先日『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2021』(以下、「地方公務員アワード2021」)の結果発表がありました。
今回もとても素敵な地方公務員10名が受賞されました。
受賞者の皆さん、おめでとうございます。
いずれ私も受賞を目指したいと思っている地方公務員アワードですが、今回は、私が推薦した3人のうちの1人である「公務員Youtuberはらしょ」さんが受賞しました。
私自身が受賞したわけではないのですが、自分ごとのようにとても嬉しかったです。
では、地方公務員アワード2021の受賞概要と私が推薦文を書いた想いとは、どのようなものだったのでしょうか?
今回は、他薦で10名の地方公務員が受賞した『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2021』について、ご紹介します。
今年も素敵な受賞者だらけ!地方公務員アワード2021
そもそもみなさんは、地方公務員アワードをご存知でしょうか?
「まだ知らない」という人は、まずはどのようなものか確認してみてください。
地方公務員アワードの概要!
地方公務員アワードは、地方公務員の他薦をベースに行われる表彰です。
活躍する現役の地方公務員が審査を行い、地味さや派手さを問わず「本当にすごい!」と思われる地方公務員を毎年選んで、表彰しています。
今年で5回目の開催となりました。
本アワードの詳細や私が考えている本アワードの価値や想いについて、以下の記事にまとめていますので、ぜひご参考にご覧ください。
地方公務員アワード2021受賞者!
今回の地方公務員アワード2021では、昨年に引き続き、とても素敵な地方公務員が受賞されました。
以下より、それぞれの方の推薦文と審査員のコメントをご覧いただくことができます。
- 伊藤 遼平 (宮代町 子育て支援課 こども笑顔担当)
- 岩﨑 弘宜 (取手市 議会事務局 次長)
- 吉田 祐介 (琴浦町 商工観光課 主事)
- 原田 翔 (京丹後市 政策企画課 主任)
- 高松 俊 (堺市 泉北泉北ニューデザイン推進室 主査)
- 山本 伸一 (太田市役所 農政部農業政策課 地産地消推進係 主任)
- 寺田 遼 (龍ケ崎市 龍ケ崎市無料職業紹介事業所 職業紹介責任者兼就労支援員)
- 松浦 城太郎 (西伊豆町役場 産業建設課 主査)
- 多田 功 (政策企画課 スマートシティ推進担当課長)
- 林 博司 (北本市 市長公室シティプロモーション・広報担当 主査)
また、地方公務員アワードには、協賛企業による『特別協賛社賞』も設けられています。
地方公務員アワード2021受賞の詳細は、以下にまとめられていますので、ぜひ『特別協賛社賞』も含めてご覧ください。
「受賞者の転職が多い!」は、都市伝説だった!
地方公務員アワードの受賞者は、転職する!?
地方公務員アワードは、「受賞者が地方公務員を辞めてしまう」といわれています。
実際に、私の尊敬する先輩地方公務員で受賞された方の中で、転職した事例が2年続いていました。
しかし、「受賞者が地方公務員を辞めてしまう」ことは、本アワードの主催者である株式会社ホルグの加藤代表が都市伝説であることを教えてくれました。
みなさんにも是非知ってもらいたいと思いましたので、以下内容を共有します。
アワード取ったら辞めるは都市伝説。20年までの受賞者50人、民間企業転職は3名。起業1、大学教員1、地方議員1。(任期付/定年除)
辞める予定の人もいたし、年間離職率が約1.2%*から鑑みると、5年目のアワードとしては多くない。
*地方公務員の退職状況等調査(総務省H29年度)
(引用:株式会社ホルグ 加藤代表 Twitter原文)
このツイートにもあるように、受賞したほとんどの地方公務員は、まだまだ現役として最前線でご活躍されています。
地方公務員が魅力的な仕事であることを対外的に示すことにもなっている「地方公務員アワード」のこれからも、とても楽しみです。
地方公務員アワードで推薦者が受賞!
さて、今回の地方公務員アワードでは、嬉しいことがありました。
それは、私が推薦した公務員Youtuberのはらしょさんが受賞したことです。
ここでは、推薦文の内容や私の想いについて、ご紹介します。
私が書いた「公務員Youtuberはらしょ」の推薦文(原文そのまま)
フリーランス公務員!公私共に動画スキルを活かす公務員Youtuber
公務員×Youtuberと言えば、京丹後市のフリーランス公務員の原田さんです。
原田さんは、令和元年9月から公務員志望の学生や若手公務員向けの動画を制作・配信をしており、現役公務員Youtuberとしてチャンネル登録者数3,500人以上を抱えています。
特に、ライブ配信で参加者から直接色々な声を聞き、質問を一つひとつ真摯に答える姿を見ている人も多いと思います。
また、本のレビュー動画や他人を巻き込んだコラボ動画なども人気です。原田さんの発信による影響力はとても大きく、特に公務員志望の学生の間では、超有名人となっています。
今回私が推薦するポイントとしては、このような公務員Youtuberとしての実績だけではなく、本業でもスキルを発揮し、地域との協働へ繋げていることです。
原田さんは、京丹後市のふるさと創生職員として「空き家再生推進」の担当をしており、京丹後市移住支援サイトや動画作成を軸とした情報の交通整理を行なっています。
原田さんは、日頃の公務員Youtuberとしての活動から「動画配信の時代」が来ることを見越しています。
京丹後市にとっても、これからの時代の先をいく取り組みとして、原田さんの力が大いに発揮されることに期待されていると思われます。
そして、原田さんは、多くの人に動画制作のノウハウを伝えることや、広告収入を得て自治体へ寄付するなどの財源への貢献も視野に入れて活動しています。
これからの新しい時代の公務員の社会的役割を示すパイオニア的な存在になるのではないかと感じています。
これらのことから、私は原田さんを本アワードに推薦致します。
公務員Youtuberはらしょが受賞する意味とは?
公務員Youtuberはらしょが受賞する意味は、先ほどの推薦文の通り、これからの地方公務員像を大きく変えるきっかけになると強く感じているためです。
また、動画による住民への情報発信の可能性と先駆性を感じたことも、推薦理由の一つです。
まさに、時代を先取った活躍をしている地方公務員だと言えるでしょう。
そして、実は2020年10月に、私は公務員Youtuberはらしょのインタビューをしています。
その時に語られた想いや考え方が「軸」として大切にされており、やはりかっこいいなと思いました。
ぜひこちらのインタビュー記事も、ご覧ください。
今回の受賞は、他の公務員Youtuberを勇気づけるものになっているでしょう。
私も一人の情報発信者として、心より嬉しく思います。
公務員YoutuberはらしょのYoutubeチャンネルの登録をしていない人は、ぜひ登録してみてください。
まとめ
今回は、他薦で10名の地方公務員が受賞した『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2021』について、ご紹介しました。
今年の地方公務員アワード2021も、とても素敵な方々が受賞されました。
一人の地方公務員として、とても喜ばしいと同時に、良い刺激をいただきました。
また、今回は、私が推薦した公務員Youtuberはらしょの受賞もあり、私の心にも強く刻まれたアワードになりました。
おそらく、来年以降も地方公務員アワードは続くと思います。
私もいつか本アワードを受賞できるように、引き続き、精進していきます。
みなさんも、今回の受賞者の取り組みをご覧いただき、今後のご参考にしてください。