地方公務員ブロガー 納 翔一郎~富田林INFORMATION×WORK×LIFE~

地方公務員のこと、富田林市のこと、公務員本の読書記録などを書くブログです。

【エピソード】"ヨソモノ"を地域の活力へ!イラストレーターのコジマユイを富田林市に巻き込むことで起きたこととは?

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みなさんは"ヨソモノ"に対して、どのような印象を持っていますか?

私は、身近な"ヨソモノ"であるコジマユイさんを富田林市に巻き込んだことにより、様々な出来事が身の回りで起きました。
約1年半という短い期間の出来事ではありますが、富田林市内でここまでコジマユイさんが広がり、反響や変化があるとは思いませんでした。
まさに私は、"ヨソモノ"を呼び込み、地域に変化を生んだ経験をしたのです。

では、"ヨソモノ"を呼び込んだことで、どのようなことが起きたのでしょうか?
今回は、イラストレーターのコジマユイを富田林市に巻き込むことで起きたことと"ヨソモノ"を地域に巻き込むことで感じた可能性について、ご紹介します。

私とコジマユイの繋がりは、どのようなきっかけで始まったのか?

コジマユイ公式画像

コジマユイ
1992年生。大阪府堺市出身。建築好きのイラストレーター。
人の営みが感じられる建物を好んで描いています。日々の営みに疲れてしまっても、わたし達には帰る場所があります。そんな当たり前のことを、忘れないように、私自身にも問いかける作品たちです。建築物は使わなければすぐに朽ちてしまいます。わたしのイラストをきっかけに、建築の良さに気づいてくれる人が増えればいいなと思います。
・大阪府立港南造形高等学校総合造形科卒業
・大阪芸術大学附属大阪美術専門学校総合デザイン学科グラフィックデザイン専攻卒業

kjmue.jimdofree.com

私とコジマユイさんの繋がりのきっかけは、仕事ではなくプライベートな場でした。
実は、元々コジマユイさんは、私の嫁の親友です。
そのため、私は嫁と出会ってから、コジマユイさんと繋がることができました。
今となっては、私はコジマユイさんの一人のファンであり、かつ、大切な友人の一人として仲良くしております。

そして、ちょうどコジマユイさんと出会った頃に、私は仕事を進めていく中で「"ヨソモノ"をうまく巻き込めないか?」と考えていました。
そこで、「コジマユイさんを富田林に巻き込んでみたい」と思い、私が取り組んでいた事業に強引に巻き込むことから全てが始まりました。

インターネット番組「富田林テレビ」に巻き込んでみた!

富田林テレビ画像

令和2年4月、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言等の影響により、あらゆるオフラインの活動が止まりました。
私は「自分に出来ること」を模索する中で、スタジオ撮影で行っていたインターネット番組「富田林テレビ」を、早々にオンライン配信へと切り替えることに成功しました。
そして、「オンライン配信だからこそ出来ることに挑戦したい」とすぐに考え、ライブ感演出と文化・芸術の現状を知る機会として、令和2年6月放送でコジマユイさんに出演を依頼しました。

富田林テレビの配信では、コジマユイさんにライブ配信で絵を描きながらお話をしていただきましたのですが、同じくゲスト出演していた富田林市唯一のギャラリーのオーナーさんからコジマユイさんに対して「コラボしませんか?」との提案がありました。
その結果、富田林テレビのみで終わらずに、次へ繋がることとなりました。

youtu.be

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『電車で行ける江戸時代ーコジマユイによる寺内町イラスト展ー』開催!

コジマユイとギャラリー画像

インターネット番組「富田林テレビ」出演を通じて話が進み、令和3年3月6日から14日に、富田林市で唯一のギャラリー「Gallery Blau Katze」にて、『電車で行ける江戸時代ーコジマユイによる寺内町イラスト展ー』が開催されました。

富田林市は、丘陵地に住宅街が広がる「西部」と古き良き街並みや農地が広がる「東部」における富田林市民の東西交流が行われていないことが、大きな地域課題です。
しかし、このイベントは、多くの富田林市民の東西交流を繋ぐアートイベントとなりました。
8日間で、市内から約70名・市外から約80名の合計150名ほどの来場があったそうです。

グッズ画像

(画像引用:23番地.日記

また、コジマユイさんが製作した富田林寺内町グッズや冊子の販売も行われました。
市外から来場された人たちも多くの雑貨を購入し、富田林市のPR効果もあったのではないかと思います。
イラスト展で飾られた原画は、主に富田林寺内町のお店の人たちが購入し、現在も富田林寺内町のそれぞれのお店で飾られています。

そしてイベントを通じて、富田林寺内町を軸とした様々なきっかけを生む結果となりました。
富田林市民が富田林市のことを深く知るだけでなく、富田林寺内町の人たちが自分たちの街に誇りを持つ「シビックプライド」を醸成することにも繋がりました。

tondabayashi-city.note.jp

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更に、今回のイラスト展は、富田林市制施行70周年記念事業にも選ばれました。
富田林市長が来場したことはもちろん、令和3年広報誌4月号にも掲載されました。

また、イラスト展の会場となったギャラリー「Gallery Blau Katze」のウェブサイトにレポート記事が公開されるだけでなく、富田林寺内町の人たちも、自身のFacebookや Twitter、ブログなどの様々な媒体で、本イラスト展に対する喜びの発信もしています。
こちらも是非合わせてご覧ください。

gallery-blaukatze.com

kakyofugetsu.com

『南大阪の本』で富田林寺内町のイラスト掲載!

