地方公務員ブロガー 納 翔一郎~富田林INFORMATION×WORK×LIFE~

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【レポート】「教えて!みんなの仕事!新規参加者歓迎交流会-Vol.8-」(令和3年2月28日開催)を開催しました。

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令和3年2月28日に「教えて!みんなの仕事!新規参加者歓迎交流会-Vol.8-」を開催しました。

本イベントは、地方公務員オンラインサロンの会員限定のイベントです。
地方公務員オンラインサロンに新しく参加した人を歓迎して、みんなの仕事を知りながらベテラン勢を含めて、みんなでゆるく交流する企画として行った8回目のイベントです。
新しく入った人たちを迎える場として、新しい「繋がり」を生み出せていることもあり、毎回楽しんで主催をしています。

では、本イベントはどのようなものでしょうか?
今回は、「教えて!みんなの仕事!新規参加者歓迎交流会-Vol.8-」(令和3年2月28日開催)について、ご報告します。

本イベントへの私の想いなどは、前回のVol.1の記事をご覧ください。

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教えて!みんなの仕事!新規参加者歓迎交流会-Vol.8-

今回も、地方公務員オンラインサロンに新たに参加した4名の方をご招待しました。
現在行なっている仕事を中心に、約15分間お話してもらいました。
皆さんそれぞれ素敵なお話で、勉強になることも多かったです。
ぜひ最後までご覧ください。

なお、実名の方は、本人から許諾を得て掲載しています。

東久留米市 渡辺 大輝さん

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まず最初は、東久留米市の渡辺さんです。
渡辺さんが市役所に入庁したのは、大学を卒業してすぐであり、現在26歳です。
東久留米市に20年ほど住まれているそうですが、知名度はまだまだこれからだと感じており、これから頑張りたいとのことです。

今の所属は、課税課市民税係で個人住民税を担当されており、この4月で丸4年となります。
昨年くらいからは、法人市民税にも取り組まれています。
今の時期は、まさに確定申告などで繁忙期の真っ最中であり、6月の納税通知書発送あたりまでは、仕事ばかりという生活だそうです。

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まずは、渡辺さんの昔話を聞かせてもらいました。
小学校と中学校の時は、剣道、水泳、卓球を行っており、チームスポーツが苦手という意識を持たれていました。
他にも、ラジオにもハマって、ラジオ局に電話したりもしていたそうです。
周りにラジオを聞いている人がいなかったこともあり、自分は周りと趣味がずれていたと感じられていました。

高校の時はアルバイトばかりしており、Every Little ThingのCDを全部集めたりもされていたそうです。
私もEvery Little Thingが好きなので、とても嬉しかったです。

大学の時には、教員免許を取って教育実習にも行かれてたり、サークルで広報物を作ったりされていましたが、色々あって教員にはなりませんでした。
一つの転機として、大学2年生の時に東久留米市インターンシップに行った時に、なんとなく公務員の道を考えたことがあったそうです。

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渡辺さんは、東久留米市に2歳くらいから住んでいましたが、一人暮らしをしてみたくて昨年地元を一度離れました。
違う自治体に住んでみて、様々な違いを感じられました。
特に、広報誌などのアピールの違いなどを強く感じて、他の自治体から学ぶことが大きいのだと思い、地方公務員オンラインサロンにも参加するきっかけにもなったそうです。
東久留米市には、住まないとわからないような良さがあるので、渡辺さんの想いとしては、そこをもっと頑張ってもらい、自分にできることはしっかり頑張りたいと思われています。

また、今は課税課の繁忙期で、100時間を超える残業をしていることもあります。
その中で、アイデアを出して業務を改善することで、仕事がやりやすくなることを感じる場面も多々あったそうです。
このような場面で活かせるアイデアも、地方公務員オンラインサロンで学びたいという想いを持たれています。

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また、住民に伝わる広報を勉強したいとも思われています。
渡辺さんは、業務でソーシャルディスタンスに関するポスターを作るなどを行い、クリエイティブな仕事が楽しかったそうです。
しかし、その中でもまだまだ伝えきれないことがあったり、広報誌に掲載したものの、「そんなこと書いてない!」と言われた経験がありました。
自分たちの仕事もやりやすくしたいし、市民に伝わる広報にもしたいなと、渡辺さんは考えられています。

