地方公務員ブロガー 納 翔一郎~富田林INFORMATION×WORK×LIFE~

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なぜ若者は地域活動に参加しないのか?4つの視点から原因を考えてみよう!

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みなさんは、若者の地域活動への参加をどのように考えていますか?
若者は、これからの地域の未来を担う貴重な存在です。
しかし、「地域に若者がいない」や「若者が地域活動に参加しない」などが、全国共通の課題になっています。

このような現状の中で、私は地域活動をする団体から「どのようにして若者を呼ぶことが出来るのか?」と相談を受けることが多々あります。
様々な地域の若者と日頃から交流があるため、地域活動に参加しない原因を聞いてみました。

では、その内容は、どのようなことでしょうか?
今回は、なぜ若者は地域活動に参加しないのかを、4つの視点から原因を考えてみます。

若者が地域活動に参加しない原因を4つの視点から考える!

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早速、若者が地域活動に参加しない原因を考えてみましょう。
原因は様々な観点から考えることができるのですが、私は、以下の4つの視点で地域活動に参加しない原因を整理しました。

  1. 地域活動の存在を知らない!
  2. 地域活動に興味がない!
  3. 地域活動に興味はあるが、参加したくない!
  4. 地域活動に興味はあるが、参加の仕方がわからない!

地域活動の存在を知らない!

まずは、地域活動の存在を知らないことです。

そもそも地域活動の情報は、自治会での回覧や掲示板への貼り出しがほとんどです。
しかし、若者がこれらの方法で地域活動の情報を得ることは、ほとんどありません。
そのため、若者にとっては「情報がない状態」と変わらないのです。

地域活動の存在を知らない若者が情報を得ることが出来れば、地域活動に参加する可能性は十分にあります。
そのため、地域活動に参加する可能性があるターゲットとして、情報発信の方法を考え直してみると良いでしょう。

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地域活動に興味がない!

次は、地域活動に興味がないことです。

地域活動の存在は知っているが、地域活動に興味がない若者は多くいます。
その理由は様々で、主に以下の2つの理由にまとめることができるでしょう。

  • 他にしたいことがある!
  • 地域活動は面倒なもの!

地域活動に興味がない若者は、日頃から友達と遊んだり趣味を楽しんだりするなど、地域活動への優先順位は低いです。
また、地域に関わることへの面倒さを嫌う傾向もあります。
この考えを持っている若者を地域活動に巻き込むことはハードルが高いため、無理にエネルギーを使わないことをおすすめします。

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地域活動に興味はあるが、参加したくない!

次は、地域活動に興味はあるが、参加したくないことです。

このような考えを持つ若者は、地域活動に対してポジティブとネガティブの両イメージを持っており、そのうえでネガティブなイメージが勝っている状態です。
その理由は、主に、以下のようなものが考えられます。

  • 大人のやりたいことに利用されている感じがする!
  • 地域活動の参加にメリットを感じていない!
  • 地域活動をする時間がない!
  • 意見やアイデアを聞いてもらえない!

特に、大人たちのやり方を押しつけられることに抵抗を持つ若者が多い印象です。
大人のやりたいことに若者を付き合わせるのではなく、若者のやりたいことを実現させるようにすることで解消するかもしれません。

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地域活動に興味はあるが、参加の仕方がわからない!

最後は、地域活動に興味はあるが、参加の仕方がわからないことです。

これは最初にご紹介した「地域活動の存在を知らない」と同様で、若者が情報を持っていないことに原因があります。
誰をどのように入り口にして参加するのか、手続きはどうするのか、そして、何をしたら良いのかなど、見えていないものに手を出すことは難しいものです。

このような若者に対しては、うまく情報発信やコーディネートをすることで参加してもらえる可能性が非常に高くなるでしょう。
一番最初のターゲットとして、巻き込み方を考えるようにしてみてください。

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地域活動に参加している若者が感じているメリットとは?

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若者にとっても地域活動に参加することは、様々なメリットがあります。
ここでは、実際に地域活動に参加している若者から聞いたメリットについて、簡単にご紹介します。

様々な業種の人と繋がって視野が広がる!

まずは、様々な業種の人と繋がって視野が広がることです。

若者は、様々な経験値が少ないです。
そのため、どうしても目の前の仕事や出会いばかりに目を向けてしまいがちです。
しかし、地域活動を通じて様々な業種の人と繋がり、視野を広げることができるようになります。

自分自身を俯瞰的に捉え、物事の全体像を見渡せるだけの視野を手に入れることが出来れば、将来のキャリアなどもいろいろと見えてくるでしょう。
様々な出会いを通じた経験の積み重ねが、最大のメリットです。

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自己啓発や自らの成長に繋がる!

