地方公務員ブロガー 納 翔一郎~富田林INFORMATION×WORK×LIFE~

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「魅力的なまち」の実現へ!私が実践している地域人の見つけ方と熱量や想いの引き出し方とは?

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「あなたにとって「魅力的なまち」とは、どのようなまちですか?」

みなさんは、この問いに対して、どのように答えますか?
私は、様々な場で「地域の人が熱量や想いを語り合い、行動できるまち」と答えています。

地域には、必ず「熱量」や「想い」を持った人がいます。
その「熱量」や「想い」を持つ地域の人を見つけ出して、その人たちを繋いでいくことが重要だと信じて、私は日々活動をしています。
しかし、地域で「熱量」や「想い」を持つ人を見つけることは、とても難しいことです。

では、どのような方法で私は実践しているのでしょうか?
今回は、「魅力的なまち」を実現するために、私が実践している地域人の見つけ方と熱量や想いの引き出し方について、ご紹介します。

「魅力的なまち」とは何か?

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「魅力的なまち」という言葉は、様々な場でよく聞きます。
しかし、その言葉は本質的にどのようなものなのでしょうか?
まずは、「魅力的なまち」の言葉を分解しながら考えてみたいと思います。

そもそも「まち」とは?

まずは、そもそも「まち」とは何かを確認してみましょう。
「goo国語辞書」には、以下のように書かれていました。

まち【町/街】 の解説
1 住宅や商店が多く人口が密集している所。都会。
2 (「街」とも書く)商店の並ぶにぎやかな場所。市街。
地方公共団体の一。市と村の中間に位する。
4 市や区を構成する小区画。
5 田の区画。区画されてある田。
6 人家が密集し、道路で分かれた一区域。
7 物を商う店の集まった場所。市場。
8 宮殿または邸宅内の一区画。
(引用:goo国語辞書

「まち」とは、「人」が集まる場所のことです。
つまり、場所だけでは「まち」としては成立しません。
「人」の集まりが生まれてこそ、「まち」と言えるのです。

そのため、「「人」がいなければ「まち」ではない」と言っても過言ではないでしょう。
このことから、私は、地域の「人」を重要な位置づけにしています。

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そもそも「魅力」とは?

次は、そもそも「魅力」とは何かを確認してみましょう。
「goo国語辞書」には、以下のように書かれていました。

魅力(みりょく) の意味
人の心をひきつけて夢中にさせる力。
(引用:goo国語辞書

一般的に「魅力」として連想する「自然環境」や「歴史資源」、「産業」、「交通・買い物利便」、「行政の制度」も、魅力の一つと言えます。

しかし、本質的に「このまちは魅力的だな!」と思う場面は、「人」が関わっていることが圧倒的に多いです。
その理由は、地域で活動する人の「熱量」や「想い」に、心が惹きつけられるためです。
このことから、私にとって「魅力」とは、人の「熱量」や「想い」だと考えています。

そして、この「熱量」や「想い」は、誰しもが持っています。
何かしらの行動を起こしている人はわかりやすいですが、行動を起こしていない人でも、胸に秘めた「熱量」や「想い」があるはずです。
この「熱量」や「想い」を引き出して伴走することが、地方公務員の役割だと私は感じています。

「魅力的な富田林市」を伝えたくて私が始めた取り組み!

では次に、私が「魅力的な富田林市」を伝えたくて始めた取り組みについて、簡単にご紹介します。

私は、富田林市民の「熱量」や「想い」を深掘りし、その「熱量」や「想い」を繋ぐきっかけとして、インターネット番組「富田林テレビ」や「富田林市公式note」を始めました。
現在では部署を異動してしまいましたが、富田林テレビは3年半で累計400人、富田林市公式noteでは半年で10本のインタビュー記事を執筆しました。
その他、私は仕事以外でも、同様の動きを繰り返し行なっています。

私たち地方公務員の役割として、地域の人の「熱量」や「想い」を拾い上げ、地域の人を繋ぎ、応援や伴走をすることは、とても重要であると考えています。
また、個性のある人を磨き上げてアウトプットすることも、地方公務員だからこそできる大きな役割です。

今後も、公私にわたり、同様の取り組みを継続させていきたいと考えています。

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私が実践している地域人の見つけ方!

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では、「魅力的なまち」を実現するためは、何から始めれば良いのでしょうか?
私は、まず「地域人」を見つけることを意識しています。
「地域人」を見つける方法は多々ありますが、ここでは私が主に実践している3つの方法をご紹介します。

地域イベントに参加する!

まずは、地域イベントに参加することです。

マルシェやフリーマーケット、地域団体の発表会、まち歩きイベントなど、地域では日頃から様々なイベントが開催されています。
そこには、何かしらの「熱量」や「想い」を持つ地域の人が多く存在します。
地域イベントに参加している人たちと顔馴染みになり対話を重ねることで、面白い地域の人を見つけることができるでしょう。

私は、この方法を何度も実践しており、おそらく「熱量」や「想い」を持つ地域人との遭遇率も、他の方法と比べても圧倒的に高いです。
まずは地域イベントに参加するだけでも良いです。
自分がいけるタイミングで、地域イベントに足を運ぶところから始めてみてください。

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地域のコミュニティを掘り下げる!

