地方公務員ブロガー 納 翔一郎~富田林INFORMATION×WORK×LIFE~

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地方公務員オンラインサロン\セミナーレポート/『3つの視点から進めた市役所改革』『市長退職後の人生で目指すもの』

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令和3年8月5日、地方公務員オンラインサロンにて、前日南市長の﨑田恭平さんによるオンラインセミナー『3つの視点から進めた市役所改革』『市長退職後の人生で目指すもの』が開催されました。

地方公務員限定のオンラインサロン「地方公務員オンラインサロン」では、月に2、3回ほどのペースで、様々なジャンルでご活躍されている方のオンラインセミナーが開催されています。
今回開催された前日南市長の﨑田恭平さんによるオンラインセミナーでは、日南市の事例紹介や市役所改革、そして、これからのキャリアのお話を聞くことができました。
特に、市役所改革のお話で聞いたマインドセットについては、とてもワクワクするものがありました。

では、どのような内容をお話だったのでしょうか?
今回は、地方公務員オンラインサロンのセミナーレポート『3つの視点から進めた市役所改革』『市長退職後の人生で目指すもの』について、ご紹介します。

community.camp-fire.jp

「日本一組みやすい自治体」をキャッチコピーに!

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﨑田 恭平(さきた きょうへい)
1979年5月生まれ、宮崎県日南市出身。九州大学工学部卒業後、宮崎県庁、厚生労働省を経て、2013年4月に33歳、当時全国で2番目の若さで日南市長に就任。2期8年を務め、3期目は出馬せず、2021年4月に退任。「日本一組みやすい自治体」「日本の前例は日南が創る」をキャッチコピーに掲げ、ベンチャー企業並みのフットワークの軽さで、民間人の登用や官民連携による地域課題の解決策を積極的に実行に移し、その行政手腕は全国から注目を集めた。具体的には、行政にマーケティング戦略を導入。シャッター通りであった商店街空き店舗へのIT企業誘致、大型クルーズ船の誘致、官民連携による武家屋敷(文化財)の再生などの取り組みが注目され、地方創生担当大臣の歴代3名が先進地視察に訪れるなど、地方創生の成功事例として注目されている。

www.holg.jp

「日本一組みやすい自治体」をキャッチコピーに掲げ、民間人の登用や官民連携などの積極的な実行により全国から注目を集めた日南市の前市長である﨑田恭平さんによるオンラインセミナー。
地方創生担当大臣の歴代3名が「地方創生の成功事例」として視察に訪れるなど、今でも大きな注目を集めている日南市が生まれるきっかけや取り組み、そして、若い市長のセカンドキャリアについてなど、とても濃い時間でした。

セミナーの流れ
1.自己紹介及び日南の地方創生
2.3つの視点から進めた市役所改革
3.市長退職後の人生で目指すもの

日南市は、「商店街の再生」と「城下町の再生」の2つが、メディアに取り上げられるなどの注目事例となりました。

「油津商店街」の名前を耳にしたことがある地方公務員は、とても多いと思います。
店舗のリノベーションや屋台村、お洒落な貸スペース、空き地の活用など、民間人の登用が一つの大きな起点になり商店街の再生が行われたことで有名です。
﨑田さんも「民間人の登用は意識を持って進めてきた」とお話されていました。

forbesjapan.com

城下町の再生として知られている「飫肥城下町」は、大きなお城が残っているのではなく、街の中に「点」ではなく「面」で文化財の価値のある建物が多く残っている町です。
この町の課題は、施設運営のための指定管理料と入館料の差し引きにより年間3,300万円程度の赤字が出るなど、財政的な側面で将来的な文化財施設の維持・保存が難しい状態でした。
しかし、今までにない指定管理者制度として、「民間企業が修繕・維持管理費を負担し、市は費用を負担しない」という新たなモデルを構築しました。
文化財の価値を損なわないための明確な厳しい基準を設けることで、この新しいモデルが成功し、注目を集めています。

www.welcomekyushu.jp

3つの視点から進めた市役所改革!

