みなさんは、自分の価値観を理解していますか?
自分の価値観を理解するためには、今までの人生を振り返ることが大切です。
人生を振り返りながら自己分析をする方法として、「ライフラインチャート」という方法があります。
「ライフラインチャート」は、自分の人生の波を可視化することができます。
人生の波を可視化することで、自分が何に満足をしていて、人生の転機になっているかを理解することができます。
自分のことをきちんと理解することで、これからの人生を更に満足して過ごすことに繋がるでしょう。
では、「ライフラインチャート」は、どのようにして書くのでしょうか?
今回は、「ライフラインチャート」の書き方について、ご紹介します。
「ライフラインチャート」とは?
「ライフラインチャート」とは、今までの自分の人生を振り返り、1本の曲線で可視化したものです。
「ライフラインチャート」を描くことで、自分の価値観を知ることができます。
これからの人生を過ごす中で、私たちには様々な「選択」の場面が訪れます。
特に、情報化社会である現代においては、しっかりと自分の価値観を持っておかなければ、自分を見失ってしまうかもしれません。
そのような状態にならないためにも、自分の価値観を理解しておくことは、とても大切だと言えます。
私たち地方公務員でも、近年、昇進や転職などによるキャリアアップの動きをする人が増えてきました。
様々な場面で「自分らしい選択」をするためにも、まずは自分の価値観を知るところから始めてみましょう。
ライフラインチャートの書き方!
では、ライフラインチャートの書き方について、ご紹介します。
本記事を順番に行うことでライフラインチャートは完成しますので、ぜひ記事を読みながら作ってみてください。
【事前準備】出来事を振り返る!
まずは、人生の転機などの出来事を振り返るところから始めましょう。
出来事を振り返るコツとしては、以下を中心に振り返ってみてください。
- 人生の転機
- 成功・失敗体験
- 記憶に強く残る思い出
そして、振り返るにあたり、一つのポイントがあります。
それは、「なぜそれを振り返ったか?」です。
ここの分析に、あなたの価値観があることが多いです。
この価値観の可視化が、ライフラインチャートの醍醐味と言えるでしょう。
【STEP1】出来事に点を打つ!
では、早速ライフラインチャートを作っていきましょう。
まずは、先ほどの出来事の振り返りについて、グラフに点を打っていきます。
縦軸は、0を中心にプラスとマイナス、横軸は、年齢を目安で入れておきましょう。
私はPowerPointを使用していますが、Excelでも問題ありません。
点は、図形で「◯」を活用しました。
Shiftを押しながら図形を描くことで、綺麗な「◯」を作ることができます。
【STEP2】出来事を見える化する!
次に、出来事を見える化しましょう。
点を打った場所に、出来事を書いていきます。
ここに書く言葉は、自分がわかる言葉で問題ありません。
ライフラインチャートは、「誰かに見せるため」ではなく「自己分析」をするためのものです。
そのため、無理に綺麗な言葉を使わなくても大丈夫です。
【STEP3】線で結ぶ!
次に、点を線で結びましょう。
線を結ぶことで、ライフラインチャートの形は完成します。
線は、図形で「曲線」を活用しました。
点の場所でクリックをすると、連続した曲線を描くことが出来ます。
そして、終了時にダブルクリックをすれば、完了となります。
【STEP4】振り返る!
次に、ライフラインチャートを見て、再度振り返りましょう。
ここでの振り返りは、事前準備の振り返りから更に深掘りする作業です。
ポイントは、たった2つだけです。
- どうして満足なのか?
- どうして不満足なのか?
これらをしっかりと考えることで、あなたの価値観がみえてきます。
そして、どのようにすれば満足出来るのかの動き方がわかるようになるでしょう。
【STEP5】未来を描く!
最後に、ライフラインチャートの未来も描いてみましょう。
STEP4で自分の価値観を知ることで、この先の人生でどのように行動すれば、自分が満足することができるのかがみえてくるでしょう。
そして、更に高い満足のいく目標設定ができれば、なお良いです。
これからの地方公務員としてのキャリアを考えるきっかけになれば幸いです。
まとめ
今回は、ライフラインチャートの書き方について、ご紹介しました。
ライフラインチャートは、自分の価値観に気付くことができる良い方法です。
そして、私がおススメしたい活用方法として、自分の価値観を知った後に、みんなで共有してみましょう。
様々な価値観に触れることで、また新しい気付きが生まれるかもしれません。
例えば、イベントの一環として、ワークショップで実践してみても良いかもしれません。
より自分らしい選択をするために、価値観を深めてみましょう。