全体を通して、私も最初は課税課市民税係にいたこともあり、とても親近感が湧きました。
渡辺さんは、今後、地方公務員オンラインサロンなどの公務員コミュニティや勉強会を通じて、貪欲にいろいろな人からアイデアや知識を吸収していくのだろうなと強く感じました。
ぜひ一度直接お会いしてお話してみたいです。

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松江市 小林 浩之さん

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次は、松江市の小林さんです。
小林さんは、平成31年4月に松江市役所に社会人採用枠で採用され、現在、障がい者福祉課で2年目を迎えています。
前職として、平成21年から平成31年3月までは、奈良市役所で働かれており、市役所から市役所へ転職をされた珍しい経歴をお持ちの公務員です。

松江市スライド

次に、松江市の紹介がありました。
鳥取県の西側が島根県であり、島根県の右端側に松江市はあります。
島根県の県庁所在地であり、令和2年12月現在の人口は、約20万人です。

小林さんの当初の松江市の印象は、城下町ということがありました。
国宝の松江城があり、そこを中心に商業などが栄えたそうです。
他の印象としては、日本海中国山地宍道湖があるなど、自然もとても盛んで、出雲そばやお茶・お茶菓子も有名もお持ちでした。
更に、島根県全体として温泉が多く、海鮮が本当に美味しいなと感じられていました。
そして昨年には、10年に一度の「ホーランエンヤ」という日本三大船神事も見たそうです。
動画も以下のYoutubeにあるので、是非ご覧ください。

youtu.be

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次に、仕事のお話がありました。
小林さんは、全体として福祉部署を回っていることが多いそうです。

最初は児童館で保育関係、その後は市民税課総務係、そして保護課に3年間いました。
ある意味、市役所らしい仕事をさせてもらったという想いを、小林さんは持たれています。
そして今は、障がい者福祉課であり、「市民に名前を覚えてもらえる職員に」という目標を持つようになったそうです。

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今までで印象に残っていることとして、東日本大震災があったときに多賀城市の避難所へ10日間派遣に行ったことも紹介していただきました。
奈良市役所内で募集があったので、手をあげて行ったそうです。
現地では、避難所で物資管理などをチームで行った。
奈良市に帰ってきて、自分の経験を子どもたちにも伝えたいと思い、伝える場を持つなどの経験もしたそうです。

また、市民税課の税システムの入れ替えに当たったことも印象的なこととして、紹介がありました。
市民税のこともシステムのこともわからない中での仕事は大変だったとのことですが、他部署や他業種との連携を通じてよい経験になったそうです。

他にも、保護課にいた時には半年間育児休業もとられました。
この期間が、外から行政を見る良い期間となり、この経験を通じて、俯瞰的な目線を持って仕事をすることができるようになったそうです。

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最後は、転職を機に中堅職員として感じたお話でした。
市役所から市役所への転職を通じて感じたこととして、事務も組織もルールも全然違うことがありました。
改めて、築いてきた人や組織の繋がりは財産だったと実感したそうです。
また、今後目指したいこととして、自分自身の成長などを周りと一緒にすることが大切と思われています。
地方公務員オンラインサロンも含め、オンラインでの繋がりも一つの挑戦になっているそうです。

私も10月に松江市を訪問しており、とてもポテンシャルのある街だなと感じています。
その中で、このような想いや考えを持つ職員がいると、将来がとても楽しみな街だなと改めて感じました。
小林さんの今後の取り組みや挑戦を、心より応援しています。

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名取市 中島 千鶴子さん

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次は、名取市の中島さんです。
中島さんは、猫と生活もしています。
趣味として、古地図や街歩きもやられています。
外での活動は、コミュニティFM「エフエムなとり」で、市役所職員有志と一緒に番組を作ったりもしています。
他にも、ブラタモリ的な街歩きや宮城県内の公務員のネットワーク活動にも参加するなど、精力的に活動されています。

