地方公務員ブロガー 納 翔一郎~富田林INFORMATION×WORK×LIFE~

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富田林市職員の5つのめざすべき職員像を基に考える「理想の公務員像」とは?

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みなさんは、自分が考える「理想の公務員像」を持っていますか?

そもそも「理想の公務員像」は、自治体により異なるものです。
求められている人材や成長曲線など、自治体事情によって大なり小なり差があります。
そのため、まずは自分が所属又は目指す自治体の「理想の公務員像」を知り、それを自分なりに解釈して実践することが大切だと、私は考えています。

私が所属する富田林市では、「理想の公務員像」のことを「5つのめざすべき職員像」として、人事課のホームページで紹介されています。
私は何度も「5つのめざすべき職員像」を読み、その実践を意識するようにしています。

では、改めて「理想の公務員像」は、どのようなものなのでしょうか?
今回は、富田林市職員の5つのめざすべき職員像を基に考える「理想の公務員像」について、ご紹介します。

「理想の公務員像」は自治体毎に設定されている!

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「理想の公務員像」は、自治体毎に設定されていることがほとんどです。
富田林市の人材育成基本方針では、以下のことが述べられており、その中に「5つのめざすべき職員像」が掲げられています。

私たちはみんなで考え連携・協働し、行動する職員をめざします!
(引用:「富田林市人材育成基本方針 改訂版」P.6より抜粋)

富田林市のように、各自治体の人材育成基本方針を見ることが「理想の公務員像」を知る一番の近道です。
自治体によって若干の差はあると思いますが、検索エンジンで「自治体名 人材育成基本方針」と調べると良いでしょう。
特に、地方公務員を目指す学生のみなさんは、「どのような人材が求められているか?」や「入庁後、どのような能力を伸ばせばよいか?」などが見えてきます。
そのため、面接対策の一つのネタに繋げることができるかもしれません。

自治体で働く職員一人ひとりが、「このように働いていきたい!」や「このような職員になりたい!」などの具体的なイメージを持てることは、非常に重要です。
そこから目標に向かって行動し、自己啓発や日々のアップデートに繋がるのです。
その一つのきっかけが、各自治体で設定されている「理想の公務員像」だと私は考えています。

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富田林市職員の「5つのめざすべき職員像」から考える地方公務員の「理想の公務員像」は?

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では、富田林市職員の「5つのめざすべき職員像」を基に、地方公務員の「理想の公務員像」を考えてみます。
ぜひみなさんも、自分の所属又は目指す自治体の「理想の公務員像」と比較しながら、ご参考にご覧ください。

市民感覚を持ち、市民の目線に立って行動する職員

まずは、「市民感覚を持ち、市民の目線に立って行動する職員」です。
本市のホームページでは、以下のように、紹介されています。

市民とともに魅力あるまちづくりを進める中で、市民との対話や交流を通じて、市民の日常生活の身近な問題を市民の立場になって感じると同時に、その視線で物事を考え、地域や市民に貢献したいという思いを持って、市民とともにまちづくりを進めることができる職員をめざします。
(引用:「富田林市人材育成基本方針 改訂版」P.6より抜粋)

地方公務員は、「まち」全体を市民目線で考えて伴走できることが醍醐味だと、私は感じています。
言葉以上に実践に移すことは難しいと思いますが、まずはこの意識を持つだけでも大きな意味を持ちます。

市民の目線に立って行動するためのキーワードは、間違いなく「対話」です。
自治体内部の机上の空論で物事を語るのではなく、現場での市民との対話が非常に大切です。
現場で市民とともに本音で語り合い、行政と市民が一緒にまちづくりを進める視点を持つことが、これからの時代には欠かせないでしょう。

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専門性を高め、行政のプロフェッショナルとして行動する職員

次は、「専門性を高め、行政のプロフェッショナルとして行動する職員」です。
本市のホームページでは、以下のように、紹介されています。

目まぐるしく変化し続ける環境に適応するために行動し、自らの能力向上や専門知識、技術の修得に努めます。これにより専門性を高め、行政のプロとして自らの役割と責任を自覚し、市民サービスに活かします。
(引用:「富田林市人材育成基本方針 改訂版」P.6より抜粋)

「生活」や「まちづくり」に関する高い専門力を持つプロ職種こそが地方公務員だと、私は考えています。
地方公務員だからこその役割があり、責任があり、そして、できることがあります。

そして、現在の変化し続ける社会において、私たちが専門性の高いプロ意識をしっかりと持ち、市民のために行動を続けることはとても大切です。
特に、新型コロナウイルス感染症が流行している中で、市民の健康と安全を包括的に守ることができる職種こそ、地方公務員だと思います。
行政のプロフェッショナルとして自分ができることを日々考えて、一つずつ行動に移してみましょう。

