「書く習慣」って、どのようにすれば身につきますか?
書く習慣を身につけることは、自分に様々な成長や可能性を生みます。
私も最初は「書く習慣」を身につけるために、様々な方法で挑戦をしました。
しかし、何度も挫折を繰り返し、今のようなブログやSNSを書く習慣が身につきました。
要因を振り返ると、そこには様々な「書く習慣」を身につけるための実践術がありました。
そして、その実践術を共有することで、みなさんの「書く習慣」を身につけるお役に立てるのではないかと思いました。
では、どのような実践術なのでしょうか?
今回は、地方公務員が「書く習慣」を身につける7つの方法について、私の実践術をベースにご紹介します。
文章が苦手でも、書いてもいい!
私は、昔から文章を書くことが、非常に苦手でした。
学生時代の国語の成績はずっと赤点ギリギリで、「国語が出来なくても死にはしない!」くらいの気持ちで過ごしていました。
そして、どちらかと言えば数字の方が得意だったため、高校では理系に進学しました。
その後も、私は大学を卒業することなく20歳で地方公務員となったため、論文のような長い文章も書くことなく社会人になりました。
つまり、私のように文章に対して強い苦手意識を持ったまま社会人になったとしても、「書く週間」を身につけることは、何も問題はありません。
文章が苦手な人でも、文章は積極的に書いても良いのです。
これは私の持論ではありますが「自分の文章の正解は、「他人」が決めるものではなく「自分」が決めるもの。」と考えています。
また、いきなり100点の文章を書くことは限りなく不可能であり、100点の文章なんてものは存在すらしないのではないかとも思います。
もしも、文章を書くことに恥ずかしさがあるのであれば、非公開から始めれば良いです。
つまり私が言いたいことは、文章が苦手であったとしても、誰しもが自信を持って書くことを楽しめば良いということです。
地方公務員が「書く習慣」を身につける7つの方法とは?
では、どのようにして書く習慣を身につけることができるのでしょうか?
ここでは、私がおすすめする書く習慣を身につける方法をご紹介します。
目的を持ってみよう!
まずは、目的を持つことです。
漠然と文章を書き始めることよりも、何か目的意識を持って取り組むことが重要です。
目的意識を持って取り組むことにより、モチベーションと継続力が変わります。
そして、書く習慣を身につけたい方の目的の大半は、文章力を伸ばすことでしょう。
この目的意識を何度も振り返ることで、書く習慣を身につける一助となるかもしれません。
1日10分から始めてみる!
次は、1日10分から始めてみることです。
そもそも書く習慣を身につけるためには、必ず「書く行為」を行わないといけません。
そのため、まずは「書く行為」を身近にすることから始めてみましょう。
実際に私が行った「1日10分を生み出す方法」は、とても簡単なものです。
それは、ネットサーフィンを10分減らし、その時間を「書く時間」に置き換えたことです。
心の中で「10分だけ」と言いながら、気付けば1時間くらいやってしまうこともあります。
最初は「5分」など、ハードルを低く始めれば良いと思いますので、ぜひ時間の活用方法の置き換えから始めてみてください。
全力で妥協する!
次は、全力で妥協することです。
私は、普段からブログやSNSでの「書く習慣」を身につけています。
しかし、しばしば「書く」に対して、気分が乗らないこともあります。
その時、私は「まぁいいか」という気持ちで妥協するようにしています。
もしも、「やらなければならない」という義務的なものになってしまうと、そこに楽しさは全くありません。
そのため、文章が書けない時や気分が乗らない時は、「まぁいいか」と開き直り、妥協することがとても大切です。
書いた自分にご褒美を与える!
次は、書いた自分にご褒美を与えることです。
文章を書いた自分にご褒美を与えることは、とても大切なことです。
何かの楽しみを自分に与えることで、「書こう!」という意欲に繋がることもあります。
もちろん、普段の仕事や活動などにおいても、大切なものです。
そのため、どんどん自分にご褒美を与える習慣も身につけてください。
日常生活のルーティンに組み込んでみる!
次は、日常生活のルーティンに組み込んでみることです。
日常生活のルーティンとして組み込むことで、スケジュールや気持ちなどに無理が生まれにくくなります。
ルーティンに組み込むためのポイントは、以下の2つです。
- 自分に合ったスタイルで書くこと
- 日常生活の中へ自然に溶け込ますこと
一日の中で書く時間を決めずにどこかで書こうと思うと、忙しい日や疲れている日に忘れてしまい、どんどん続かないようになります。
そのため、例えば、通退勤中や始業前に書くなどの条件を付け、生活習慣の一つにしてしまうことで、毎日継続することに繋がるでしょう。
アウトプットを意識したインプットをしてみる!
次は、アウトプットを意識したインプットをしてみることです。
「書くネタがない!」「何を書いたら良いかわからない!」となり、書く習慣が身につかない人は、アウトプットを意識したインプットをしてみましょう。
私が実践しているインプットの方法は、研修やセミナーへの参加、WEB記事、読書などです。
また、アウトプットを意識したインプットのメリットは、「書く習慣」に繋がるだけではありません。
思考の深化や整理など、自身の成長にも繋がります。
そのため、何かのインプットをする際は、ぜひアウトプットまで意識してみてください。
「毎日やります宣言」をする!
