「学生のうちにやっておいた方が良いことは、なんですか?」
公務員志望の学生から、Twitterのダイレクトメッセージや交流イベントなどを通じて、たくさん聞かれる質問の一つです。
私は、いつも「現役公務員と積極的に交流してみてください。」と答えています。
公務員志望の学生は、現役公務員と交流することで多くのメリットを得ることができます。
また、交流する現役公務員にとっても、良い気付きを得るなどのメリットがあります。
そのため、現在公務員と公務員志望の学生が交流することは、双方にとって非常に重要なことだと私は考えています。
では、それはどのような理由でしょうか?
今回は、公務員志望の学生が、現役公務員と交流することが重要である4つの理由について、ご紹介します。
現役公務員と交流することが重要である4つの理由!
公務員志望の学生が、現役公務員と交流することで得られるメリットは、非常に大きいです。
なぜ現役公務員と交流することが重要であるのか、4つの理由からご紹介します。
現役公務員の職場環境や給与を知ることができる!
まずは、現役公務員の職場環境や給与を知ることができるためです。
公務員の職場環境や給与の実態を早めに知ることで、「理想」と「現実」のギャップを埋めることができます。
実際はどのような働き方をしているのか、どれくらい給与をもらっているのかを知ることで、働くイメージが湧いてくるでしょう。
ただし、一括りに「公務員」と言っても、国、都道府県、市区町村でも大きな違いがあります。
また、職種によっても、働き方や給与は異なりますので、ご注意ください。
現役公務員のライフスタイルを知ることができる!
次は、現役公務員のライフスタイルを知ることができるためです。
現役公務員は、仕事以外の時間帯をどのように過ごしているかも知ることができます。
様々なライフスタイルを知ることで、より自分が公務員になった時の生活のイメージを高めることができるでしょう。
実際に、休日は趣味に全力を注いでいる人もいれば、スキルアップのために勉強をする人もいます。
人それぞれで答えのないものではありますが、「これだけいろいろなことが充実できるんだ」という気付きを得てもらいたいと思います。
現役公務員のリアルな声を聞くことができる!
次は、現役公務員のリアルな声を聞くことができるためです。
現役公務員も、様々な想いや考えを持って、日頃から働いています。
仕事に対する熱い想いだけでなく、日頃抱えている課題やストレスなど、公務員志望の学生がインターネットで調べても出てこないようなリアルな声を聞くことができるでしょう。
このリアルな声を知っておくことは、論文や面接対策の役に立つかもしれません。
日頃からどのようなことを考えながら働いているのか、ぜひ聞いてみてください。
公務員志望の学生仲間ができる!
最後は、公務員志望の学生仲間ができることです。
公務員試験を受けるにあたり、学生同士の仲間は一人でも多い方が良いです。
筆記試験対策をどうしているか、面接対策で何をしているかなど、情報を共有できることは強みです。
現役公務員との交流を通じて、ぜひ公務員志望の学生同士の繋がりを広げるきっかけにしてみてください。
現役公務員とは、どのようにして繋がることができるのか?
では、現役公務員とは、どのようにして繋がることができるのでしょうか?
ここでは、主な3つの方法をご紹介します。
「現役公務員と学生が語る会」に参加する!
まずは、「現役公務員と学生が語る会」に参加することです。
「現役公務員と学生が語る会」は、様々な名称で、全国各地で不定期に開催されています。
特に、Zoomなどのオンライン開催が一般的になってきたこともあり、より参加しやすい環境になってきたのではないかと私は感じています。
「現役公務員と学生が語る会」に参加することで、様々な自治体、職種、役職、年齢の現役公務員と交流することができます。
公務員志望の学生だけにメリットが多いと思われがちのイベントですが、実は、現役公務員も学生と話をすることで得るものは大きいです。
そのため、公務員志望の学生は、「現役公務員と学生が語る会」では遠慮なく質問をすれば良いでしょう。
また、現役公務員は、Facebookでコミュニティを作る傾向があります。
特に、現役公務員が主催の場合、Facebookで情報発信されていることが主流であるため、公務員志望の学生もFacebookアカウントは作成しておいた方が良いでしょう。
インターンシップに参加する!
次は、インターンシップに参加することです。
インターンシップでは、職場体験を通じて、自治体に対する理解を深めることができます。
特に、志望する自治体のインターンシップへ参加することで、実際に働くイメージや先輩職員との人脈づくりに繋がるかもしれません。
ただし、インターンシップへの参加には、気をつけてほしいことがあります。
インターンシップで訪問するのは、あくまで一つの自治体で、一つの事例と捉えることが大切です。
「公務員の仕事」というイメージでは、間違いではありません。
しかし、あらゆる点において、他の自治体との違いは多少でもあります。
そのため、一つの固定概念に縛られないように気をつけましょう。
主催するイベントに呼ぶ!
次は、主催するイベントに呼ぶことです。
よくある例で言うと、大学生やゼミ主催で現役公務員を講師・登壇に招いて、お話を聞くということです。
実際に、全国各地の現役公務員で、講師として喋りに行っている人は多くいると思います。
私も数度講師としてお話をしましたし、今ではZoomによるオンラインも当たり前となっている中であるため、関東方面の学生イベントやゼミからもお声がけをいただきました。
「現役公務員の人は仕事も忙しいと思うのですが、声をかけても良いのですか?」
このようなことを聞かれたこともありますが、現役公務員は、意外と快く受けてくれると思います。
そのため、積極的に講師依頼や登壇依頼をしてみても良いかもしれません。
まとめ
今回は、公務員志望の学生が、現役公務員と交流することが重要である4つの理由について、ご紹介しました。
一つの結論として、公務員志望の学生は、積極的に現役公務員と交流したり繋がったりすれば良いのではないかと、私は考えています。
公務員の学生との交流は、現役公務員にとっても有意義なものであり、何より嬉しいものです。
そのため、全然遠慮せずに現役公務員へ声をかけてほしいです。
また、私で良ければ喜んでお力になります。
TwitterのダイレクトメッセージやFacebookメッセンジャーでご連絡をください。