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政経営感覚を持って行動する職員

次は、「行政経営感覚を持って行動する職員」です。
本市のホームページでは、以下のように、紹介されています。

問題意識を一人、あるいは一部署だけではなく、組織全体の問題として共有し、職員個々の業務の一部として自覚することはもちろん、お互いの個性と能力を活かしつつ協調し、組織や職場の活力を高め、組織や職場、職員個々の目標と使命の達成に向けて資源を有効活用し、効率的な行政経営(マネジメント)感覚と先見性を有する職員をめざします。
(引用:「富田林市人材育成基本方針 改訂版」P.6より抜粋)

地方公務員は、実は「行政経営感覚」がとても大切です。
「行政経営感覚」を持てるようになることで、地方公務員としてのステージは一つも二つも上がるのではないかと私は感じています。

  1. ヒト
  2. モノ
  3. カネ
  4. 情報
  5. 時間
  6. 知的財産

経営資源には、一般的にこのようなものがあると言われています。
これらの経営資源をベースに、日頃から行政経営を意識することが重要となります。

しかし、地方公務員は、企画部局や財政部局を経験しない限り、なかなか行政経営まで意識することがありません。
「行政経営感覚」を養うために、まずは、所属する自治体の経営資源をきちんと意識することから始めてみると良いでしょう。

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チャレンジ意欲を持って行動する職員

次は、「チャレンジ意欲を持って行動する職員」です。
本市のホームページでは、以下のように、紹介されています。

昨今、地域を取り巻く環境は厳しさを増し、柔軟な発想と広い視野を持ち、前例踏襲や既存の枠組にとらわれない大胆な意識の変革が求められています。このような変化の激しい社会情勢において、情報にアンテナを張り、仕事への情熱と学習意欲を持って、新たな課題へ積極果敢にチャレンジする職員をめざします。
(引用:「富田林市人材育成基本方針 改訂版」P.7より抜粋)

地方公務員の社会は、まだまだ前例踏襲や既存の枠組みに縛られた業務ばかりです。
その中で「チャレンジ」と言われても、正直難しいと感じる人は多いと思います。

しかし、ひと昔に比べると、地方公務員もチャレンジしやすい環境になっています。
特に、地方公務員の「個」の力が重視されるようにもなってきたように感じています。
地方公務員がすごい!と思う地方公務員アワード」が生まれたように、地方公務員の個人のチャレンジが表彰されるようにもなりました。

チャレンジを続けることで自治体に「変化」が生まれ、「進化」へと繋がります。
「変化」を好まない自治体は、「進化」することはできないでしょう。
私は、前例踏襲の型に縛られない自由な発想で、地方公務員はどんどんチャレンジしてほしいと強く願っています。

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豊かな感性と人間性を持って行動する職員

最後は、「豊かな感性と人間性を持って行動する職員」です。
本市のホームページでは、以下のように、紹介されています。

まちづくりの主役は市民であり、行政は市民と協働して魅力あるまちづくりを進めていくなかで、信頼関係がなければ何も成り立ちません。公務員として倫理観を備えた行動をとり、公平公正なサービスに努めることはもちろん、市民に信頼される接遇力、そして責任感と協調性をもって、職務に取り組む職員をめざします。
(引用:「富田林市人材育成基本方針 改訂版」P.7より抜粋)

私たちは、機械のように「お役所仕事」をすることが仕事ではありません。
まちづくりの主役は市民であり、その市民を支える黒子として行動することが重要です。
そして、それを現実的に実践するためには、職員同士や市民一人ひとりとの信頼関係こそが、最も求められていることです。

信頼関係を築くためには、日頃からの挨拶や対話、お役所仕事からの脱却が大切です。
より良い地域の未来を築くためにも、市民との信頼関係を作りながら感受性豊かな地方公務員になる必要があるでしょう。

私は、日頃から地域の住民や事業者と本音ベースの対話を通じて、信頼関係を構築してきました。
信頼関係は、一朝一夕で築けるものではありません。
みなさんも、身近な方から信頼関係を築き、少しずつ広めてみてはいかがでしょうか?

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まとめ

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今回は、富田林市職員の5つのめざすべき職員像を基に考える「理想の公務員像」について、ご紹介しました。

「理想の公務員像」は、あくまで理想です。
そのため、人それぞれで考え方は異っても、どこまでも理想を語っても良いのです。

しかし、自分が所属又は目指す自治体の「理想の公務員像」は、確認しておいた方が良いでしょう。
地方公務員が「自分らしさ」を貫きながら日々を過ごすためにも、押さえるべきポイントを押さえながら行動することは大切なのではないか、と私は考えています。
そのため、まずは自分が所属又は目指す自治体の「理想の公務員像」を知るところから始めてみてはいかがでしょうか?

また、富田林市の職員採用案内は、富田林市公式ウェブサイト「職員採用」のページから発表されています。
ぜひみなさんも一度チェックしていただき、富田林市で私と一緒に働きませんか?

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