新型コロナウイルス感染症が流行して、早数年が経ちました。
世界的にZOOMやTeamsなどのオンラインを活用した対話が一般的となり、オフラインでの活動はコロナ時代へ突入する前と比較すると、間違いなく少なくなっています。
オンラインは様々な効果を生み出しており、メリットも非常に大きいです。
しかし、オンラインに依存し過ぎて、本来のオフラインが持つ価値を見失っている人はいませんでしょうか?
私は、オンラインの時代だからこそ、オフラインでの動き方や使い方がとても重要になっていると考えています。
では、どのようなことでしょうか?
今回は、オンライン時代だからこそ、私が意識的に実践している4つのオフラインの動きについて、ご紹介します。
オンラインとオフラインの価値を整理する!
まずは、オンラインとオフラインのそれぞれのメリット・デメリットを整理して、価値を理解しましょう。
そのうえで、目的意識を持って、行動を起こしていくことが大切となります。
オンラインのメリット・デメリット!
まずは、オンラインのメリット・デメリットです。
簡単にご紹介すると、以下のようなものがあげられます。
▼メリット
・簡単に知識や繋がりを得ることができる
・参加する場所を選ばない(移動コストなし)
・スキマ時間の活用 など
▼デメリット
・温度感がわかりにくい
・発言のタイミングが掴みにくい
・自信のない意見を控えてしまいがち など
オンラインの最大の特徴は、どの場所でも参加できることです。
今までは現地へ行かなければ参加できなかったようなセミナーやイベントも、オンラインを通じて参加できるようになってきています。
特に、子育てをしている方などをはじめ、普段なかなか外に出れなかった人たちにとっては、オンラインにより大きな変化が生まれたと言えるでしょう。
その反面、一つの画面での対話となるため、温度感が分かりにくかったり、発言しにくいというデメリットもあります。
「オンラインは便利!」と思う人も多いと思いますが、デメリット部分を強く感じている人が存在することも、理解しておきましょう。
オフラインのメリット・デメリット!
次は、オフラインのメリット・デメリットです。
簡単にご紹介すると、以下のようなものがあげられます。
▼メリット
・熱量がわかる
・対話で深掘りができる
・自分の五感で場を感じることができる など
▼デメリット
・移動コストがかかる
・移動時間がかかる
・現地に行かなければならない など
オンラインとは違い、オフラインは現地へ行く必要があります。
そのため、お金持ち時間もかかるというデメリットがあるのです。
しかし、現地へ行くからこそ体感できる実情や熱量、体験があります。
自分の五感で感じたことは、なかなか忘れることがありません。
現代のようなオンラインが一般的な時代だからこそ、みなさんもオフラインのメリットを改めて考えてみてください。
オンラインとオフラインの価値を整理する!
最後に、オンラインとオフラインの価値を整理します。
オンラインとオフラインのメリット・デメリットを理解した後は、それぞれの価値を整理してみましょう。
私は、以下の3つの問いを、不定期に自問自答しています。
- オンラインだからこそ今できること
- オフラインでなければできないこと
- オンライン・オフラインだからこその付加価値
オンラインが一般的になったとはいえ、社会は常に流動的です。
そのため、不定期に問い直すことが、大切だと言えるでしょう。
みなさんも、ぜひ一度、自問自答をしてみてください。
なお、私は、オンラインとオフラインの位置付けを、以下のようにも整理していますので、簡単にご紹介します。
知識を得るならオンライン、体験・体感するならオフライン。
広く繋がりを得るならオンライン、深く濃い繋がりを築くならオフライン。
私がオンライン時代に意識的に実践している4つのオフラインの動き!
オンラインとオフラインの価値を理解した上で、きちんと目的意識を持ち、活動することがより大切になりました。
ここでは、私がどのような意識を持ってオフラインの行動を起こしているのか、ご紹介します。
なお、ここでご紹介する全ての行動は、厚生労働省が公表している新型コロナウイルス感染症対策をきちんと実践したうえで、行っています。
会いたい人に会いに行くツアー!
まずは、会いたい人に会いに行くツアーです。
私は様々なオンライン活動を通じて、全国各地に多くの繋がりを得ることが出来ました。
そのオンラインで得た繋がりを深めるためにも、直接会うことにこだわっています。
オンラインで繋がった後に初めてオフラインで会うと、「はじめまして」の感覚がありません。
それは、オンラインが「出会いの前倒し」と言われているためです。
そして、オフラインで会うことにより、個性がわかり、深く仲良くなっていくのです。
"ヒト"から始まる観光を楽しむ!
次は、"ヒト"から始まる観光を楽しむことです。
今までの観光地選びは、観光地や飲食店を基準に考えていました。
しかし、全国各地に繋がりが生まれたことにより、現地の人に会いに行き、その人の"おすすめ"を基準に案内してもらうようにしています。
つまり、観光マップに載っていないようなスポットや飲食などの体験を楽しむというものです。
もしかしたらwithコロナ時代は、"ヒト"から始まる観光が主流になるかもしれません。
つまり、自分のファンになり訪ねてきてもらうことで、将来的に富田林市の観光にも微力ながら力になれるのではと思いました。
その可能性を追求するためにも、まずは自分が行動者となって、様々な視点や感覚を身につけていきたいです。
現地視察で理解を深める!
次は、現地視察で理解を深めることです。
私は、オンラインで知識として得た様々な事例を、休暇を活用しながら自身の目で現地へ赴き、視察しています。
現地の人にも積極的に声をかけて、生の声を聞いています。
この実践により、インプットの解像度を上げることができています。
時には、現地に繋がっている地方公務員に案内をお願いすることもあり、より理解が深まることもあります。
地域と仕事に活かす!
最後は、地域と仕事に活かすことです。
オンラインを通じてインプットした知識・経験を、地域や仕事の場でアウトプットしてみましょう。
知識・経験を自分だけのものにせず地域に還元できることは、地方公務員の醍醐味ではないでしょうか?
もちろん、いきなりアウトプットが上手くいくことはありません。
小さなことから継続したインプットとアウトプットを繰り返すことで、自ずと良い方向に向かうと、私は信じて行動しています。
まとめ
今回は、オンライン時代だからこそ、私が意識的に実践している4つのオフラインの動きについて、ご紹介しました。
- 会いたい人に会いに行くツアー!
- "ヒト"から始まる観光を楽しむ!
- 現地視察で理解を深める!
- 地域と仕事に活かす!
オンラインが一般的な時代になったからこそ、オフラインの価値が注目されています。
みなさんも、ぜひ一度、オンラインとオフラインの価値について、整理してみてください。
また、その価値を活かすための方法は多々ありますので、本記事は一つの参考として、ご覧ください。
誰かの行動の後押しになれば、嬉しく思います。