「活字の本を読むことが、苦手です。」
私は、数年前まで、漫画以外の本を全く読んでいませんでした。
むしろ、小説やビジネス本など文字だらけの本を読むことに、強い抵抗を持っていました。
しかし、地方公務員としての今後のスキルアップやキャリアを意識し始めた時に、活躍する地方公務員の先輩たちの姿を見て、読書の重要性に気付きました。
私は読書を通じて、地方公務員としての知識を高めるだけではなく、視野や文章力の向上を感じています。
最初は、かなり無理やり読書を始めたので大変でした。
しかし、読書をルーティンとすることで、今では様々な効果を感じています。
では、私が具体的に感じている読書の効果とは、どのようなことでしょうか?
今回は、本を読むことが嫌いな私が感じている読書の5つの効果について、ご紹介します。
私が読んでいる3種類の本!
まずは、今現在、私が読んでいる3種類の本について、ご紹介します。
どの種類の本を読むのかは個人の自由ですので、ご参考程度にご覧ください。
公務員スキルアップ本
まずは、公務員スキルアップ本です。
今、多くの公務員スキルアップ本が、様々な出版社から販売されています。
特に、現役公務員による執筆も増えてきており、同じ公務員目線で読み応えのある本が増えてきました。
日頃の仕事に活かせる知識や思考法、価値観など、実務にも役立つ本も多いです。
私が読んだ公務員スキルアップ本の一部は、「読書記録」として本ブログでも紹介しています。
ぜひ気になる1冊を見つけて、読んでみてください。
ビジネス本
次は、ビジネス本です。
ビジネス本といっても、様々な種類の本があります。
その中でも私は特に、自己啓発系や文章・デザイン系、まちづくり系をよく読んでいます。
また他にも、仕事で役に立ちそうな本であれば、まずは読むようにしています。
ビジネス本を通じて、公務員以外の世界の人たちの価値観や思考に触れることができます。
そのため、公務員を俯瞰的に捉えることにも繋がる良いきっかけになっています。
漫画
最後は、漫画です。
私は、週刊少年ジャンプ系の漫画を、主に読んでいます。
そして、私が特に多くのビジネスマンにおススメしている漫画は、『左ききのエレン』です。
天才になれなかった全ての人へ
このコピーをTwitterで見かけたことがきっかけで、私は『左ききのエレン』を読みはじめました。
働く全ての人にとってリアリティがある内容も多く、その結果、読者の心を揺さぶる漫画となっているのではないかと思います。
数多くの名言もあり読み応えも抜群ですので、ぜひみなさんも読んでみてください。
読書の時間を作ることで私が感じている5つの効果とは?
私は、読書を始めたことによる効果を、自分の身をもってたくさん感じています。
今回は、読書を通じて私が強く感じている5つの効果について、ご紹介します。
仕事や生活に役立つ知識の習得!
まずは、仕事や生活に役立つ知識の習得です。
読書は、何か悩みや課題を抱えているときに、知識を深めながら解決策を導き出すことができます。
例えば、「広報がうまくできない」という悩みを抱えている場合、一から自分で方法を考えるよりも、読書を通じて既にあるノウハウを学んだ方が早く解決できます。
一般的に読書は、一から全てを読んで自分のものにするという読み方もあります。
しかし、今抱えている悩みや課題を解決するための「参考書」という読み方もあります。
そのため、本を何となく読むのではなく、役に立ちそうな知識を見つけたらチェックするという習慣をつけることも大切なのかもしれません。
語彙力と文章力の向上!
次は、語彙力と文章力の向上です。
読書は、たくさんの「言葉」と出会うことができます。
知っている言葉だけでなく、多くの知らない言葉とも出会えます。
そのため、読書を継続することで、たくさんの「言葉」が身に付きます。
また同時に、読書は、たくさんの「文章」と出会うこともできます。
文章の書き方や表現方法など、文章力も間違いなく磨かれるでしょう。
このように、多くの「言葉」と「文章」に出会うことで、語彙力と文章力が向上します。
そして、わかりやすい文章を通じて、仕事でも評価を受けることに繋がるかもしれません。
読解力の向上!
次は、読解力の向上です。
読書をすることで、文章を読み解く力が身に付きます。
これからの時代は、私たち地方公務員の仕事もAIに奪われると言われています。
しかし読解力は、AIに奪われることのない重要な人間ならではのスキルです。
読解力が高い人は、未来の仕事をAIに奪われることもないでしょう。
これからの自分の価値を守るためにも、読書を通じて読解力をつけることは効果的であると言えます。
視野が広がる!
次は、視野が広がることです。
読書は、著者の価値観や考え方に触れることができます。
自分以外の様々な視点を知ることで、視野を広げることに繋がります。
そして、視野を広げることで、自分を俯瞰的に捉えることもできます。
その結果、良質なインプットやアウトプットができるようになるでしょう。
読書は、間違いなく視野を広げるきっかけになります。
今後、より良い行政サービスを提供するためにも、広い視野を手に入れてみましょう。
移動時間が有意義になる!
最後は、移動時間が有意義になることです。
電車やバスなどの移動時間にネットサーフィンしている時間を活用して、少しずつでも読書をしてみましょう。
1日数分からでも実践することで、新しい知識などを身につけることができます。
むしろ「移動時間」という時間の制約があるため、読書が苦手な人でも取り組みやすいかもしれません。
今では電子書籍もあるため、荷物にならない読書もできます。
読書が苦手な人も「騙された」と思って、一度取り組んでみてください。
まとめ
今回は、本を読むことが嫌いな私が感じている読書の5つの効果について、ご紹介しました。
活字の本を読むことが苦手だった私にとって、読書を始めることは「修行」でした。
しかし、無理やりにでも読書を始めた結果、今では主に5つの効果を感じています。
- 仕事や生活に役立つ知識の習得!
- 語彙力と文章力の向上!
- 読解力の向上!
- 視野が広がる!
- 移動時間が有意義になる!
今となっては、月数冊の読書は欠かせません。
そして、読書を通じて、様々な自己成長に繋がっている実感もあります。
読書が苦手な人は、まずは直感的に気になる1冊から読書を始めてみてはいかがでしょうか?