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名取市は、人口が約8万人の街で、東北地方最大の古墳があります。
仙台市から電車で南に13分ほどの場所に位置し、実は仙台空港があるのは名取市(半分岩沼市)だそうです。
そして、名取市ベッドタウンでもあり、高齢化率が県内で2番目に低いという特徴があります。

東日本大震災に関しては、全国各地から多くのご支援もあり、2020年3月に「復興達成宣言」をされました。
サイクルスポーツセンターや朝市などの施設もできました。
しかし、ハード面の復興は進みましたが、コミュニティ再生や心のケアなどのソフト面は、まだまだ続けていくそうです。

www.nikkei.com

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次に、仕事の話です。
中島さんは、なんと最初、市役所に入る気もなかったとのことでした。
小説を書きたいという想いを持っていましたが、友達に勧められて市役所職員へとなったそうです。
総務で国際交流で、市民協働の機運が高まってた時期もあり、市民協働の楽しさを知る機会にもなられました。
その後の市民課時代には、マイナンバーに翻弄された時期もありました。
そして介護長寿課では大変なことも多かったですが、健康づくりや地域で支えていくまちづくりを市民と勧めていくことに、やりがいを感じていたそうです。
しかし、その最中の令和2年4月に、なとりの魅力創生課へ異動となり、シティプロモーションや移住定住、空き家の仕事をしています。

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今のなとりの魅力創生課は、令和2年4月に誕生した新しい課であり、中島さんは魅力創生係に在籍しています。
その中でも、主に以下の業務を行なっています。

  • 空き家対策
  • 移住・定住
  • シティプロモーション

空き家対策の取り組みとしては、来年度に計画を策定予定されているそうです。
地方公務員オンラインサロンに参加している全国各地の仲間から、他の自治体における法解釈やノウハウ、事例などを教えてほしいとのことでした。

移住・定住としては、名取市は高齢化率が低く、人口増加を続けている市であり、2033年頃に人口のピークを迎えると見込まれているそうです。
被災地区への移住支援金以外に独自の施作はなかったので、この辺りの取り組みを考えられているとのことでした。

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そして、中島さんは、シティプロモーションに一番頭を悩ませているとのことでした。
新規部署でもあるので、大きな予算を与えられておらず、事業方針もありません。
事業方針を考えることから始めるも、迷走している現状だそうです。

シティプロモーションは、いろんな人がいろんなことを言うので、とても大変な業務です。
一体何のために何をするのかを悩んだ1年だったそうです。
その中で、地方公務員オンラインサロンをはじめとするオンラインイベントへの参加を通じて、自分の目指していた形が見えてきた気がするそうです。
そして、最終的には「やっぱり私は名取が好き」と言う人が増えたらいいなと感じられました。

「地域の人たちがイキイキと輝く街であること。」
「街のことを好きになってもらわないといけない。」

このような想いを持ちながら、「名取でこういうことをやっていこう!」や「こういう風になったらいいな!」など、人々が輝く街になることが、中島さんの目指すシティプロモーションだそうです。

私も富田林市のシティプロモーションを担う職員として、共感するお話も多くありました。
中島さんとは、一度腰を据えてきちんとお話したいものです。
シティプロモーション担当者で、横の繋がりを作れたら良いなと思いました。

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大船渡市 板林 祐也さん

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最後は、大船渡市の板林さんです。
板林さんは、真剣に仕事でどうやって最大の成果を挙げることができるのか、その方法はどうすれば良いのかを日々考えられていました。
今、板林さんの仕事は、人事係で採用関係に携わっています。

まもなく10年目になる東日本大震災で、市役所の仕事はかなり変わったと思っているそうです。
その中でも大船渡市は、震災でいろいろな業務が増えた中で、業務改革に奮闘中です。
職員提案制度があって、様々なことを提案して全庁で共有し、良いものはやってみようという制度があったりもします。
しかし、他の自治体に比べると、ICT化や事務のアップデートが遅れている状態は否めないとのことでした。
今回、リクナビのページで紹介をしていただきましたが、板林さんの部署や板林さん本人が関わって厳選されたものが載っているそうです。

job.rikunabi.com

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板林さんは、現在6年目の公務員で、4年間水道関係で外回りの仕事をしていていました。
そこでは動き回る機会も多かったそうですが、今は総務課人事係でパソコンと向き合うことが多い仕事だそうです。
特に、総務課1年目は、給料担当でわからないことも多く、ストレスなどでお菓子もたくさん食べて、体重が増えるなどもあったそうです。

