地方公務員ブロガー 納 翔一郎~富田林INFORMATION×WORK×LIFE~

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【読書記録】『分かりやすい公用文の書き方[第2次改訂版]』

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2022年4月20日に、ぎょうせいから『分かりやすい公用文の書き方[第2次改訂版]』が出版されました。

本書は、公務員が様々な文書を作成する際に気を付けなければならない基本的ルール「公用文の書き方」を、分かりやすく解説した1冊です。
平成16年に初版が発刊となった『分かりやすい公用文の書き方』が、70年ぶりに改定された「公用文作成の考え方」に準拠し全面改訂したものです。
何かと文章を書く仕事が多い公務員だからこそ、本書を通じて、仕事を楽に進めるためのライティングスキルを身につけてほしい、と私は考えています。

では、本書にはどのようなことが書かれているのでしょうか?
今回は、『分かりやすい公用文の書き方[第2次改訂版]』の感想について、ご紹介します。

本書の概要と感想!

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分かりやすい公用文の書き方[第2次改訂版]』(著者:磯崎 陽輔 氏)
2022年4月20日発売

礒崎 陽輔(いそざき ようすけ)
昭和57年東京大学法学部卒業、同年自治省入省。堺市財政局長、内閣官房内閣参事官(安全保障・有事法制担当)、総務省国際室長等を経て、総務省大臣官房参事官を最後に退職。平成19年に第21回参議院議員通常選挙で当選。参議院文教科学委員長、内閣総理大臣補佐官、農林水産副大臣等を歴任。

www.bunka.go.jp

本書に書いていること!

まずは目次を確認してみましょう。

  • 序章:公用文の書き方について
  • 第1章:公用文の書き方のルール
  • 第2章:主語と述語
  • 第3章:漢字と平仮名
  • 第4章:送り仮名
  • 第5章:句読点
  • 第6章:文体
  • 第7章:項目番号及び配字
  • 第8章:名詞の列挙
  • 第9章:通知文の書き方
  • 第10章:差別用語・不快用語
  • 追補1:外来語の表記
  • 追補2:広報文の書き方
  • 追補3:コンピューターで使える漢字
  • 追補4:Wordでの段落書式の設定
  • 参考資料(常用漢字表、公用文作成の考え方、人名用漢字の変遷等)
  • 用字用語索引

本書は、公務員が様々な文書を作成する際に気を付けなければならない基本的ルール「公用文の書き方」を、分かりやすく解説した1冊です。
70年ぶりに改定された「公用文作成の考え方」に準拠した国語的な内容だけではなく、通知文や広報文の書き方なども丁寧にまとめられています。

住民や議会、団体、他自治体などをはじめ、地方公務員の仕事では様々な公用文を取り扱います。
本書を通じて、仕事の基礎・基盤である文章力を高めることができるでしょう。

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本書を読んだ私の感想!

本書を読んだ私の感想は、「実務に活きる文章術がまとまっている」でした。

みなさんは、日々の仕事の中で様々な文章を書く中で、「うまく書けない」や「どのように書いたら良いのだろうか」と悩むことはありませんか?
本書の内容は、このような悩みを解決しながら、地方公務員の実務に活きる文章術を身につけることができる1冊と言えるでしょう。

また、文章の書き方に悩んでいる時に、索引的に読んでみる方法でも良いかもしれません。
仕事を少しでも楽に進めるためにも、全ての地方公務員に本書を1冊持っておくことをおすすめします。

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本書で特に私がみなさんに読んでもらいたい3つの内容!

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本書は、公務員が様々な文書を作成する際に気を付けなければならない基本的ルール「公用文の書き方」を、分かりやすく解説した1冊でした。
ここでは、本書で特に私がみなさんに読んでもらいたい3つの内容について、ご紹介します。

分かりやすい文書の作成!

まずは、分かりやすい文書の作成です。
これは、序章に書かれている内容です。

住民などに分かりやすく伝えることは、私たち地方公務員の公務の中でも最も重要な仕事と言えます。
本書では、文章の分かりやすさの基準として、以下の3つが述べられています。

  1. 簡潔であること。
  2. 論旨が明確であること。
  3. 具体的であること。

この3つについて、それぞれが大切な理由もまとめられています。
まずは「分かりやすい文書」の基礎を学ぶためにも、ここからご一読ください。

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主語と述語!

次は、主語と述語です。
これは、第2章に書かれている内容です。

述語と述語は、文章において「当たり前」と思う人は多いでしょう。
しかし、主語を省略した日本語が多く使われている現在において、きちんと実践出来ている人は意外と少ないように感じています。

本書では、主語と述語を取り出して確認する方法や具体的な事例を通じて、主語と述語の重要性がわかりやすくまとめられています。
分かりやすい文書を作成するための基礎文章能力として、ぜひ確認してみてください。

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通知文の書き方!

最後は、通知文の書き方です。
これは、第9章に書かれている内容です。

自治体に応じて様々な通知文作成のルールはありますが、本書では、最も基本的な書き方についてまとめられています。
通知文の構成や文書番号・日付・通知先の書き方、公印の位置など、実例も見ながら学ぶことが出来ます。

私たち地方公務員は、業務の中できちんと通知文の作成方法を学ぶことはありません。
本書を通じて通知文の基礎を学び、地方公務員としての仕事力を高めてみてはいかがでしょうか?

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まとめ

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今回は、『分かりやすい公用文の書き方[第2次改訂版]』の感想について、ご紹介しました。

本書は、公務員が様々な文書を作成する際に気を付けなければならない基本的ルール「公用文の書き方」を、分かりやすく解説した1冊でした。
公務員の実務に活きる文章術がまとめられているため、みなさんの役に立つことは間違いないでしょう。

また、公務員でない人であったとしても、本書に書かれている内容は基礎的な文章術であるため、学べることも多いです。
ぜひみなさんも、読んでみてください。

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