地方公務員ブロガー 納 翔一郎~富田林INFORMATION×WORK×LIFE~

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【読書記録】『例規でわかる!1年目のための公務員六法』

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2022年3月8日に、学陽書房から『例規でわかる!1年目のための公務員六法』が出版されました。

本書は、自治体業務や働き方における条例や規則などの例規の基本的な読み方が、とてもわかりやすく解説された1冊です。
イラストやQ&A、用語解説も優しい言葉でまとめられているため、新人・若手地方公務員でも読みやすいでしょう。
地方公務員として業務上・身分上で必要最低限なルールばかりなので、これから地方公務員になる人にもおすすめです。

では、本書にはどのようなことが書かれているのでしょうか?
今回は、『例規でわかる!1年目のための公務員六法』の感想について、ご紹介します。

本書の概要と感想!

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例規でわかる!1年目のための公務員六法』(著者:宮澤 正泰 氏)
2022年3月8日発売

宮澤 正泰(みやざわ まさやす)
1981年東洋大学法学部法律学科を卒業後、千葉県習志野市役所に就職。2018年会計管理者を最後に定年退職。株式会社システムディ公会計ソリューション事業部顧問、宮澤公会計研究所代表、政府会計学会(JAGA)会員。地方監査会計技術者(CIPFA Japan)。1 級ファイナンシャル・プランニング技能士。宅地建物取引士。今までに総務省「地方公営企業法の適用に関する調査研究会」委員及び「地方公共団体における固定資産台帳の整備等に関する作業部会」委員、「今後の新地方公会計の推進に関する実務研究会」サブメンバー、「地方公会計の活用の促進等に関する研究会」委員。財務総合政策研究所「公共部門のマネジメントに関する研究会」委員、NPO 法人日本FP 協会千葉支部副支部長、東京都江東区「外部評価委員会」委員、日本公認会計士協会「地方公共団体会計・監査部会」オブザーバーなどを務める。主な著書は『公会計が自治体を変える! バランスシートで健康チェック』『公会計が自治体を変える! Part 2 単式簿記から複式簿記へ』『公会計が自治体を変える! Part 3 財務データの分析は行政改革の突破口』『自治体議員が知っておくべき新地方公会計の基礎知識』(第一法規)、『公共部門のマネジメント(共著)』(同文舘出版)、『自治体の会計担当になったら読む本』『はじめての自治体会計0からBOOK』(学陽書房)など。一般社団法人英国勅許公共財務会計協会日本支部(CIPFA Japan)から2016年度MITSUNO AWARD を地方公会計教育のへ貢献により受賞。

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本書に書いていること!

まずは目次を確認してみましょう。

  • 第1編 :「そもそものしくみ」が気になったら 行政組織のきまり
  • 第2編 :「働き方・懲戒」が気になったら 人事のきまり
  • 第3編 :「いくらもらえるか」が気になったら 給与のきまり
  • 第4編 :「自治体のお金・モノの管理」が気になったら 財政のきまり

本書は、自治体業務や働き方における条例や規則などの例規の基本的な読み方が、とてもわかりやすく解説された1冊です。
タイトルに「1年目のための」とあるように、新人・若手地方公務員にとっては、様々な疑問を解決する本でしょう。

ほとんど全ての内容が、地方公務員として働くうえで必要な知識です。
身近な法令をきちんと知っておくという意味でも、まずは本書から学び始めてみても良いのではないでしょうか?

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本書を読んだ私の感想!

本書を読んだ私の感想は、「新人・若手地方公務員は必須の基礎知識が詰まっている」でした。

組織や人事、給与、服務、財務の基本ルールや考え方が網羅されており、新人・若手地方公務員にとっては、働くうえで気になっていた疑問を解決するきっかけになるでしょう。
そして、中堅以上の地方公務員にとっては、基礎固めが出来る内容となっています。

また、法令を勉強することに対して抵抗を持つ人は多いかもしれませんが、本書は、イラストやQ&Aによる解説が非常にわかりやすく読みやすいです。
地方公務員として自信を持って働き続けるためにも、自治体業務と働き方の基本ルールを身につける1冊としてみてください。

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本書で特に私がみなさんに読んでもらいたい3つの内容!

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本書は、自治体業務や働き方における条例や規則などの例規の基本的な読み方が、とてもわかりやすく解説された1冊でした。
ここでは、本書で特に私がみなさんに読んでもらいたい3つの内容について、ご紹介します。

組織・運営

まずは、組織・運営です。
この内容は、第1編-第1章に書かれています。

行政組織条例・規則や庁議規則、職員の提案制度について、まとめられています。
組織の全体像を知るためにも、必ず知っておきたい法令知識です。

特に、条例・規則がどのような理由で存在するのか、また、それぞれがどのようなものかが解説されています。
まさに「法令の基礎」を学ぶことができる内容となっていますので、新人・若手地方公務員は必読の章です。

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給与・手当

次は、給与・手当です。
この内容は、第3編-第1章に書かれています。

地方公務員の給料や手当は、条例・規則で支給の根拠条文が明記されています。
その中でも「給与に関する条例」は一番の基礎となるので、しっかりと読み込みましょう。

特に、給料表の仕組みや手当の種類は、知っているようで知らないことが多いと思います。
自分がもらうお金について、きちんと理解するきっかけにしてみてください。

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財務

最後は、財務です。
この内容は、第4編-第1章に書かれています。

意外ときちんと知らない人が多い自治体の財務規則について、用語解説を交えながらわかりやすく解説されています。
収入・支出、歳入・歳出、予算・決算、そして、契約などの基礎を1から学びたい人に、最初に読む本としておすすめしたいです。

地方公務員として働き続けるうえで、財務の知識は欠かせません。
仕事を少しでも楽に進めるためにも、財務知識は早いうちに身につけておきましょう。

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まとめ

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今回は、『例規でわかる!1年目のための公務員六法』の感想について、ご紹介しました。

本書は、自治体業務や働き方における条例や規則などの例規の基本的な読み方が、とてもわかりやすく解説された1冊でした。
「地方公務員の基本ルールの解説書」と言っても、過言ではありません。

私のような中堅地方公務員にとっては、新人・後輩職員の育成本としても役に立つでしょう。
ぜひみなさんも本書を読んで、基本ルールを学んでみてはいかがでしょうか?

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