地方公務員ブロガー 納 翔一郎~富田林INFORMATION×WORK×LIFE~

【2022.12.28更新終了】地方公務員のこと、富田林市のこと、公務員本の読書記録などを書くブログです。

【読書記録】『公務員の会議ファシリテーションの教科書』

サムネイル画像

2021年2月16日に、いつも素敵な公務員本を出版される学陽書房さんから、『公務員の会議ファシリテーションの教科書』が出版されました。
本書は、多くの人がもどかしく思っているであろう「お役所会議」から、脱するためのノウハウが詰まった1冊です。

みなさん、ダラダラした会議を経験したことはありませんか?
もしくは、自分が場を回す時、バタバタしていませんか?
更に、最近のWeb会議はうまく出来ていますか?
本書は、そんな多くの公務員のファシリテーションの悩みを解決してくれる内容が、しっかりと書かれています。

では、本書にはどのようなことが書かれているのでしょうか?
今回は、『公務員の会議ファシリテーションの教科書』の感想について、ご紹介します。

本書の概要と感想!

f:id:naya0708:20210219215029j:image

公務員の会議ファシリテーションの教科書』(著者:釘山 健一 氏)
2021年2月16日発売

釘山 健一(くぎやま けんいち)
一般社団法人会ファシリテーター普及協会(MFA)代表理事。数々の経歴を経て培った会議のノウハウをもとに、2006年「会議ファシリテーター普及協会」を立ち上げる。年間100本を超えるその講座は、具体的で決して眠くならないことで有名。著書に『「会議ファシリテーション」の基本がイチから身につく本』(すばる舎)など。

www.amazon.co.jp

本書に書いていること!

まずは目次を確認してみましょう。

本書は、会議を劇的に変える「日本型ファシリテーション」のスキルを学ぶことが出来ます。
日本人にあったファシリテーションのスタイルとして、著者が14年の会議現場の経験から練り上げられたノウハウが凝縮された1冊です。

ファシリテーションを行う上でのポイントや、庁内・庁外会議や委員会、有識者会議、組織横断型会議など、あらゆる会議別のファシリテーションのポイントも紹介されています。
また、最近増えているWeb会議のポイントも書かれているので、今悩んでいる人の直接的な解決にも繋がるのではないでしょうか?

本書を読んだ私の感想!

本書を読んだ私の感想は、公務員のファシリテーションは「この1冊あれば大丈夫!」ということでした。
「ここまで教えてくれるのか!」と思うほど、ファシリテーションのポイントがしっかりとわかりやすくまとまっていました。

特に「日本型ファシリテーション」は、今後の公務員に必要なスキルだと思います。
私自身もこのスキルを身につけることにより、仕事が楽に進められるようになり、また、仕事の生産性も上がりそうだと感じました。

もしかしたら、本書を通じて公務員の会議の在り方が変われば、日本の社会全体がもっと良くなるかもしれません。
若手公務員からベテラン公務員まで、全ての公務員が必読すべき1冊です。
是非みなさん、手に取って読んでください。

本書を読んでほしい3つの理由!

会議画像

本書は、公務員にとって必要なスキルである「ファシリテーション」について、とてもまとめられた1冊でした。
今回、本書を読んでほしい3つの理由を、簡単にご紹介します。

まずは「会議」を知ってほしい!

1つ目の理由は、「会議」のことを知ることです。
まず、みなさんへ聞きたいことがあります。

「あなたの会議は、本当に「会議」ですか?」

第2章の冒頭で紹介されているのですが、一概に会議と言っても、様々です。
中には、会議と呼べないようなものもあります。
皆さんも「こんなの会議じゃない!」と疑問に思った場を経験したことはあるのではないでしょうか?

本書では、話し合いを5つのレベルに定義付けています。
この5つのレベルの違いをしっかりと理解するだけでも、お役所会議の脱出に大きく近付くと思います。
私もふわっとモヤがかかっていた疑問が、スッキリと解消されました。

多くの地方公務員が「会議」を知るだけでも、かなりの仕事の効率化が図れると思うので、ぜひ知ってもらいたいです。

会議の準備ポイントがわかる!

2つ目の理由は、会議の準備ポイントを知ることです。

会議は、この準備でほとんど決まると言っても、過言ではありません。
むしろ、準備に対して全力で取り組むべきでしょう。

本書の第3章では、会議の基本的な流れや必要なもの、会場設営のポイント、細かい工夫、そして、雰囲気づくりの方法などが、とてもわかりやすくまとめられています。
私も会議の前には、一度本書を手に実践してみたいと考えています。

会議の開催準備を任されるような若手地方公務員には、バイブル的な1冊となるでしょう。
会議の開催準備は、将来的に絶対に欠かせないスキルとなるため、みなさんも要チェックです。

ファシリテーションのポイントがわかる!

3つ目の理由は、ファシリテーションのポイントがわかることです。

本書の肝でもある「ファシリテーション」のポイントが、会議別で丁寧にまとめられています。
また、今となっては欠かせないWeb会議におけるファシリテーションについても、詳しく解説があります。

会議のことを知って、会議の準備ポイントを理解しても、最終的に上手くファシリテーションが出来なければ、「お役所会議からの脱出」とは言い切れないでしょう。
会議を本当に意味のあるものにしていくためにも、本書で述べられている「日本型ファシリテーション」を実践していきましょう。
私も積極的に使っていき、身につけたいスキルです。

なお、以下の本と合わせて読むことで、より高い実務効果を発揮するかもしれません。
是非チェックしてみてください。

naya0708.hatenablog.com

まとめ

まとめ画像

今回は、『公務員の会議ファシリテーションの教科書』の感想について、ご紹介しました。

冒頭でもお話しましたが、本書のノウハウを実践に移すことで、「脱お役所会議」に繋がっていくでしょう。
また、将来のあなたにとって、財産となるスキルにもなります。
もしかしたら、あなたを含めた公務員の会議の質が上がるだけで、日本社会全体の底上げになるかもしれません。

ただし、ファシリテーションは、一朝一夕で身につくものでもありません。
最初は失敗してでも、実践を地道に繰り返すことが大切となります。
私も少し実践しましたが、うまくいったりいかなかったりです。
その中でも、手応えを得た部分も大きいです。

まずは最初の一歩として、本書を読みながら一つずつ取り組んでみませんか?
一緒に「日本型ファシリテーション」の習得を目指して、頑張りましょう。

books.rakuten.co.jp

naya0708.hatenablog.com