次に、地域のコミュニティを掘り下げることです。

例えば、地域団体やイベント主催者、自治会、ご近所付き合いなどの単位です。
このような地域のコミュニティを掘り下げることで、様々な「熱量」や「想い」を持つ地域人が見つかります。

そして、地域のコミュニティで見つけた人たち同士を繋ぐことで、また新しいコミュニティや取り組みが生まれるかもしれません。
いきなり地域のコミュニティを掘り下げるのはハードルが高いかもしれませんが、ぜひ一度挑戦してみてほしいです。

巻き込まれることも大切!

最後に、巻き込まれることも大切ということです。

「熱量」や「想い」を持つ地域の人とのご縁は、巻き込まれることから始まることもあります。
例えば、私の経験で言うと、「地域のイベント運営を手伝ってほしい」や「一緒に動画撮りませんか?」などです。

頼まれごとは、試されごと。

この言葉は、私が心より尊敬する地方公務員の先輩である山形市職員の後藤好邦さん諫早市職員の村川美詠さんが言っていた言葉です。
「頼まれごと」は、できるから頼まれるものであり、できたら自分の力にもなります。
その中で生まれる地域の人の発見や繋がりも、私の経験上は多くあります。

もしかしたら、どのようなお願いであっても「いいね」と言うフランクな付き合いを意識することが大切なのかもしれません。
自分自身を追い込むほどの無理をしてはいけませんが、可能な範囲で「巻き込まれること」にも挑戦してみてはいかがでしょうか?

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私が実践している地域人の熱量や想いの引き出し方!

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地域の人を見つけても、いきなり「熱量」や「想い」を引き出すのは、とても難しいです。
ここでは、私が実践している地域人の「熱量」や「想い」の3つの引き出し方をご紹介します。
こちらも様々な方法はあると思いますので、実践に向けて一つのご参考にしてください。

未来予想図を語ってもらう!

まずは、未来予想図を語ってもらうことです。

人は、それぞれ心に秘めた「熱量」や「想い」を持っています。
その「熱量」や「想い」を引き出すためには、未来予想図を語ってもらうことが効果的です。

「この先、こうなったらいいな!」
「こんなことがしてみたい!」

気軽に自由なビジョンを語り合うことで、シェアや共感が生まれます。
その結果、新しい動きにも繋がり、具体的な実現に向けて動き出したりするかもしれません。

誰であったとしても、「熱量」や「想い」を語るのは好きなものです。
それをいかに気持ち良く喋ってもらうかを意識するだけでも、大きく結果が異なるでしょう。

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聞き役に徹する!

次は、聞き役に徹することです。

誰もが対話の場になると、自分の想いや考えを熱く語りたくなる場面があると思います。
しかし、そこでグッと堪えて、地域の人の話を聞くことに徹してみましょう。

「この人は、私の想いを聞いてくれる人だ!」

地域の人に、このように思ってもらうことが重要です。
「話を聞いてくれる人」という印象をつけることで、より深い「熱量」や「想い」を引き出すことに繋がります。

これは、私が地域の人との対話の場で一番大切にしている「自分ルール」です。
その結果、今では熱く語り合える地域の仲間たちが、多く存在しているのです。

お酒の場を活用する!

最後は、お酒の場を活用することです。

私は、自分の想いを喋ることが苦手な人には、お酒の力を借りています。
お酒の場で「聞き役」に徹することで、地域の人に自分語りをしてもらうというものです。
お酒が苦手な人に強要してはいけませんが、非常に効果がある場だと感じています。

しかし、今は新型コロナウイルス感染症対策として、お酒の場を開催することは難しいです。
堂々と場を設けることができるくらいにまで落ち着いた際には、ぜひ実践してみてください。

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まとめ

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今回は、「魅力的なまち」を実現するために、私が実践している地域人の見つけ方と熱量や想いの引き出し方について、ご紹介しました。

本記事では、「魅力的なまち」を「地域の人が熱量や想いを語り合い、行動できるまち」と定義した上でお話しました。
しかし、人によって「魅力的なまち」の定義は大なり小なり異なるものでもあると思っていますので、本記事を通じて、自分が信じる「魅力的なまち」を考えるきっかけになれば良いなと思います。

また、私はまちづくりに関する様々な記事を日々読んでいるのですが、奈良県三宅町複業プロジェクトの公式note記事内にある森田町長の言葉が強く印象に残り、共感しました。
ぜひみなさんにも読んでほしいので、この場で共有させてもらいます。

未来の三宅町には、住民さんが自分のやりたいことにチャレンジし、それを行政が応援する風土をつくりたい。今、全国で二番目に小さい町に、おもしろい人がどんどん集まり、そして繋がり、交流が生まれ新しいものが生まれている最中です。おもしろい人とは、自分の夢を追い、自分らしく生きている人。20年後の「自分らしくハッピーにスモール(住もうる)タウン」に、三宅町は前に前に進んでいます。人に焦点を当てたまちづくりをしていきたいです。

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なお、本記事の内容は、令和3年6月16日に開催された「NEWHERO」というオンラインコミュニティのイベント「地域も会社も、私から。“そと”からでも関われる住みたい地域の作り方。」でお話させてもらった内容です。

貴重な機会をいただき、主催の皆様には感謝申し上げます。
これからのオンラインコミュニティ「NEWHERO」の発展を祈念しております。
以下のグラフィックレコーディングやイベントレポート記事も、ぜひご覧ください。

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