南大阪の本の画像

令和3年6月に、京阪神エルマガジン社から『南大阪の本』が発刊されました。
『南大阪の本』は、南大阪の様々な地域の情報が載っている1冊です。
その中の富田林市のページ内で、コジマユイさんのイラストが使われていました。
富田林寺内町の魅力を、とても引き出したページになってます。

コジマユイさん自身が出版元である京阪神エルマガジン社とのお付き合いが元々あって生まれたことだと思いますが、おそらく、コジマユイさんと富田林市の今までのお付き合いがなかったら実現しなかったのではないかと、私は勝手に考えています。
本誌もぜひ多くの人に見てもらいたいので、ご購入いただきご覧ください。

books.rakuten.co.jp

公民館まつり『壁画プロジェクト』での製作!

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令和3年11月、コジマユイさんとコジマユイさんの知人が「富田林市」をキーワードで繋がり、富田林市立中央公民館の壁画プロジェクト開催が決まりました。
本イベントの準備期間を含めて約4日間、富田林市立中央公民館内の約2m×5mの壁に、富田林寺内町の絵を描きました。

その様子を、中央公民館職員が動画でまとめていますので、ぜひご覧ください。

youtu.be

youtu.be

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また、今回のイベントも、令和3年広報誌12月号に掲載されました。
現在は、中央公民館を利用する市民を癒すだけでなく、富田林寺内町の良さを来館者に伝える市にとっても大切な作品となりました。
部屋の貸し出しがなければ見れるそうなので、ぜひ中央公民館へ行ってみてください。

コジマユイが富田林市に関わって感じたこと!

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今回、コジマユイさんからもコメントをいただきましたので、ご紹介させていただきます。
お忙しい中、ありがとうございます。

ー 率直に、ここまで富田林市に関わってみて、いかがですか?

コジマユイ:都会にはない"人の繋がり"を感じました!レトロな街並みを生かしたような観光スポットは寺内町の他にもたくさんありますが、寺内町の方々はお店同士の仲が良くて「みんなで寺内町を作っているんだなあ」と思いました。

ー 富田林寺内町のポテンシャルを教えてください!

コジマユイ:まだまだ、大和川より北の地域の方は寺内町の良さをご存知ない方も多いので、宣伝を続けていけばもっと若い人に注目されるホットスポットになれると思います!

ー 最後に、富田林市民へ一言お願いします!

コジマユイ:富田林に縁もゆかりもなかったわたしが、ここまで富田林でお仕事をしてこられたのは、作品を見てくださったり褒めてくださった富田林市民のみなさまのおかげです。富田林は今後ももっと活気が溢れる地域になっていくんだろうなあと思います!

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"ヨソモノ"を巻き込むことにより私が感じた3つの可能性とは?

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今回、"ヨソモノ"であるコジマユイさんを巻き込むことで、私自身、ここまで富田林市内で広がっていくとは正直思ってもいませんでした。
この1年半の中で、私は"ヨソモノ"を巻き込むことによる3つの可能性を感じましたので、ご紹介します。

スキルの流入とアイデアの創出・実現へ繋がる!

まずは、スキルの流入とアイデアの創出・実現へ繋がることです。

特に、今まで地域の中になかったスキルが地域に入ってくることは、とても大きいでしょう。
新しいスキルが地域に入ることで、今まで「出来ない」と判断されていたようなことが「出来る」と判断できるようになるかもしれません。

また、「出来る」というポジティブな思考が地域内に広がることで、様々なアイデアの創出・実現に繋がります。
アイデアが実現まで繋がることにより、地域やコミュニティの活性化にも影響が出るでしょう。

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住民同士の交流やコミュニティ醸成のきっかけになる!

次は、住民同士の交流やコミュニティ醸成のきっかけになることです。

"ヨソモノ"を中心として、住民同士の交流が生まれたりコミュニティの活性化に繋がります。
今まで自分一人では動けなかったけれど、"ヨソモノ"を通じて新しいアクションが生まれるかもしれません。
また、住民同士の対話を通じて、自らの街を誇りに思うきっかけにもなるかもしれません。

その結果、シビックプライドの醸成にも大きく寄与することも考えられます。
まちの住民がまちに誇りを持つことで、持続可能な地域づくりへと繋がるでしょう。

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"ヨソモノ"を中心とした多くの情報発信が生まれる!

最後は、"ヨソモノ"を中心とした多くの情報発信が生まれることです。

"ヨソモノ"による情報発信は、主に、地域外に向けたものとなります。
そのため、地域への新規来訪者や関係人口の増加に繋がるかもしれません。

また、"ヨソモノ"をきっかけに、住民自身による情報発信が増えることも考えられます。
住民による自発的な地域の情報発信が増えることで、地域全体に良い効果が生まれることは間違いないでしょう。

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まとめ

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今回は、イラストレーターのコジマユイを富田林市に巻き込むことで起きたことと"ヨソモノ"を地域に巻き込むことで感じた可能性について、ご紹介しました。

私は、コジマユイさんという"ヨソモノ"を富田林市へ呼び込んだことで、"ヨソモノ"に対する考え方が大きく変わりました。
また、コジマユイさんに関わった富田林市民の方々も、何か地域に対して意識の変化があったのではないかと思います。
まさに今回の事例は、"ヨソモノ"が街の魅力を引き出すトリガーになったものでした。

地域やコミュニティの活性化に悩む人は、全国各地に多くいると思います。
そのような人は、まずは身近な"ヨソモノ"から巻き込んでみてはいかがでしょうか?
一つの事例として、何か参考になれば嬉しいです。

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