地方公務員ブロガー 納 翔一郎~富田林INFORMATION×WORK×LIFE~

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【読書記録】『公務員が人事異動に悩んだら読む本』

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2022年3月22日に、学陽書房から『公務員が人事異動に悩んだら読む本』が出版されました。

本書は、人事異動などの人事マネジメントの考え方や、地方公務員としてのキャリアを前向きに捉えることが出来る方法などがまとめられた1冊です。
人事異動に対する不安や悩みなどを持つ人は、必ず読むべき本でしょう。
「地方自治体の人事を知る」という意味でも、私は全ての地方公務員に読んでもらいたいと感じました。

では、本書にはどのようなことが書かれているのでしょうか?
今回は、『公務員が人事異動に悩んだら読む本』の感想について、ご紹介します。

本書の概要と感想!

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公務員が人事異動に悩んだら読む本』(著者:岡田 淳志 氏)
2022年3月22日発売

岡田 淳志(おかだ あつし)
群馬県伊勢崎市総務部職員課長補佐(兼)人事係長。キャリアコンサルタント(国家資格)。伊勢崎市生まれ。 入庁後は保険年金課に配属され、その後、一部事務組合への派遣、企画調整課、合併推進課、職員課、自己啓発等休業(東京大学大学院)、財政課勤務を経て、現職。庁内の「人事評価研修」、「キャリアデザイン研修」の講師や職員を対象にした「キャリア面談」も実施している。『月刊ガバナンス』(ぎょうせい)など雑誌への寄稿や大学での講義も担当。2000年に庁内で立ち上げた「自主研究グループ」活動をきっかけに、群馬県、さらには全国の公務員との交流を拡げ、現在は公務員のキャリア・オーナーシップに向けた支援活動や公務員のキャリアコンサルタント資格保有者とのネットワークづくりも行っている。

www.holg.jp

本書に書いていること!

まずは目次を確認してみましょう。

  • 第1章:ベテラン人事が教える 公務員の異動のリアル
  • 第2章:各部署の業務を押さえよう 自治体の仕事マップ
  • 第3章:公務員が知っておきたい キャリアの基礎理論
  • 第4章:異動・昇任という転機を活かす 自己理解のポイント
  • 第5章:仕事の意義・やりがいを見出す ジョブ・クラフティング
  • 第6章:働きがい・幸せを感じる キャリアデザイン

本書は、人事異動などの人事マネジメントの考え方や地方公務員としてのキャリアを前向きに捉えることが出来る方法などがまとめられた1冊です。
地方公務員の人事異動のリアルな現状だけでなく、キャリア形成の基礎理論などについても、わかりやすく整理された内容となっています。

特に、人事異動の仕組みやパターン、タイミングなどを理解しておくことで、今後の人事異動に対する不安や悩みが少しでも和らぐかもしれません。
全ての地方公務員必読の1冊ということは間違いありませんので、ぜひみなさん読んでください。

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本書を読んだ私の感想!

本書を読んだ私の感想は、「人事異動に対して向き合えた!」でした。

人事異動は、どれだけ上手に人事担当部局が実行できたとしても、全ての地方公務員が確実に満足するものではありません。
その中で、「どのように向き合うか?」ということが非常に大切な視点だと、私は思います。

本書は、人事異動のリアルな現状からキャリア形成の理論まで、とてもわかりやすくまとまっています。
そして、人事担当部局として人事の現場で働きながらキャリアコンサルタントの資格を持つ著者の岡田さんの言葉だからこそ、納得感と説得力がありました。
そのため私は、全ての地方公務員に本書を読んでもらいたいと、強く願っています。

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本書で特に私がみなさんに読んでもらいたい3つの内容!

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本書は、人事異動などの人事マネジメントの考え方や地方公務員としてのキャリアを前向きに捉えることが出来る方法などがまとめられた1冊でした。
ここでは、本書で特に私がみなさんに読んでもらいたい3つの内容について、ご紹介します。

自治体の人事異動には4つの理由がある!

まずは、自治体の人事異動には4つの理由があることです。
これは、第1章-2に書かれている内容です。

人事異動の理由は様々ありますが、まずは、自分なりに理由を考えてみましょう。
本書では、以下の4つの人事異動の理由が紹介されていました。

  • 職員の能力開発
  • 不正防止
  • モチベーション向上
  • 事務事業の推進

人事異動はメリット・デメリットもあり、賛否両論の議論が起きるものです。
しかし、不可避なイベントでもありますので、まずは人事異動の理由を客観的に考えてみてはいかがでしょうか?

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転職に等しい公務員の異動!

次は、転職に等しい公務員の異動です。
これは、第2章-1に書かれている内容です。

自治体の仕事は、非常に多岐にわたります。
どの部署へ異動しても「転職」と言っても過言ではないほど、業務内容が異なるでしょう。

そのため、希望する部署や業務への異動が叶わないことは、当然のように起こり得ます。
この「叶わない」をどのように捉えるのかが大切であり、楽しむか嘆くかは人それぞれです。
人事異動を少しでも前向きに捉えるためにも、本書を読んでもらいたいと私は思います。

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春が来るたびに一喜一憂しないための心構え!

最後は、春が来るたびに一喜一憂しないための心構えです。
これは、第6章-1に書かれている内容です。

人事異動は、地方公務員のモチベーションやキャリアに強く影響を与えるものです。
あなたが人事異動対象でなかったとしても、何かしらの影響はあるでしょう。

本書では、「人事異動があってもブレない自分の軸を持つことが大事」と述べられています。
希望通りの人事異動でなかったとしても、自分らしさを発揮するためのヒントを、本書から得てみてください。

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まとめ

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今回は、『公務員が人事異動に悩んだら読む本』の感想について、ご紹介しました。

本書は、人事異動などの人事マネジメントの考え方や地方公務員としてのキャリアを前向きに捉えることが出来る方法などがまとめられた1冊でした。
キャリア理論も幅広く紹介されており、人事異動や未来のキャリア形成に対するセルフコントロールのきっかけになるでしょう。

人事異動で不安や悩みが生まれるのは、やむを得ないことです。
しかし、本書を読むことで、様々なモヤモヤを解消するきっかけになることは間違いありません。
ぜひ本書をお手元に1冊置いてみておいてください。

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