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次に、3つの視点から進めた市役所改革のお話です。
これらを着任当初の職員訓示から伝えるなど、﨑田さん自身もブレずに大切されてきたそうです。

  1. できない理由ではなく、できる方法を考える市役所
  2. 予算主義から成果主義
  3. 市の仕事の見える化

私たち地方公務員は、どうしても「できない理由」を探しがちです。
しかし、首長から「できる方法を考える市役所を目指す」という方針を打ち出すことで、日南市では「できる方法を考える」が身に付いたとのことでした。
首長がこの方針を言語化して掲げることは、とても大切だと私も思いました。

「予算主義から成果主義へ」について、自治体の事業はどうしても「予算をつけたこと」に対してニュースになりがちです。
しかし、﨑田さんは、「本来は、予算をつけたことで、どのような結果が出たのか?」という考えを大切にされていました。
職員に対して、「予算を取った後に何をするかを大切にしよう」と言い続けてきたそうです。

「市の仕事の見える化」は、自治体は結果だけを見てもらいがちですが、成長している過程を見てもらいたい、また、働く公務員の頑張りを市民に伝えたいという﨑田さんの想いがありました。
そして、「市の仕事の見える化」を通じて、市民にも自分ごととして当事者意識を持ってもらう狙いも持たれていました。
そのため、市の仕事の要所を透明化していくことに取り組まれていたそうです。

drive.media

若い市長のセカンドキャリア!

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﨑田さんは、日南市長を退任された後、株式会社飫肥車中(おびしゃちゅう)を立ち上げました。

今回のセミナーでのお話によると、﨑田さんの想いとしては、自治体は良い事例が横展開されることが多いため、真似がされる自治体になれることに価値があると感じ、市長として仕事をしてきたそうです。
このような想いを胸に秘めていたため、これからは横に広げていくための仕事をしていきたいとのお話でした。
現在、株式会社飫肥車中では、以下の3つの事業を行っています。

  1. 人材育成
  2. 政策支援・シンクタンク
  3. 地方創生支援・コンサルティング

また、若い市長たちの中では、「若い市長のセカンドキャリア問題」があるとのことです。
﨑田さんは、その第一人者として、自分がどのようなキャリアを歩むのかが大切だという自覚も持たれていました。
今後、﨑田さんがどのような道を歩まれるのか、私も注目しながら応援したいです。

sakitakyohei.jp

まとめ 

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今回は、地方公務員オンラインサロンのセミナーレポート『3つの視点から進めた市役所改革』『市長退職後の人生で目指すもの』について、ご紹介しました。

﨑田さんのオンラインセミナーを通じて、本記事ではご紹介できないほどの多くの大切なことを学ばせていただきました。
全体を通して質疑応答や交流の時間を長くとっていただいたため、オンラインセミナーの参加者は、とても満足度も高かったのではないかと思います。

自治体には、可能性しかない。限界を感じたことはない。行政ほど信頼を持っていろんなことができる組織体はない。』 

今回のセミナーの最後では、このように私たち地方公務員の背中を押してくれるような力強いお言葉をいただきました。
私たちの仕事は、まだまだ可能性に溢れていると感じたと同時に、一歩前を向くことができた楽しいオンラインセミナーでした。 

【9月9日(木) 21:00~22:30】
講演-高橋伸行さん(船橋市
「多文化共生概論」「自治体の多文化共生の今」

【9月16日(木) 21:00~22:30】
講演-井上純子さん(北九州市議会議員)
「バナナ姫から地方議員になるためにおこなったこと」「地方議員になって思うこと」

【9月21日(火) 21:00~22:30】
講演-菅野勇太さん(株式会社LIFULL)
「デジタルマーケティング概要/使いこなすために必要なこと」

地方公務員オンラインサロンでは、月に2、3回のペースで、魅力的なオンラインセミナーが開催されています。
更に、講演者との少人数交流が出来ることも、地方公務員オンラインサロンならではの魅力でしょう。

また、オンラインセミナーは、見逃し配信もあります。
そのため、過去に開催された全てのオンラインセミナーを再視聴できるため、とても魅力的です。
質の高い学びと気付き、そして、人脈を得ることができる地方公務員オンラインサロンで、ぜひ一緒に成長していきましょう。 

naya0708.hatenablog.com

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