地方公務員ブロガー 納 翔一郎~富田林INFORMATION×WORK×LIFE~

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【読書記録】『公務員のための人材マネジメントの教科書 部下を育て活かす90の手法』

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2019年11月15日に、ぎょうせいから『公務員のための人材マネジメントの教科書 部下を育て活かす90の手法』が出版されました。

本書は、部下を活かし育てるために知っておくべき「人材マネジメント」の90の手法がまとめられた1冊です。
公務員の基本や新人の育て方、モチベーションを引き出す方法など、上司の立場である公務員にとっては、とても役に立つ内容になっているでしょう。
後輩育成を実践する私にとっても、現場レベルで参考になることがたくさん書かれていました。

では、本書にはどのようなことが書かれているのでしょうか?
今回は、『公務員のための人材マネジメントの教科書 部下を育て活かす90の手法』の感想について、ご紹介します。

本書の概要と感想!

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公務員のための人材マネジメントの教科書 部下を育て活かす90の手法』(著者:高嶋直人 氏)
2019年11月15日発売

高嶋 直人(たかしま なおひと)
早稲田大学政治経済学部卒業。人事院採用、外務省在ウイーン日本政府代表部一等書記官、人事院主任法令審査官、同研修指導課長、同国際課長、同総務課長、立命館大学大学院教授、人事院公務員研修所主任教授、財務省財務総合政策研究所研修部長などを経て現職。これまで多数の自治体、民間企業において「マネジメント」「リーダーシップ」「働き方改革」「ハラスメント防止」「コンプライアンス」等の研修講師を務める。主著に『公務員のためのハラスメントゼロの教科書』、『公務員のための人材マネジメントの教科書』、『公務員のためのハラスメント防止対策』、『若手公務員の作法』(全てぎょうせい)等がある。月刊ガバナンス(ぎょうせい)に『働きがい改革』連載。

www.jihyo.co.jp

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本書に書いていること!

まずは目次を確認してみましょう。

  • 第1章:新人を育てる20の手法
  • 第2章:部下を伸ばす50の手法
  • 第3章:モチベーションを引き出す20の手法

本書は、部下を活かし育てるために知っておくべき「人材マネジメント」の90の手法がまとめられた1冊です。
新人を育てること、部下を伸ばすこと、そして、モチベーションを引き出すことの3つに絞って整理されているため、とても読みやすく理解しやすいでしょう。

特に、管理職世代にとっては、いつでも索引できるよう職場に1冊置いておくことをおすすめします。
「公務員向けOJTマニュアルの決定版」とも言われている本書を上手く活用して、職場内の人材マネジメントを実践してみてください。

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本書を読んだ私の感想!

本書を読んだ私の感想は、「仕事が忙しい管理職世代ほど読んでもらいたい」でした。

管理職世代は、幅広い調整業務やタスク管理など普段の仕事がとても忙しいです。
そのため、人材マネジメントの実践を行っている管理職世代は、そこまで多くないのではないかと推察できます。

しかし、若手公務員に対する人材マネジメントをきちんと行うことで、組織は元気になっていくものだと私は考えています。
そして、組織が元気で活力のある自治体は、街も元気な印象を受けています。
普段の仕事が忙しい管理職世代だからこそ本書のような人材マネジメントのマニュアル本を頼りに、街のためにも人材マネジメントの実践を行ってみてほしいと思います。

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本書で特に私がみなさんに読んでもらいたい3つの内容!

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本書は、部下を活かし育てるために知っておくべき「人材マネジメント」の90の手法がまとめられた1冊でした。
ここでは、本書で特に私がみなさんに読んでもらいたい3つの内容について、ご紹介します。

組織のビジョンを理解させる!

まずは、組織のビジョンを理解させることです。
これは、第1章に書かれている内容です。

公務員は、組織のトップが数年に一度変わる可能性があるため、組織としてのビジョンが見えにくいです。
そのため、いまいち組織のビジョンを理解していない公務員も多くいるのではないでしょうか?

ビジョンの理解は、組織に対する貢献意識を育てるだけでなく、公務員自身の働きがいや人生を豊かにするきっかけにもなり得ます。
そのため、組織のビジョンを細かく伝え続けることが、とても大切なのだと考えられます。

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自分を基準としないこと!

次は、自分を基準としないことです。
これは、第2章に書かれている内容です。

人はどうしても、自分の価値観や感覚に似た人を高く評価し、好感を持ちやすいです。
しかし、部下の成長のためには、自分基準で評価をせずに、それぞれの個性を伸ばすことが重要でしょう。

本書では、「自分色に染めるという指導方法には問題があります」と述べられています。
公務員組織においては、まだまだ上司から部下へ押しつけ型の育成をしている人も見受けられます。
そのため、本書をきっかけに、自分を基準としない育成方法に気付いてもらえると嬉しく思います。

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組織外の活動を応援する!

最後は、組織外の活動を応援することです。
これは、第3章に書かれている内容です。

業務時間外や土日などを含め、自治体の枠組みを超えた勉強会や交流会が、全国各地で盛んに行われています。
組織外の活動では、多くの繋がりを得るだけでなく、知識の広がりや多様な価値観も得ることが出来ます。
その結果、仕事における視野・視座も広がるでしょう。

そのため、管理職世代の人たちには、このような組織外の活動に参加する部下を応援してもらえたら嬉しく思います。
本書では、組織外の活動に参加する部下を応援する必要性がまとめられていますので、ぜひご覧ください。

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まとめ

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今回は、『公務員のための人材マネジメントの教科書 部下を育て活かす90の手法』の感想について、ご紹介しました。

本書は、部下を活かし育てるために知っておくべき「人材マネジメント」の90の手法がまとめられた1冊でした。
まさに、管理職世代にとっては、部下を育てるためのマニュアル本のような内容となっています。

今後、日々変化を続ける社会情勢や多様化・複雑化する住民ニーズに対応していくためには、管理職世代の人材マネジメントが重要になると言っても過言ではありません。
組織の「人材」を「人財」へ変化させるためにも、ぜひ明日からでも人材マネジメントを意識して実践してみてはいかがでしょうか?

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