地方公務員ブロガー 納 翔一郎~富田林INFORMATION×WORK×LIFE~

【2022.12.28更新終了】地方公務員のこと、富田林市のこと、公務員本の読書記録などを書くブログです。

【読書記録】『通る起案はここが違う!公務員の文書起案のルール』

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2022年9月21日に、学陽書房から『通る起案はここが違う!公務員の文書起案のルール』が出版されました。

本書は、若手地方公務員が知っておきたい文書起案の基礎や目的、例文などがまとめられた文書起案のマニュアル本となる1冊です。
文書起案に自信がない人や手軽に文書起案を学び直したい人にとって、とてもわかりやすく読みやすい内容となっています。
私も文書起案に対しては苦手意識を持っていましたが、本書を読むことで、少し自信を持つことが出来ました。

では、本書にはどのようなことが書かれているのでしょうか?
今回は、『通る起案はここが違う!公務員の文書起案のルール』の感想について、ご紹介します。

本書の概要と感想!

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通る起案はここが違う!公務員の文書起案のルール』(著者:澤 俊晴)
2022年9月21日発売

澤 俊晴(さわ としはる)
広島修道大学国際コミュニティ学部教授。1972年広島市生まれ。1996年広島県入庁。総務局総務課で条例案・規則案などの審査を担当。広島・島根地域の自治体職員による自主勉強会である「ひろしまね自治体法務研究会」代表を務める。2018年に広島県を退職後、山陽学園大学地域マネジメント学部准教授。2022年4月から現職。大学での研究・教育活動の傍ら、全国の自治体からの依頼により、職員向けの研修の講師も務めている。

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本書に書いていること!

まずは目次を確認してみましょう。

  • 第1章:一生役立つ文書作成力を身に付ける!文書のきほん
  • 第2章:流れを覚えてスイスイ進める!文書処理の手順
  • 第3章:これだけは覚えたい!文書の書き方のルール
  • 第4章:誰にとっても分かりやすい!伝わる文書を作るコツ
  • 第5章:文例で分かる!代表的な文書の書き方

本書は、若手地方公務員が知っておきたい文書起案の基礎や目的、例文などがまとめられた文書起案のマニュアル本となる1冊です。
文書起案事務の流れやルールなど、文書起案で押さえておきたいポイントがわかりやすくまとめられています。

また、伝わる文書のコツや文書の具体的事例も紹介されており、実務に活かせる内容も多く書かれています。
日々の仕事を少しでも楽にするための仕事術が詰まっているため、特に若手地方公務員は必読です。

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本書を読んだ私の感想!

本書を読んだ私の感想は、「基礎を押さえて仕事の負荷を減らすことができる1冊」でした。

文書起案は、多くの地方公務員が経験する仕事であり、苦手意識を持つ、もしくは、手間がかかると感じられる仕事でもあります。
しかし、本書を通じて、文書起案の基礎とルール、コツを身につけることで、苦手意識の解消と効率の良い文書起案事務へと繋がるでしょう。

また、伝わる文書起案を実践することで上席の起案内容の理解も深まり、仕事における自己実現にも繋がるかもしれません。
基本的な事務仕事だからこそ正しい知識とスキルを身につけて、明日からの仕事を進化させてみてください。

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本書で特に私がみなさんに読んでもらいたい3つの内容!

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本書は、若手地方公務員が知っておきたい文書起案の基礎や目的、例文などがまとめられた文書起案のマニュアル本となる1冊でした。
ここでは、本書で特に私がみなさんに読んでもらいたい3つの内容について、ご紹介します。

情報公開を前提に文書を作成しよう!

まずは、情報公開を前提に文書を作成することです。
これは、第1章に書かれている内容です。

私たち地方公務員が作成する公文書の全ては、情報公開制度により広く公開することとなっています。
また、公開する情報は紙に限らず、電子ファイルやメール・チャットも対象となるのです。

そのため、情報公開を踏まえて文書を作成するという認識が、とても大切となります。
本書を通じて、情報公開制度の役割や情報公開請求への対応について、理解を深めてみてください。

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文書の取扱いの大原則は四つ!

次は、文書の取扱いの大原則は四つあることです。
これは、第2章に書かれている内容です。

文書処理には、基本的な流れがあります。
本ページでは、その流れと原則について、わかりやすく整理されていました。

  • 法令適合の原則
  • 責任処理の原則
  • 即日処理の原則
  • 情勢適応の原則

これらの4つがどのようなものかが、具体的にまとめられています。
どの内容も必要な視点と知識になりますので、ぜひ本書から学んでみてください。

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代表的な文書の書き方!

最後は、代表的な文書の書き方です。
これは、第5章に書かれている内容です。

伺い文や照会文、通知文、依頼文、復命書、要綱、契約書など、実務の中で多く作成する文書の書き方が、事例を交えてわかりやすく紹介されています。
本書の約3分の1の割合を占める本内容は、とても充実したものでした。

特に、新人地方公務員にとっては、大きな助けとなることは間違いないでしょう。
行政文書のイロハを学びたい人にとっては、必読の第5章です。

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まとめ

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今回は、『通る起案はここが違う!公務員の文書起案のルール』の感想について、ご紹介しました。

本書は、若手地方公務員が知っておきたい文書起案の基礎や目的、例文などがまとめられた文書起案のマニュアル本となる1冊でした。
特に、若手地方公務員にとっては、日々の仕事を助けてくれる本となるでしょう。

文書起案事務は研修等で学ぶ機会がほとんどなく、近くの先輩職員や今までの文書を参照しながら仕事をしている人が多いと思います。
そのような事務だからこそ、本書を読みながら基礎とルールをきちんと学んでみてください。

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