライベート活動として「#テイクアウト富田林」を立ち上げることを決めました。

どのようなことに期待していたか?

私は当初、大きく以下の2つのことを期待していました。

  • 飲食店の情報発信支援
  • 市民の飲食の感想を届ける場

今回私が特に意識したのは、「いかに市民がテイクアウト飯の感想を届けるか?」でした。
飲食店による情報発信やテイクアウト支援は全国どこも行っていましたが、私は少し違和感を覚えていました

「一方通行になっていないか?」
「便利も大切だが、そこに心はあるのか?」
「今本当に必要なのは、人と人の心が繋がることではないか?」

このことを考えたときに、他のテイクアウト企画のようなシステム化やオシャレなサイトを作るよりも、普段使い慣れたFacebookでグループを作り、各種情報や感想・想いを参加者が自由に載せることが出来る形で行おうと決めました。

「#テイクアウト富田林」で実際に起きている動きとは?

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では、「#テイクアウト富田林」では、実際にどのような動きが起きているでしょうか?
その内容について、簡単にご紹介します。

飲食店のテイクアウトメニューの情報発信の場に!

富田林市民が利用する圏内である南河内エリアの飲食店の皆さんが、テイクアウトメニューの情報発信を行う場になりました。

「今週は、このようなテイクアウトメニューを準備してます!」
「●月●日は定休日ですが、ランチのみテイクアウトをしています!」など

このように、本当に多くの飲食店の皆さんがリアルタイムの情報発信の場として、ご活用くださっています。
参加している市民の皆さんからも、「ちょうど何にしようか悩んでいたから助かった!」や「市内にこんな店があるって知らなかった!」などのお話もいただいており、直接的にお店への支援にも繋がっていることがとても嬉しく思っています。

市民が飲食店へ感謝する場に!

テイクアウト飯を利用した市民の皆さんから、食べたご飯の感想やレポートを本当に多く投稿してもらっています。
私が「#テイクアウト富田林」で一番実現させたかったことが実現しており、とても嬉しいです。

「ご馳走様」と「ありがとう」をしっかりと言語化・可視化してもらう場を作ることで、飲食店と市民を繋ぐ愛のある場作りをすることができています。

参加者が交流する場に!

最も私が嬉しかったことが、参加者同士が交流する場になっていることです。

多数の市民から、「おかげで〇〇の人と繋がれました!」や「普段じゃ絶対に出来ない繋がりができた!」という声もいただき、市民同士の横の繋がりが出来ています。
実際に私自身も、多くの市民の方と新たにFacebookで友達になったり、今まで以上にいろんな方と意見交換や情報交換をするようになりました。
このような場になってくれたことを、本当に誇りに思います。

J:COMとの連携も生まれた!

私が一番想定外で嬉しかったことは、J:COMと連携出来たことです。

J:COMが本Facebookグループから圏内のテイクアウト飯を選び、「テイクアウト応援企画」として番組が放送されました。
そのため、同番組では、富田林市内の飲食店がかなり多く登場しました。

メディアに出るということは、市にとっても飲食店にとっても、大きな意味を持ちます。
地域メディアとの連携を、今後も大切にしていきたいです。

c.myjcom.jp

「#テイクアウト富田林」を通じて、私が感じたこととは?

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最後に、私が「#テイクアウト富田林」の活動を通じて感じたことをご紹介します。

立派なシステム構築や広報をするだけが、テイクアウト支援の取り組みではない!

全国では、様々なテイクアウト支援の取り組みが行われています。
オシャレな魅せ方にこだわったり、お金をかけてシステムを作っているところもあります。
しかし、私は、飲食店や市民自らの情報発信と参加者同士の交流による「感謝の輪」や「心の繋がり」を目指したので、誰もが触り慣れているFacebookグループというシンプルな形で行いました。

新しいシステムや登録制度は、逆に飲食店のタスクを増やす結果になりかねないです。
更に、利用する市民にも「こう使うんだよ」と余計な情報量を入れることになります。
もちろん自治体として魅せ方は大切です。
しかし、利用する飲食店や市民にとっては、魅せ方はどうでも良いことです。

「いかに新しい負荷や余計な情報がなく、簡単に利用出来るか。」

それこそが、本当に飲食店や市民に寄り添ったサポートなのではないかなと強く感じました。
今回のことをきっかけに、様々な分野における「本当の支援は何か?」を今後も突き詰めていきたいと思いました。

「感謝の連鎖」が支援の輪に!

何より一番嬉しいことは、「感謝の連鎖」が起きていることです。

今回、Facebookグループで行うことにより、本当に多くの市民の方より投稿がありました。
ネガティブな投稿は全くなく、むしろ、「飲食店に対する感謝」や「皆さん一緒に頑張ろう」などの心暖まる投稿が目立ちました。

普段であれば何気ない投稿かもしれませんが、このような時期だからこそきちんと想いを可視化出来る場は良いなと強く感じました。
私は、富田林市に携わる一人のヒトとして、本当に市民の皆さんを誇りに思いました。
この「心の繋がり」が、将来の富田林市の財産にもなるでしょう。
これからも継続して、本取り組みを続けていきたいです。

まとめ

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今回は、「#テイクアウト富田林」を取り組んでみて私が感じたことについて、ご紹介しました。

実際に、飲食店を支援する一助になれたかどうかの明確な数値はわかりません。
しかし、多くの「ありがとう」が響き渡るグループになっており、「感謝の連鎖」と「心の繋がり」は多く生まれたのではないかと感じています。

私は本取り組みを通じて、一人の地方公務員としてもたくさんの気付きと学びがありました。
また、市民の皆さんの暖かい投稿を見ることで、改めて富田林市のことを誇りに思うことが出来ました。

読者の皆さんも、今一度「地域」と触れ合ってみてはいかがでしょうか?
きっと、新しい気付きと出会いがあるかもしれませんよ。

an-life.jp