次は、自己啓発や自らの成長に繋がることです。

地域活動は、若者にとってもサードプレイスのような場になり得ます。
学業や仕事とは違う第3の場を持ち様々な経験をすることで、自己の成長に役立ちます。

特に、先ほどの「視野が広がる」も一つですが、実際の活動における経験から得ることができる学びの質と量は、非常に濃いです。
私が話を聞いた若者自身も、想像している以上に成長に繋がっている実感を持っていました。

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社会の役に立つという実感を得る!

最後は、社会の役に立つという実感を得ることです。

近年、学校の授業でもまちづくりや市民活動を考える機会が増えています。
更に、コロナ禍で若者も地域に視点が寄っている現実があります。
その中で地域活動に参加することは、「私の活動は社会の役に立っている」という充実感と達成感を与えているものです。

その結果、若者たちの自信にも繋がり、より高いパフォーマンスを発揮してもらうことにもなります。
この好循環を活かすことも、若者との付き合い方の視点として持っておくと良いかもしれません。

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若者に地域活動へ参加してもらうためには、どのようにすれば良いのか?

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では、若者に地域活動へ参加してもらうためには、どのようにすれば良いのでしょうか?
様々なポイントはありますが、その中でも私が重要だと実感している内容について、ご紹介します。

個人的な繋がりから声をかける!

まずは、個人的な繋がりから声をかけることです。

個人的な繋がりは、近くにいる身内とかでも全然構いません。
地域活動の場に若者がいる環境をつくることが大切です。

また、若者同士の情報網は、想像以上に広くて早いです。
参加した若者から他の若者へ広げてもらうことで、新しい興味・関心者を巻き込むことに繋がるかもしれません。

SNSでの発信をする!

次は、SNSでの発信をすることです。

地域活動において、SNSはまだまだ活用されていないように私は感じています。
そのため、まずは地域活動でSNSを積極的に活用してみましょう。
そして、リンクなどの活用により、ホームページや問い合わせフォームを設置してみると良いかもしれません。

しかし、仮にSNSで情報発信をするとしても、情報が伝わらなければ意味はありません。
情報が溢れる時代において、堅苦しい文章や文字ばかりのチラシ、誤ったツールなど、若者の目に止まらないことをしても意味がないのです。
そのため、きちんとしたSNS運用の知識は必要となるでしょう。

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ワクワク感を持たせるアプローチをする!

次は、ワクワク感を持たせるアプローチをすることです。

若者に「楽しそう」や「行ってみたい」という気持ちを持ってもらう意識は、とても大切です。
「何をどのようにして楽しんでもらうか?」をわかりやすく伝えることに取り組んでみましょう。

また、スキルアップなどの参加することによるメリットを示すという方法もあります。
最終的に、若者が「参加して良かった」と思えるような仕組みづくりが大切なのかもしれません。

若者のことを学ぶ姿勢を見せる!

次は、若者のことを学ぶ姿勢を見せることです。

地域活動において、「若者が扱いにくい」と感じる場面はありませんでしょうか?
当然ではありますが、そのような気持ちで若者を招くことは出来ません。
そのため、まずは世代間のギャップを大人側から埋める努力をする必要はあるでしょう。

また、地域活動でよくあるケースは、あらゆることが平日昼間に開催されることです。
若者のライフスタイルに合わせた平日の夜やオンライン会議などにおける開催も考えてみると良いかもしれません。

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年功序列を押し付けない!

最後は、年功序列を押し付けないことです。

若者は、地域活動に参加しても「自分は発言できない」と考える人もいます。
もちろん人生経験の差はあるものですが、その年齢を基準にマウントを取らないように気をつけましょう。

特に、「若者の力を借りたい」や「若者に担ってもらい」たいなどの発言は、押しつけとして若者が受け止めてしまう可能性もあります。
若者に継続して参加してもらうためにも、年齢によるギャップを押し付けないように意識してみてください。

まとめ

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今回は、なぜ若者は地域活動に参加しないのかを、4つの視点から原因を考えてみました。

まず理解してほしいことは、若者は地域活動を避けているわけではありません。
むしろ、学校の授業で「まちづくり」や「SDGs」を学ぶ機会も増え、昔よりも興味・関心を持つ若者が多くなっている印象です。

その中で若者に地域活動へ参加してもらうためには、やはり大人側の「情報発信」と「若者に対する姿勢」が重要になるのではないかと思います。
主に私の周りにいる若者から聞いた内容ではありますが、一つのご参考になれば幸いです。

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