地方公務員のみなさんは、「SNSリスクマネジメント検定」という検定をご存知でしょうか?
私は令和4年5月に受講し、無事に試験を合格しました。
本受講・試験を通じて、SNSに対するリスクを1から全て学び直すことが出来ました。
普段のリスク管理が大切で、そして、リスクを住民へ伝えていく立場でもある地方公務員にとって、とても相性の良い検定だと思います。
では、どのような検定試験なのでしょうか?
今回は、SNSのリスクを学ぶために地方公務員におすすめしたい「SNSリスクマネジメント検定」について、ご紹介します。
「SNSリスクマネジメント検定」とは?
「SNSリスクマネジメント検定」では、どのようなことを学べるのでしょうか?
ここでは、「SNSリスクマネジメント検定」の概要と内容について、ご紹介します。
「SNSリスクマネジメント検定」の概要!
まずは、「SNSリスクマネジメント検定」の概要です。
「SNSリスクマネジメント検定」は、一般社団法人SNSエキスパート協会が開発・提供する検定プログラムです。SNSを活用するすべての学生・社会人の炎上リスクを軽減するため、基礎知識やトラブルの対応方法を正しく身に付けることを目的としています。
(引用:一般社団法人SNSエキスパート協会公式ウェブサイト)
本検定は、オンラインでの講座約50分、認定試験30分という短時間で取り組める検定試験です。
費用は1人11,000円かかりますが、検定試験合格後は「SNSリスクマネジメント検定認定」という文言やロゴを、ウェブサイトや名刺、履歴書に記載することが可能となります。
「SNSリスクマネジメント検定」で学べること!
次は、「SNSリスクマネジメント検定」で学べることです。
「SNSリスクマネジメント検定」では、以下のように、目次が設定されています。
- 第1章:SNSとは
- 第2章:SNSを利用する心構え
- 第3章:SNSのリスクを知る
- 第4章:炎上やトラブルの予防策
- 第5章:炎上やトラブルの対応策
- 補章:炎上やトラブルの予防と対策(SNS担当者編)
第1章でSNSの基礎知識、第2章と3章でSNSのルール・マナーとリスクの紹介、そして、第4章と第5章で炎上やトラブルの仕組みと予防・対応がまとめられています。
いずれの講義も非常にわかりやすく、また、PDFデータで復習も出来るため、知識として定着しやすいでしょう。
また、補章も具体的でとても理解しやすく、地方公務員のSNS運用においても応用が効く内容です。
「SNSのリスクを何となくしかわかっていない」や「自治体として、また、個人として何に気をつけたら良いか」という地方公務員にとっては、体系的に学ぶことが出来る良い検定試験でしょう。
一般社団法人SNSエキスパート協会とは?
最後に、一般社団法人SNSエキスパート協会についても、少しご紹介します。
SNSエキスパート協会は、SNSに関する知識やノウハウを体系的に学べる機会を提供しています。
本記事でご紹介している「SNSリスクマネジメント検定」だけでなく、SNSマーケティングの知識や方法を学ぶことができる「SNSエキスパート検定」も行っています。
SNSは日常的に欠かせないものとなり、正しい知識や理解が必要不可欠になっています。
しかし、なかなかSNSのことを学ぶ場や機会はありません。
SNSエキスパート協会は、このような課題に向き合いながら、講座や検定を実践しているそうです。
「SNSリスクマネジメント検定」を地方公務員におすすめしたい理由とは?
では、なぜ私が「SNSリスクマネジメント検定」を地方公務員におすすめするのでしょうか?
ここでは、その理由をご紹介します。
SNSのリスクを知るため!
まずは、SNSのリスクを知るためです。
SNSは、運用していても運用していなくても、同様のリスクを抱えています。
炎上や風評被害、デマの拡散など、知っておかなければならないことは非常に多いでしょう。
特に地方公務員は、このようなリスクを住民へ伝えていく必要もあります。
知識だけでなく事例も踏まえたわかりやすい解説だったので、多くの人に学んでほしい内容でした。
炎上の仕組みを知ることで「知らない怖さ」がなくなるため!
次は、炎上の仕組みを知ることで「知らない怖さ」がなくなるためです。
「SNSリスクマネジメント検定」では、炎上の仕組みについて、フロー図でわかりやすくまとめられていました。
そして、炎上の仕組みを知ることで、予防すべき点や炎上した際の対応策を学ぶことが出来るものでした。
特に、補章では、実務的で具体的な炎上の予防・対策の事例が載っており、地方公務員の実務現場でも応用できるでしょう。
炎上に対して漠然とした怖さを持っている地方公務員は、ぜひ勉強してみてください。
まとめ
今回は、SNSのリスクを学ぶために地方公務員におすすめしたい「SNSリスクマネジメント検定」について、ご紹介しました。
SNSは、誰しもが使えるインターネット上のサービスであり、炎上や風評被害、デマの拡散などのリスクが伴うものです。
私たち地方公務員が「SNSのリスク」をきちんと理解し、地方自治体のSNSアカウントや個人のアカウントを運用することは、とても重要と言えるでしょう。
また、SNSアカウントを保有していない場合でも、「SNSのリスク」はあります。
そのため、SNSを運用していない地方公務員に対しても、「SNSリスクマネジメント検定」をおすすめしたいです。