近年、仕事や活動などにおいて「巻き込み力」が注目されていますが、「巻き込まれ力」も注目されていることはご存知でしょうか?
実は、「巻き込み力」よりも「巻き込まれ力」の方が重要であり、流れに身を任せるよりも自ら巻き込まれにいくことの大切さが問われています。
「巻き込まれ力」は誰しもが持っている力であり、誰しもがコントロールできる力です。
私は、他人に巻き込まれるために常に意識していることがあり、巻き込まれることを楽しみながらコントロールしています。
では、それはどのようなことでしょうか?
今回は、他人に巻き込まれるために、私が意識している4つのことについて、ご紹介します。
なぜ他人に巻き込まれる力が必要なのか?
まずは、なぜ他人に巻き込まれる必要があるのかについて、考えてみます。
「巻き込まれ力」について、ぜひ考えるきっかけにしてみてください。
経験と繋がりを得ることが出来るため!
まずは、経験と繋がりを得ることが出来るためです。
他人に巻き込まれることで行動へと繋がるため、様々な経験を得ることが出来ます。
特に、自分の得意でない領域であれば、苦手意識解消や成長にも繋がるかもしれません。
また、新たな出会いや繋がりを通じて、今まで知らなかった知識や価値観が広がります。
この経験や繋がりの積み重ねこそが、将来の自分の力へとなることは間違いないでしょう。
挑戦へのチャンスを広げるため!
次は、挑戦へのチャンスを広げるためです。
仕事や巻き込まれる機会は、何もしなくても得ることができるでしょう。
しかし、受け身の姿勢で巻き込まれることは、得ることができる経験や繋がりは弱いです。
自ら他人に巻き込まれることで、多くの経験や繋がりを得て、自己実現のチャンスを得ることができるかもしれません。
そして、経験や繋がりを活かして、新しい挑戦をしてみてください。
「巻き込み力」を身につけるため!
次は、「巻き込み力」を身につけるためです。
「巻き込み力」を強くするためには、「巻き込まれ力」も強くする必要があると私は考えています。
この2つの力は一対のものであるため、呼応する形で強くなっていくでしょう。
また、「巻き込み力」を持つ人の近くには、「巻き込まれ力」を持つ人が必ずいます。
どのように巻き込まれているのかを、観察してみても良いと思います。
嫌なことに巻き込まれない方法を知るため!
最後は、嫌なことに巻き込まれない方法を知るためです。
「巻き込まれ力」を身につけることで、自分の興味・関心や出来ることなど、自分の立ち位置や強み・弱みなどの自己分析にも繋がります。
その結果、「自分にはどのようなことが出来るのか」「どこまでが限界か」の理解が深まるでしょう。
また、様々な場に巻き込まれ続けることで、巻き込む人の心理を理解できるようにもなります。
巻き込む人の心理を理解することで、巻き込まれない方法や判断基準を知ることに繋がっていくでしょう。
他人に巻き込まれるために私が意識している4つのこと!
「巻き込まれ力」は、誰でも身につけることができます。
少し意識を変えるだけで、すぐにでも実践は可能です。
ここでは、効果的に他人に巻き込まれるために、私が意識している4つのことをご紹介します。
情報のアンテナを広げ、好奇心を持って行動する!
まずは、情報のアンテナを広げ、好奇心を持って行動することです。
そもそも他人に巻き込まれるためには、情報のアンテナを広げておく必要があります。
自分の情報網に限界があると感じる場合は、人脈を広げることやSNSでいつもと違うキーワード検索をしてみると良いでしょう。
そして、情報を得るだけではなく、実際に行動を起こすことがとても重要です。
多くの情報をインプットしたうえで、自分が参加しやすい、または、興味のあるものから巻き込まれてみることから始めてみてください。
興味がある分野の情報発信をする!
次は、興味がある分野の情報発信をすることです。
情報発信が得意でないとしても、興味がある分野の自己開示をしておくことは効果的です。
仕事のチャンスが増えるだけでなく、相手側から興味がある分野に関する案件の声がかかるかもしれません。
逆に、興味がある分野の情報発信をしない人は、巻き込む側の立場としては「何に興味があるか?」を理解することができません。
そのため、自分の望む巻き込まれ方でチャンスを得るためにも、興味のある分野だけでも自己開示をするように心がけてみましょう。
与えられたことに興味を持ってみる!
次は、与えられたことに興味を持ってみることです。
巻き込まれるときは、自分の興味・関心のあることばかりではありません。
自分にとって、不本意な巻き込まれ方をすることもあります。
特に地方公務員は、不本意な人事異動や仕事の振られ方をしていると感じている人も多いのではないでしょうか?
しかし、興味・関心がないことも含めて仕事です。
そして、その仕事に責任を持って臨む人こそ、好きな仕事を手にするチャンスが与えられるものだと、私は考えています。
そのため、与えられたことに興味を持ってみることから、少しずつ始めてみると良いのではないでしょうか。
徹底的にパクる!
最後は、徹底的にパクることです。
自分の興味がある分野で行動を起こして巻き込まれている人の動き方を、徹底的に真似をするというものです。
「どのような行動を起こせば、どのように巻き込まれることができるのか」を勉強してみると良いでしょう。
また、徹底的に真似をして行動を起こすことで、同じ分野に興味を持つ仲間が増えるでしょう。
そのため、まずは小さなことから真似をするところから始めてみてください。
他人に巻き込まれるときに注意してほしい2つのこと!
他人に巻き込まれるためには、様々な意識するポイントがあります。
しかし、他人に巻き込まれるときに注意してほしいこともあるのです。
ここでは、そのポイントを2つご紹介します。
何が何でも巻き込まれたら良いというものではない!
まずは、何が何でも巻き込まれたら良いというものではないことです。
「巻き込まれ力」のある人は、どこに巻き込まれるのかを選ぶ力がある人です。
自分の軸の範囲で、共感できることだけに巻き込まれているのです。
そのため、「なぜここに巻き込まれるのだろうか?」という問いを持つようにしてみてください。
巻き込まれる意味をきちんと持つことで、興味・関心や行動の幅も広がるでしょう。
一度首を突っ込んだことは真っ当する!
次は、一度首を突っ込んだことは真っ当することです。
相手から強引に巻き込まれた場合は、手を引いても構いません。
しかし、自分の意思で巻き込まれた場合は、途中で手を引くような行動をしないようにしましょう。
途中で手を引くような行動は、今後の信頼関係にも関わります。
また、「途中で手を引く人」というレッテルを貼られる可能性もあり、他の活動にも影響を及ぼすかもしれません。
そのため、一度首を突っ込んだことは、最後まで真っ当するようにしましょう。
まとめ
今回は、他人に巻き込まれるために、私が意識している4つのことについて、ご紹介しました。
一般的に「巻き込み力」が大切だと言われることが多いですが、私は「巻き込まれ力」の方が重要だと考えています。
なぜなら、巻き込まれることが上手な人がいるからこそ、巻き込む人がいるという考えているからです。
そして、「巻き込まれ力」は、誰しもが高めることのできる力です。
ぜひ本記事を一つの参考に、自分の意思を持った巻き込まれ方を探求してみてはいかがでしょうか?