最後は、「毎日やります宣言」をすることです。
これは、自分自身の逃げ道をなくす方法です。
自分の意思が弱くて続けられる自信がない人に、とてもおすすめの方法です。
特に、SNSでオープンに宣言することで、完全に逃げ道もなくなるでしょう。
これは、誰かを巻き込むことで習慣化に繋げる方法です。
宣言しなくても、誰かを誘って始めるという形でも良いかもしれません。
一人じゃできないなら、みんなでやってみましょう。
「書く習慣」を身につけるために活用できるツールとは?
では、書く習慣を身につけるために、どのようなツールを使うと良いのでしょうか?
それぞれの使い方の事例も踏まえて、ご紹介します。
ノート
まずは、ノートです。
ノートは、誰かにアウトプットするためのものではなく、自分だけのものです。
そのため、どのように書こうが自由なので、気楽に始めやすいです。
例えば、一言日記や今の感情、1日の出来事などを書いてみてください。
このような積み重ねが、意外と後々の文章のきっかけやネタ、仕事でのアイデアになったりもします。
次は、Twitterです。
書く習慣に一番適しているツールはTwitterだと、私は感じています。
Twitterは、140文字という制約があるため、長文を書くことがありません。
短文で伝わる力や要約力を鍛えるには、最高のツールでしょう。
最初は、今日の気持ちや一言だけでも良いでしょう。
箇条書きでも大丈夫です。
以下の記事も参考に、ぜひTwitterをご活用ください。
次は、Facebookです。
地方公務員は、Facebookを使っている人が多いように感じています。
普段利用しているFacebookでも、書く習慣を身に付けることは可能です。
例えば、日記や今の感情、1日の出来事などを書いてみてください。
恥ずかしかったら、非公開設定でも大丈夫です。
ブログ・note
次は、ブログ・noteです。
ブログ・noteはハードルが高いと思われがちですが、そこまで構えるものではありません。
むしろ、シンプルに使いやすいサービスが多いので、メモ感覚で気軽に文章を書くことができます。
ブログ・noteの使い方として参考となる例は、北海道猿払村の新家拓朗さんです。
毎日noteを書かれていますので、ぜひご参考にご覧ください。
メモアプリ
最後は、メモアプリです。
メモアプリの大きな特徴としては、その場で瞬間的に書けることです。
書く内容はなんでも良く、その時に気になったフレーズや思いついたこと、その時感じたことを書いてみましょう。
私はブログの執筆に、「Bear」というメモアプリを活用しています。
書いた文字数や見出しの設定などが出来るため、非常に重宝しています。
私が「書く習慣」を身につけて生まれた様々な変化!
私は、「書く習慣」を身につけたことで、地方公務員キャリアに様々な変化がありました。
ここでは、その一部をご紹介します。
文章力が向上した!
まずは、文章力が向上したことです。
一番の変化は、難しい言葉を意識的に使わないようになりました。
文章は、誰でもわかるような簡単な言葉で良いのです。
無理に難しい言葉を使って頭を抱える必要がないことに、気づくことができました。
そもそも、伝わる文章は「中学生が理解できるレベルの文章」で良いと言われています。
専門用語を入れることで書くことが難しく感じるのであれば、まずはやめましょう。
自分の世界が広がった!
次は、自分の世界が広がったことです。
特に、自分自身の視野がとても広がりました。
その結果、自分を客観的に見ることにも繋がり、思考の幅も広がっている実感があります。
特に、自分自身も気付いていなかった自分の本音や深層心理が、書くことを通じて見えることもありました。
そして、新しいキャリアを考えるきっかけにも繋がっています。
メディアからの取材や記事の寄稿依頼、そして、様々な場からの講師依頼など、なんでもなかった一人の地方公務員の世界が広がったのです。
そして、今もなお「書く習慣」を通じて、様々な世界が広がっています。
繋がりが増えた!
次は、繋がりが増えたことです。
書く習慣を通じて、日本各地に友達や仲間が増えました。
その結果、仕事や自分の活動の幅も広がり続けています。
また、雑誌やメディアなどの方々との繋がりにより、取材を受ける機会も増えました。
自分のことを他人に知ってもらうことが出来たことにより、更なる繋がりも生まれています。
まさに、「繋がりの連鎖」で新しい繋がりが生まれ続けています。
メンタルの安定に繋がる!
最後は、メンタルの安定に繋がることです。
文章を書くことで、モヤモヤする思考の整理と発散をすることができます。
自分の中に溜め込まずに吐き出すことで、気持ちが安定するようになりました。
特に、自分がマイナスだと思っていたことがプラスに捉えられるようになったことは、とても大きかったです。
また、日頃のモヤモヤや疑問を書き出しておくことで、そのネタが将来の財産となる可能性もあります。
自分のためにも「書く習慣」は、これからも大切にしていきたいと思っています。
まとめ
今回は、地方公務員が「書く習慣」を身につける7つの方法について、私の実践術をベースにご紹介しました。
今の私があるのは、「書く習慣」を身につけたおかげだと思っています。
もし「書く習慣」を身につけていなければ、全然違った未来が待っていたでしょう。
自分の文章は、自分にしか書けないものです。
そして、その瞬間の文章は、その瞬間の自分にしか書けません。
書くことが苦手だから諦めるのではなく、未来の自分のためにも一歩ずつチャレンジしてみてください。