そして、総務課2年目に男の子が生まれたことと係員が1人増えたこともあり、採用担当に携わることになりました。
給与担当時代に比べて仕事も楽になり、時間にもゆとりが出来るようになりました。
そこで板林さんが特に力を入れているのが、課内の業務改善です。
人事関係の仕事は、業務改善した内容が庁内全体に関わることが多いです。

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この「業務改善」が、今の板林さんの裏テーマでもあるそうです。
給料担当の時に苦労した経験から、自分の改善に結びつけたいという想いが強いです。
事例で言えば、特別休暇や看護休暇はずっとあった制度にもかかわらず、職員から問い合わせが多い制度です。
「書いているのに。」と思うことも多々あったそうですが、そのノウハウを開放することで問い合わせが減ったということがあったそうです。
そして、仕事が減る環境にもなりました。
この事例を一つとして、とにかく自分の時間を確保することが、最近の目標だそうです。

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板林さんは、「これから市職員に求められることってなんだろう?」と考えられていました。
これは、あと40年くらい働く上で、真剣に考えないといけないことです。
仕事として、父として、自分の人生として、最高のパフォーマンスをするためにどのようにすれば良いかを常に考えているそうです。

その中で、板林さんは、1日の生活の流れをエクセルで細かく管理しています。
朝は5時に起きて、そこから活動するルーティンを決めています。
この方法で動くことで、やる気や集中力を高めています。
また、昼寝の時間も、午後の仕事のパフォーマンスを上げるためにとても大切にされています。
そして、仕事は絶対に18時までに切り上げ、寝る前も寝室にはスマートフォンを持ち込まないようにするなど、徹底されていました。

naya0708.hatenablog.com

板林さんは、生活を改善しながら仕事で最大の成果を出し、そして、市と市民のために動いています。
特に、若手職員に対して、「あいつ頑張ってるな!」みたいなことを感じてもらい、みんなの意識が変わったらいいなと思って働いているそうです。

私は、板林さんの「今のままじゃダメだ!」という感覚にはとても共感し、そして、応援したいと思いました。
このような想いと行動力を持つ若手職員が増えていくことで、これからの公務員の未来が切り開かれていくのではないでしょうか?
私もその一人として、板林さんと共に研鑽し、行動したいです。

交流会 

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ウェルカムゲスト4名のお話の後に、約1時間の交流会を行いました。

今回は少し少人数ではありましたが、地方公務員オンラインサロンのベテラン勢と新しく入ってきた新規参加者が楽しく深く交流している様子をみて、とても良かったです。
全国各地の地方公務員の横の繋がりが生まれていくことが本イベントの価値であり、地方公務員オンラインサロンの肝です。

また、地方公務員オンラインサロンでの繋がりは、他のオンラインコミュニティやオンラインイベントとは違う「特別感」のある繋がりだと私は感じています。
地方公務員同士の繋がりを通じて、これから益々楽しく充実した公務員生活を過ごす「きっかけ」になることを願います。

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まとめ

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今回は、「教えて!みんなの仕事!新規参加者歓迎交流会-Vol.8-」(令和3年2月28日開催)について、ご報告しました。

第8回目も約20名の参加で、とても楽しいイベントとなりました。
地方公務員オンラインサロンには、若手地方公務員も増えてきました。
これからも皆さんで、新しい交流と学びを楽しめたらと思います。
そして、本企画は、3月14日で最終回を迎えます。
最後までワクワクするゲストをセッティングしていますので、ぜひみなさんも地方公務員オンラインサロンに参加して、遊びに来てください。

地方公務員オンラインサロンは、「地方公務員として一歩成長したい!」「全国に仲間を作りたい!」と感じている人に、特にオススメします。
月額1,800円かかりますが、「毎月本を1冊買う」と考えればとても安いです。
参加者がどんどん増えている地方公務員オンラインサロンは、今注目のオンラインコミュニティです。

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